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第一章③ 古びた家はミスマッチ





「・・・これは家、だよね?」


木造の平屋のような家。

緑の屋根には煙突が付いている。

蔦がうじゃうじゃと張り巡らされた壁には

あちらこちらに苔が生えている。


あまり綺麗とは言えない外観に

この森はミスマッチすぎる。



ここまでくると

急に目の前に家が現れたとしても

あまり驚けないのが人間のサガである。



「よっこらしょっと」


その辺に落ちていた枝を杖代わりにして

何とか立ち上がった。


フラフラしながら家の前にたどり着いた私は


大声で叫んだ。


「あの!誰かいませんか!あの!誰か!」


ドンドンとドアを叩いて叫んだ。


普段の私なら知らない人の家のドアを叩いて

大声で叫ぶといった行動をするはずがない。

自棄になっていたのだろう。



誰でも良かった。

誰でもいいからこの状況を説明してほしかった。

誰でもいいから助けてほしかった・・・



ーガチャ


突然キィッっと古びた音を立ててドアが開いた。

部屋は真っ暗でここからでは中の様子を伺うことができない。


「えっと・・・」


誰か出てくる気配もなければ

この家に誰か住んでいるのかさえも怪しい。


もうここまで来たら何とでもなればいい



そんなことを思いながら意を決して足を踏み入れた。






次こそはお爺さんを登場させます!

思ったよりも家の説明に文字数を使ってしまいました。

文才が欲しい・・・

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