表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

歯車を回せ


ロボットを皆さんはご存知だろうか。SFなどの作品ではお馴染みのロボット。

地球外生命体に対抗するロボットをはじめとし、ロボット同士が戦う話や、ロボットの中に人間が入って戦うお話もあるほど昔から人気なのがロボットだ。


 なぜロボットの話をするかと言うと私は現在ロボットと住んでいるからだ。

こう言うと頭が沸いた人間だとか病院に行けとか工学部乙!とか私のことを言うだろう。だが私のところにロボットがいるのは夢でも嘘でもない。本当のことなのだから。


 まずは私のところにロボットがいるのか、そこから説明しよう。

 西暦xx年…というのではなく2週間前に私はど田舎の自宅のリビングのソファーにゴロンと寝転がっていた。アニメをまったく放送していない田舎のテレビ欄にいちゃもんをつけながら「なにか良いことないかな」と当時の私は馬鹿に何も考えないで呟いていた。

 「ここでロボットとか庭の離れに落ちてこないかな〜」とか「前に友人と観たロボットと人間の友情とか良かった」とか思いながらソファーからはみ出した足をブラブラさせていたのだった。


 その時からロボットにハマっており、なんでもかんでもロボット!、口を開けるとロボット!と私はロボット漬けの毎日を送っており、ついポロリと「暇だ!神様仏様ロボット様お願いいたします!私のところにロボットがきてくれますように!」と叫んでいた。

 神様がOKを出したのか私のロボット愛が神さまに届いたのかはわからないが、突如裏庭の方からドガァァアアンと大きな音がした。

「な、なに?爆竹?」と音がした裏庭の方に向かって走って行った。


 人間は自分の予想を上回ることが起こるとパニックを起こすのではなく冷静になれるものなのだな。と私は冷静になりながら多分爆音の原因を見ていた。

 我が家のただ無駄に広い裏庭にロボットがいたからだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