第七話 謝罪んで夕飯!就寝!
うん!此処書くの面倒になってきた!
~優輝side~
~30分後、だいたい夜の7時ぐらいですね。by白銀~
「zzzzzzzz」
「…………(ジ―――――)」
「zzzzっん」
「!(ビクッ)」
「う~んzzz」
「……(っほ)」
「うおぉぉぉおおおぉぉぉ!!」
「!!(ビクッぽて、サッ、ぱたぱたぱた)」
ガチャ、パタン。
「はぁはぁはぁ、ゆ、(ごくん)夢かぁぁ」
あ~夢でよかった。よかった。うん!だって見たのがあれだぜ、台所の敵にして地球最強の生命力を持つ者、黒光りするGが普通乗用車並みの大きさになって飛びながらこっち来るんだぜ!
う~~思い出しただけで鳥肌&寒気が……
「あ~すげぇ寝汗だなぁ……」
う~んこれは洗濯か?てか、此処ってどうやって洗うんだろ?『知識』でもこういう知識はないからなぁ~。ちなみに、ハンターUは脱いで戻しました。俺の今の格好は上下ともに黒いジャージです。
『物質具現化』で出しました。脚と腕の外側のところに白いラインで左胸に歯車のマーク……はい、このマーク自作です。自分の印ですよ。高2になっていまだに自分だけのマークをもっているのが、何か?
……まぁいいか。ちなみにこのジャージ。出したら速攻で≪万能図書館≫に蔵書されてたね。前は結構時間がかかってたんだが今は視界に入って5秒もしないうちに終わっちまうよ。慣れかねぇ~?
……そういや起きた時扉が開いたような?……まぁ気のせいですね。わかります。
けど本当にこれ下着とジャージが肌に引っ付いて気持ち悪い。洗濯とかも獣人は魔法とか使えないから手作業だろうし夜だから無理だ。新しく出してこれを捨ててもいいけどそれはなんか勿体ないような気がするし。
う~んどうしよう……あ、そうだ新しく創った魔法の実験台にしよう!
俺は魔法を使うため魔法陣を足元に展開(ほぼ無意識に展開できるようになったぜ)し……
「え~っと【全てを清める>>>・紅き浄炎】」
呪文を唱える。すると俺の胸の高さ10㎝ぐらい前方に蝋燭みたいな紅い炎が出たと思うと一気にこちらに向かいながら巨大化し俺(180㎝)を呑み込みそして縮小しながら通り過ぎて俺から10㎝ぐらい進み元の蝋燭並の炎になり消えた。
俺は服を触ってみるとアイロンを掛けたみたいに乾いている。それどころか体中の汗とか汚れが無くなってる。おお~成功だぁぁ!こいつで俺はアイロン要らずだぜ!てか魔法超便利じゃね!?う~むあとは何ができるかなぁ~?考えるだけでオラワクワクすっぞ!
……すいません。調子乗りました。いや~自己流魔法が成功すると思いのほかうれしかったんでね、ネタに走りました。
っとそんなこと考えてたら……
「(ドンドンドン)お~いジェイク~。飯だぞ~。」
と言うティガルフさん。てか扉が壊れそうだから速く行かんとな!
「あ~はいはい~了解っす。」
あ~前回言うの忘れてたけどティガルフさんは○剣の○鍛冶に出てくるハ○ニバルさんの十字傷を無くし髪の毛をぼさぼさにして微妙に虎耳が見える程度で髪と眼の色を水色にした感じ。サクラさんはシー○ューブの○野錐○のような感じ、
髪型も一緒だし。髪の色と眼の色が紅色で犬耳を付けた感じだ。……そういえば、聞くのを忘れてたけど捕まってた娘はどうなったんだろ?ティガルフさんとサクラさんは何も言ってこないから多分大事はないと思うけど……うん、食べてるときに聞こうか……
俺はそんなことを思いながら扉を開けて外に出たらティガレフさんがいて……
「起きたか。んじゃ着いてこい家の母ちゃんが作った飯をごちそうしてやるぞ!」
「おお!そいつは楽しみだなぁ!……ていうかティガレフさん結婚してたんですか。」
うん、ちょっと驚いた。結婚してたんだ。
俺はティガレフさんに着いていく。
「おい!そいつはどういう意味だ!儂だって結婚ぐらいしとるわい。」
「いや、なんか生涯独身!っていう感じがにじみ出てたんで。」
「……おぬしから見たら儂にはそんなのが出とるんか。」
あっ、ちょっと落ち込んでら…
「はぁ、まあいいか。それより……着いたぞここが我が家の食卓だ。」
そういってティガルフさんが目の前の扉を押して開く。扉は片開きのくせに俺とティガレフさんが並べるくらいの幅がある。
部屋の広さはだいたい一般家庭のリビング程度の大きさで結構広く、部屋の真ん中をかなりでかい長机が占領している。机は部屋の半分程度の大きさで俺から机を挟んで向こう側に食堂のようなカウンターがあり
カウンターの向こう側が厨房みたいだ。んでカウンターの左側に食卓と厨房?を行き来する通路がある。
……でけぇ、てかこれ食堂じゃね?
