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  作者: NA³
ハジマリ
2/4

出会い 校内写生大会《2》

そして時間は過ぎ、お昼休憩となった。

「お、来たぜ。」

「えへへ。羽那ちゃん絵進んでる?」

「私あと1時間もあれば完成できそうやよ。」

とはいえ羽那は半分も進んでいない。

「ねぇ、弁当食べようよ。」

そこに菜々子が口を開いた。

「そうやね、私もうおなかペコペコ。菜々ちゃんもどうぞ。」

「今片づけるね。」

散らかしっぱなしのレジャーシートを片づけ、

3人が座ってお弁当を食べられるようにした。

「そういえば菜々子、菜々ちゃんとしゃべったことないかも。」

菜々子が話し出した。

「菜々も菜々子ちゃんとしゃべったことないわ。」

「・・・どっちとも仲いいのは私だけみたいやね。」

「だって羽那部活一緒じゃん。」

「朝練の時だよね、仲良くなったの。」

菜々ちゃんの方に視線を変えて言う。

「うん。たまたま隣にいたんだよね。」

菜々子はふ~んとしか言わなかった。

そこにいったん沈黙が流れたが

すぐに羽那が話し出す。

「そういえば、菜々ちゃんも「嵐」好きって言ってたよね?」

「え?嵐好きなん?!!!」

菜々子が即答した。

「うん。菜々「嵐」大好き。」

嵐はこの頃流行っていた男性5人のアイドルグループ。

羽那は特に興味がなかった。

「えぇっ!マジで?!嵐誰が好き?」

菜々子は興味津々。菜々ちゃんはその質問ににこにこで答える。

「櫻井くん。」

「櫻井くんね、めっちゃかっこいいよね!!」

「そう?私は全然そうは思わないけどね。」

そこに菜々子がすぐにつっこむ。

「羽那はV6でしょ。」

一昔前にはやったアイドル。

しかし、この時代のトップは嵐だった。

でも羽那はV6が一番と言い張った。

「だってかっこいいもん。」

「えー、絶対嵐だよ。」

菜々子と羽那はこんな会話がほとんど。

「アハハハハ・・・・」


その後、私達は絵をかくのが飽きるたびにお互いのところへ遊びに行った。



なんども・・・


なんども・・・


なんども・・・

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