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プロローグ


 二年前、南極にテニスボール程度の球体が一つ発生した。小さな球体は南極の大地を十分の三まで侵食するようになり、一つの衛星カメラによって観測されるようになる。

 

 調査隊が出向くと全員が帰らぬ人へと変わった。仕組み、構造原理は不明のまま。ただ人のみ、触れるとたちまち意識が途切れてしまい、生命活動を停止されることが分かった。



 触れぬ神に祟りなしとして政府はブラックボックスへ送ることとした。しかし、たった数日で南極から近い国の人間は総て呑み込まれて死んでいった。



 残っている国は一丸となり、全勢力をあげて球について解析し始める。そして日を追って大きくはなるがその成長スピードには遅速があることを発見した。未だ規則性について見当たりはしなかったが突然膨らむ速度が上がったかと思えば遅くなることも時々あった。

 


その都度、ひとは突如訪れた死に怯える。まるで恐怖心を煽るのを球体が楽しんでいるようであった。



人々は球体の事を畏怖の念を込めて‟ペアレント”と呼ぶようになった。

この小説を読み取って作者本人の人格を否定するのと最初から面白くないのを前提に読んだうえでの批判は控えてくださると光栄です。


何万何千とこのサイトには小説作品があるのでそちらを読んでくれて構いませんので。

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