なんてことを考えていたら厨房の方から恰幅のいいザ・食堂のおばちゃんin熊耳みたいなおばちゃんが出てきた。
「おやおやおや、初めましてぇ。私はそこのボンクラの妻のべアリウス・アルティモーっていうもんだよ。あんたがアリアちゃんを助けたっていう人間かい?それならお礼を言わなきゃねぇ~、ほんとありがとうねぇ。
旦那から聞いたけどあんたはあの子を助けたのはついでって言っているけど、あの子を救ってくれたのには違いないんだからね。あんたが救ってくれなきゃあの子は今頃奴隷さね。あの子の恩人は私たちの恩人、おもてなしをせんことには
私らが後悔するからせめて今夜の夕食に関しては盛大にやらしてもらうからね。」
というと食堂のおばちゃん改めべアリウスさんは食堂の方に駆けて行った。俺は呆然としていると苦笑いしているティガレフさんに背中を押されながら席に座った。
……oh、マシンガントーク。反論する余地ナッシング……まぁいっか。今夜の夕食限定って話だし。それに此処の郷土料理なんかも興味あるしな。この料理のことに関しても『知識』にはないんだよね。いや、料理自体の知識はあるんだけど
その作り方、レシピがないのがほとんどなんだよなぁ~そういや、鍛冶とかもそういうのがあるっていう知識はあるけど作り方なんかはないなぁ~…?そういやさっきのマシンガントークでアリアちゃんって捕まっていた娘の名前かな?
ふむ、ちょっと聞いてみるか、俺は隣でワイン?を飲んでいるティガレフさんに聞いてみる……
「そういやティガレフさん、捕まってた娘ってどうしてるんですか?」
「ん?ああ、アリアのことか。アリアなら大丈夫だったぞ、多少の精神的疲労があったけど寝たら治る程度だしな。」
ふむ、大した怪我がなくてよかったけど、トラウマになってないかねぇ?
「だけど元からあった対人恐怖症に拍車がかかっちまったけどな。」
「はぁ?対人恐怖症?」
「まぁ極度の人見知りってやつだよ。村の連中なら大丈夫なんだが他の奴に会うとすぐに逃げちまうんだよ。いつもは天真爛漫なんだけどなぁ。」
ふむ、そこは俺の知っているのと同じなんだな。
「あ!そうだ言うのを忘れていたけどアリアとアリアの両親のアスライアとアグリウスそれと伯父のアスライウス、んでサクラが来るから。」
…………
「はぁ!!え!?いつ!?いつ来ると!?え?てかなんで?サクラさんはわかるけど何故にアリアとその両親それから伯父が来るの!?」
っていうかサクラさんが来たらまた思考だだ漏れ状態に……いかん!早急に対策を練らなければ!
俺は『知識』から読心術の対抗策を検索する。
ティガレフさんは少し引いたように答える。てか引くぐらいなら早く言ってほしかった。
「あ、ああ。両親に関してはなんかお礼が言いたいんだとよ。んで伯父の方はなんか話したいことがあるんだと。サクラはアリアの付添だな。」
俺はそれを聞きながら『知識』から読心術対策の魔法を探すが見つからない。仕方がないから自己流の魔法を使うことにする。足元に魔法陣を展開。んで即起動する。
「【我、我が心に防壁を築かん、その壁、如何なる技を持ってしても超えることできぬ古城の城壁なり、立塞がれ>>>・精神城壁】」
俺の足元に展開していた魔法陣が一瞬輝きそして消滅する。この【精神城壁】魔力を流していたら半永続的に存在する魔法だ。【精神城壁】は精神や心に関するあらゆる現象を無効化する魔法だ。
無効化する魔法は【精神城壁】に流す魔力の多さに比例する。んで俺の魔力は測定不能状態で、魔力回復量が高く消費するとすぐに全回復してしまう。よって、もう俺は読心術とかそういう感じので心をや思考を
読まれることが無くなったのだよ。
と考えていると……
「おい!いきなり魔法を使うなびっくりしただろうが!」
とティガルフさん
「あ~すいません。さっきの魔法はサクラさん対策の魔法でね。読心術防止の魔法なんすよ。」
「……はぁ~なるほどな。まぁおぬしじゃ儂らのような対策はできんじゃろうしな。」
「?あんたら用の対策があったりすんのか?」
「ああ、と言ってもこれは本能じゃからな。口頭でうまく説明できんわい。」
「はぁ~そういうもんですか。」
ふ~む、そういうのがあるんですねぇ~
「んで、サクラさんたちはいつ来ると?」
「ん?もう、すぐなはずだ。」
といいワイン?を瓶でラッパ飲み……てか食事前からそんなに飲んで大丈夫なのかねぇ~?
