待ち人
つま先に飛沫を飛ばし、くすんだ波が寄せてくる。
海は繋がっているという。
あなたも、同じ海を見ているだろうか。
※ここからは字数稼ぎ。
たった三行の口語自由詩です。
『詩を書くことは、自分を削り取ること』とは、詩人永瀬清子先生のお言葉ですが、私が詩を編む時、削り取った自分の欠片を凝縮した結晶にするために、さらに情報を必要最低限まで削り、空白の言葉を持たせる事を意識します。
拙い私の手ゆえに、それが成功しているかはわかりません。
伝えたいものが読み手に届いているかも、正直、定かではありません。
それでも、この飾らぬ短文詩が、読む側の思考を刺激し、想像を掻き立て、読み手の世界と私の世界がリンクする事。
それが実現できたら、書き手として、これに勝る幸いはないと存じます。
ここまで読んで下さった皆様に感謝申し上げます。
ご清覧ありがとうございました。
字数制限で、短文詩が投稿できないため、本来後書きに乗せるべき内容を、本文中に載せています。