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FILE:00 プロローグ

『何で、私が逃げてるの?』森の中を私は、必死に走った。

既に、息は上がっていたが、そんな物は関係なかった。ただひたすら、逃げ回っていた。 『何で、私がこんな目に遭わなくてはいけないの?』そう思いながらも私は、必死に走った。仕事が終わり、普通に家に帰っていた筈なのに・・・。急に、頭が激痛に襲われた。触ってみると、何故か濡れていた。

不意に、誰かの視線を感じ私は振り向いた。そこには、鉄パイプを持った男が立っていた。私は怖くなり、必死に逃げた。そして、気付くと森の中を、走っていた。

既に、辺りは闇に包まれている。それでも、走るのは止めなかった。もし走るのを止めてしまったら、私は間違いなく、殺されてしまう・・・。

『そんなのは嫌だ。』そう思った瞬間、石に足がつまづいて転んでしまった。

直ぐ後に気配を感じ、振り向く。鉄パイプを持った男が立っていた。そして、鉄パイプを振り上げる。 その瞬間、『殺される』と思い、目を瞑る。

頭に、痛みが走り体の力が抜けていく。意識が遠くなり、一粒の涙を流し倒れた。

男は、不適な笑みを溢し、倒れている女に近付いていった。微かにまだ、息はある。

男は、倒れている女を担ぎ上げて歩いていく。そして、女を崖下へと投げた。

女は、崖にぶつかりながら落ちていく。そして、地面に激突した。頭からは、大量の血液を流している。

男は、崖下に落ちた女を見て、また不適な笑みを溢し、その場を立ち去った。

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