そんなこと思いながら座って暇をもてあそんでいたら玄関の方から……
ドンドンドン。ドンドンドン。
「んお!来たようじゃな!」
といいティガルフさんは玄関へ。
そしたら今度はべアリウスさんが……
「はいはいはい、できたよから、運ぶの手伝って~」
と言いこちらを見ずに料理をカウンターへ置いていく……
「これは空気を読んで俺が持っていくパターンで!」
と言い席を立ちカウンターへ行き料理を取って机に運ぶ。……服装もちゃんとしとくか。
んなことを思い俺は前掛けエプロンとバンダナを『物質具現化』で出し前掛けエプロンを着用しバンダナを三角にし頭に付ける。どっちも色は白です。やっぱこういうのは清潔感だよね~。
なんて考えながらハ○ヒの止まれを鼻歌で歌いながら料理を運んでいると扉が開きティガルフさん達が入ってきた。……知らない人もいるから多分アリアちゃんとその両親んで伯父だろうな。
「わぁおいしそう!」
と歓声を上げたのがおそらくアリアちゃんの母親のアスライアさん。見た目超若い。十代後半~二十代前半ってとこで、身長170ちょっとか。水色というよりは白に少しだけ水色を入れた感じの髪と眼の色。んで猫耳っと……
騒いだら負け歓喜狂乱したら負けっと。あと胸がすごい……以上!これ以上は負ける!
「ははは、すごい量だな。食べ切れるかなぁ?」
と苦笑している若そうな人。多分アリアちゃんの父親のアグリウスさんだろう。うん、この人も見た目超若いね二十代中期ってとこか。身長は175付近かな?髪と眼は水色っていうよりは青色に近いね。んで猫耳っと。うん、ここは大丈夫。
「………おいしそう」
とぽつりとつぶやくのはアリアちゃんかな。口数が少ないのは俺がいるせいかな?……ふむ、あの親あってこの子ありって感じで美少女だねぇ。あれだゼロ魔のタ○サみたいだ。見た目は小6あたりか、身長はだいたい150㎝かな?髪と眼の色を水色。んで猫耳っと……
声を上げたら負けだ。料理を運ぶのに集中するんだ!
「……相変わらずだなぁ。ベアさんの料理は。」
と懐かしい感じに言ったのはアグリウスさんより少し年上の眼鏡をかけた人たぶんアスライウスさんだな。およそ三十代ってところか、身長は178ぐらいかなアグリウスさんより少し高い感じだし。髪と眼は濃い水色といった感じだ。そして猫耳。うん、男だと大丈夫だ。
「ふふふ、ベアさんの料理はどれも美味しいからなぁ」
と耳をピクピクさせているのはサクラさん。尻尾があったら千切れんばかりに振ってるんだろうなぁ。……ヤヴァイ想像したら予想以上に可愛い。いかん気をしっかり持つんだ俺!此処で魔力コントロールをミスって【精神城壁】
が解除されて読心術で聞けれでもしたら斬り殺されるかもしれんぞ!負けるな俺ぇぇぇえええぇえぇ!!
