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初恋の味  作者: レクサ
榊原永愛ルート
4/4

4話

✂︎---------------------------------------------------------------------


放課後の教室にて

「ふぅ...ドキドキするな」


そう、今日は榊原が家に来る日だ


「...」


「奏?どうかしたのか?」

ここまで静かなのは珍しい


「え?...あはは、なんでもないよ」

奏は笑いながらそう口にするが、明らかに無理をして笑顔になっている


「ならいいんだが...」

とりあえず何も聞かないでおこう。今までの奏との付き合いの経験上こういう時はそっとしておくのが1番いい


「よし、行くか」

「...」


そして俺は榊原の元へ向かった


✂︎--------------------------------------------------------------------


早速榊原の姿を見つけた


「よう、榊原」

「あ、川本くん...」

榊原は何かを恐れるような、怯えたような顔をする


「どうした?」

「その...すみません、実は急用で委員会の仕事を任せられて」

申し訳なさそうにしている


「ああ、全然大丈夫。終わるまで待つよ」

「本当ですか?すみません...急いで終わらせるので、先にバス停で待っててください」

榊原はホッとしたような顔をした


「分かった」

そして俺は早速バス停に向かった


✂︎--------------------------------------------------------------------


「...」

「誰だ?」

優は即座に振り向きこちらを睨む


「あ、ごめん私」

優の怒ったり、睨むような顔を見るのは久しぶりなので反射的に謝ってしまった


「え、奏?わざわざバス停まで着いてきてどうしたんだ?逆方向だろ 」


「その...本当にとあちゃんと家で2人きりで過ごすのかなって」

「ああ。だが変なことはしないぞ、料理の練習するだけだ」


私は不安になる。2人は両思いであることに気付いてないが、時間の問題だ...



嫌だ

取られる


そして焦った私は無意識に身体が動いて







優の唇にキスをしていた...


✂︎-------------------------------------------------------------------


「...」

気付いたら既に俺は家にいた


「あれ...?」

いつの間に俺は家に帰ってたんだろう、奏にキスをされてからの記憶が全くない


料理をした跡があるので、榊原と過ごしていたのは間違いない


「奏...どういうつもりなんだ」

今まで奏に好意を見せるような行動はされたことがなかった。たまにプロレス技かけられたり、普段から少し距離が近かった時もあるが...



いや、とりあえずその前に榊原だ。何を喋ったのかとか一切覚えてない、なにかやってしまった可能性もあるし明日念の為謝らないと...


✂︎--------------------------------------------------------------------

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