博士と助手と大発明 酒の席で 作者: 風木守人 掲載日:2012/05/01 助手は博士が薬を作っているのを見て言う。 「またストレスでも?」 「いや、これは今度のパーティで使うものなんだが」 博士は調合した液体を飲み干し、 「酒に酔わなくなる薬だ」 どこからか取り出したウォッカの瓶を傾ける。 「ほら、なんともない」 助手は興味深げに尋ねる。 「どういう原理なんです?」 「口の中でアルコールを気化させているんだ」 博士は笑みを浮かべて続ける。 「それにしても、明日のキャンドルパーティは楽しみだ」