俺は何とか冷静になりながら料理を運ぶ。他のひとはみんな席に座っている。座っていないのはティガルフさんとべアリウスさんと俺だ。
「おお!うまそうだな!……ジェイク、何やってんだ?」
と聞きながらさっさと椅子に座る。―――ちなみに料理はパンが山盛りの皿が2つ野菜が山盛りのボウルが1つんで肉料理が乗った皿が20つぐらい。……肉が多い。―――
俺は、っふ、ボケてんのか?という目で見ながら
「見てわからんか?料理を運んでんだよ。」
と言い俺はカウンターにある残りの料理を運ぼうとした。
そしたら厨房からべアリスさんが……
「はいはいはい、お待たせねぇ~」
と言いながら出てきた。
んで、残りの料理を運んでいる俺を見て……
「ありゃ、こりゃ悪いことしたねぇ、せっかくもてなされる側なの料理を運ばせたりしちゃって。」
とバツがわるっそうに言う。
「う~んだけど俺はこういうのは、もてなすもてなされる関係なく手伝うもんじゃね?思うんだよね。だから謝んなくていいよ。うん。」
「ありゃ、そうかい?それじゃあ今更だけどお願いするわねぇ。」
「へいへい、お願いされますた。」
「はぁ、まったく。家のボンクラに見直させたいぐらいだねぇ。」
と言いつつべアリウスさんも席に座る。
俺はバンダナを外し腕に巻いて席座る。座ったらなんか全員がこっちを見ている。いやアルティモー夫妻以外がこっちを凝視?している。
「えっと、なにか?」
「ええ、娘を助けてくれてありがとうね。」
と頭を下げるアスライアさん。……感謝されることでもない気がするのだが……。
「君が助けてくれなきゃもう会えなくなるところだったんだよ。本当にありがとう。」
と同じく頭を下げるアグリウスさん。
「え~っと、あの、頭を上げてくださいよ。俺、お礼をされるつもりなんかなかったわけだしね。それより食べましょうよ!俺腹減ってんですよ!」
お礼されるつもりが無かったのにされると、こう……むず痒いっていうか他人からお礼なんてされたことなかったしな。
「そうさね。早く食べないとせっかくの料理が冷めちまうよ。」
「そうだぞアスライアもアグリウスも、ジェイクがいいって言ってんだいいじゃねぇか。というより早く食わねえと俺が食っちまうぞ。」
と取り皿に料理を取っていくアルティモー夫妻。
……てかもう食ってんし!いかん、俺も取らなくては無くなる!!
「……はぁ、わかったわ。でも、本当にありがとうね。あ!ティガルフさん取りすぎ!私たちの分が無くなるぅ~」
と言いすごい勢いで料理を取っていくアスライアさん。
「ははは、まぁ、ジェイク君がそういってくれるとありがたいね。でも、娘を助けてくれたことに関しては本当に心の底から感謝してるから、それだけは忘れないでくれ。」
と苦笑しながらさりげなく料理を取っていくアグリウスさん。
てかみんな取ったらすぐに食べてんけど食前のあいさつとかないのか。まぁいいや……
「んじゃおれも、いただきます。」
と言い目の前の肉料理を片っ端からとっていく。
「はむ、はぐ、ごく」
………
「うめぇええええぇぇぇ」
「ふふふそういってくれると作った甲斐があるってもんさね。」
いや~すごくうまいね!見た目ステーキだけど鶏肉の味がして不思議だけど美味い事には変わりないしな。
なんて思いながら食べてると……
「………(じ―――)」
じ―――っとこっちを見ているアリアちゃん。食べてるときは見てないけど噛んでる時とかにはこっちをじ―――っと見ている。なんか体に穴あきそう。
……気のせいかこの目線を感じたことがあるような?…気のせいか。
「???」
サクラさんはこっちを見ては首を捻り不思議そうにしている。……多分読心術で心が読めないのが不思議なんだろうね。
「……………(じ―――)君は、人間なのかい?」
と聞いたのはアスライウスさん。……ああ!そのことを聞きたがってたのかね?
「はい、そうですよ。それが何か?」
「………(じ――)そうかい。ちょっといろいろ聞きたいんだけど食べながらでいいかな?」
「?いや、はぐ、別にいいれふけど。もぐもぐ、ごくん、こっちも質問OKっすか?」
「ん?お~け~???まぁ何のことかは後で聞くとして、うん、いいよ。」
「ほいほい、はぐ、んじゃなんれしょうかもぐもぐ?」
……と雑談しながら食事をしていきあっという間に食事は終わりやした。
べ、別に手抜きじゃないいんだからね!……すいません。まぁアスライウスさんからは俺のことに関していろいろ聞かれますた。なんか男なのに料理を運んだのが不思議なんだそうです。んで俺は獣人のことや郷土料理の作り方なんかを聞きますたよ。なんか不思議そうな感じで見られてね。
あと、アリアちゃんは終始こっちを観察するようにじ―――と見てやした。……怖がってんのかな。子供好きとしては悲しい限りです。……ぐすん。
サクラさんは何故読めないのかずっと考えていたそうで食事終了して帰る間際に聞いてきましたよ。まぁ、正直に言ったんですけどね。そしたら結構驚いてました。何故驚いたのか聞いてみるとスキルを防ぐ魔法はあまりないそうっすわ。
こりゃ他の魔法に詳しい奴には教えない方がいいなぁ。うん。
まぁそんなこんなあり。やっと就寝っす。今度は悪夢を見ないようにしたいねぇ。あとなんとかアリアちゃんとは仲良くしたいなぁまぁそんなわけでお休みぃ~~zzzzz
文がおかしいとこ、間違ってるとこ、感想、ほどほどの罵倒お待ちしています。




