二世三世なんてざら
どこの世界にも、二世三世なんてざらにいる。商売人や職人などは多くが代々受け継いでいる。
どこでも、彼等は常に先代と比べられる。タレントだけが大変なわけではない。むしろ商売人たちと違い、親と同じ道を進んだのは、自分の意思だ。商売が途絶えれば、従業員が路頭に迷う。職人がいなくなれば技が途絶える。伝統芸能ならまだしも、普通のタレントが受け継ぐものなどほぼない。経営者もかねていれば稼ぎ頭がいなくなることは、従業員や所属タレントの雇用問題がでてくるだろうが。
後を継いだ者たちの苦労はどこも一緒だ。だが、新規開拓にはまたそれなりの苦労もある。
いいかげん二世タレントは大変だという風潮はやめてほしい。それは彼等が自分で選んだ道なのだから。