中学校
小学校を卒業し、1学年100人程度田舎のごく普通な中学校に入学しました。
初めてのテストは10位。人生で初めて明確に順位をつけられて「あー私ってこんな感じなんだ。」と思いました。トップになれるわけでもなく、こんな感じかと。
部活はバレーボールを3年間続け、最後は部長に。
学年委員長も何期か務め、成績もだいたい10位以内を維持していました。
恋愛だってしました。結構どうしようもない不良っぽい男の子と。好きになる人のタイプって変わらないんだなと今思います。
中学校最後の年が来ました。受験の年です。
3年生になって勉強をがんばった結果、3位まではとることができるようになっていました。
もともと電車で20分程度の近場では1番いいとされている公立高校に入ろうとしていましたが、秋頃になって担任が新しい提案をしてきました。
「公立の高校もいいけど、高校を卒業して大学に入る時に本当に力が付いているのは私立のA校だと思う。」と。
偏差値もA校の方が高く、県内で1番の私立校として有名でした。
場所は電車で1時間もかかり遠いですが、私に大きな期待をしていた両親はそんなにいい高校に行けるならばとギリギリになって進路を変更しました。
私自身はどっちでも良かったのです。なんか親が喜んでるし、私立だから受験も早く終わるし。と特に希望もありませんでした。
受験は見事に合格。親はとても喜びました。
一つのことを成し遂げることができて私の気持ちも満たされていました。
私の人生で順調なのは本当にここまで。
高校生活は挫折と反抗の連続でした。
波乱の高校生活に続きます。