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黒髪赤目の忌み子は英雄を目指しダンジョンの最奥を目指す  作者: 春アントール
英雄とは、戦いの中で生まれる者だ
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戦地宣言【ルロック】

「ええ〜皆様に大変絶望的なお話がございます。

ですのでわたくしルロック、直々に皆様にお教え差し上げます」


 そう言って壮大そうな物言いで、恐ろしいことを皆に伝える。

あ、そうそう、私はペルソナ様に助けていただきながら、無事ヘルヴェティアを抜けました。


「皆様、5000年前の最強は、誰だかご存知ですか?

それは、氷の魔王『ネーヴェ』しかし、彼の娘は……より強い。

ミスリル級冒険者『フブキ シュレンド』彼女を私たちは見つけました。

そして、仲間になってくれるようです。

我々の、世界征服の片棒を担いでくれると仰ったのです。

本日の夕刻より、我々は戦いの場を設けます。

剣聖の跡地に、我らが剣聖と我らの賢者!

サーラー跡地に黒魔女と麗しきメイド!

ネルカートと他大陸を繋ぐその水路にも我々は現れます。

東の港に私スピーカーと仮面の魔族

西の港に………氷鬼と黒竜が

さぁ?皆様如何されますか?

我々に勝利を収めてご覧なさい、名を挙げたくばかかってらっしゃい。

我々を倒したものの名を、後に『英雄』と呼ぶのです!!

さぁさぁさぁ!!守護者!勇者!英雄!キメラ!竜!なんでもかかっていらっしゃい!

我ら来る者拒まず、叩き潰して見せましょう!!」


 そう言って、私は言葉を全土に散りばめた。


「……おつかれ〜ルロック、ほんと助かるよ」


「では、我らは東の港へ赴こうぞ」


「私は西やね、黒竜、背中に乗っけてな?

いやー、懐かしいわ、よく竜王のザクラさんに乗っけてもらったわ……」


「わお、とんでもない人に乗ってるんだな……俺じゃガッカリするかなぁ?」


「……ゆくぞ、ラヴハート」


「かしこまりました……ザン様」


「私と剣聖で、果たして何人倒せるかな?」


「分からないねぇ!

でも!僕たちを倒すには手を取り会わないと!

そしたら、僕達は死ぬんだ!それで!世界を平和に少しだけするんだ!

信頼を!手を取り合って!そして!掴むんだ!平和を!」


 歪んだ笑みを浮かべる彼の負い立ちを知れば、仕方ないとも言える。


「……んじゃ、じゃーね、剣聖とか、皆。

寿命の7分の2を君たちと過ごせておもろかったで。じゃーね」


 氷の鬼が、そう言って去った。

あの子は、私達の助け舟だ。

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