第五話 不思議空間再び、神との対話、就寝?
ふふふ、もう、わからないよ…わからないんだ…
心理描写なんてどう書けばいいんだよぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉ!!!!
~優輝side~
「…またかよ」
俺はまた、周囲が真っ白な不思議空間にいる。
ていうか、ここって自称神のいるところだよな…埋めるか。
「埋めんなや!!」
スパ――――ン
「っ痛ってぇ!」
俺は後ろから何者かにハリセンっぽいもので思いっきり頭部を叩かれた。
っていうかこれ、絶対にあの自称神だろ!!
「煩い!自業自得じゃ!あと自称ではないわ!!」
「あ~、はいはい、そうでございますねぇ~」
「貴様ぁ、敬意とというものが感じんぞ!誠心誠意感情をこめて言わんかぁ!!」
「カミサマ、ワタシハアナタヲソンケイシマス」
「だ~か~ら~、感情をこめて言えと言っているんじゃぁ~~~~!!」
ふう、弄るのも面倒くさくなってきたなぁ~
「おい、貴様の思考はこの空間ではだだ漏れだということを忘れとりゃせんか?」
っは!そ、そうだった!あ~マジでミスっちまったぜ…
「…あくまでも反省せんのじゃな。じゃったらここで拷m…ゲフン!ゲフン!お話、しようかの。」
「おい!さっきなんて言いそうになった!ていうかあそこまで言ったら俺わかるぞ!拷問だろ!拷問する気だろ!!」
「っくっくっく、なぁ~に、痛いのは最初のうちじゃて、さぁこっちに来て、お話、しようかの。」
お話って…それ絶対肉体言語だろ!!
「い、いやだ!ていうかお話って、恐怖以外の感情が湧かないんですけど…。うお!掴むな!HA☆NA☆SE!うあ、いやだぁぁぁぁ!!」
「くっくっく、神を侮辱したことを後悔するのじゃな。」
「いやああああぁぁぁぁぁぁっぁああああぁぁぁぁあああぁぁぁ…」
俺は悲鳴や奇声を上げながらもこの、悪魔のごとき神に襟元をつかまれ引きずられながらどこかに連れて行かれた…。
ガン!ベキ!バキ!グシャ!メキメキメキ!シャキン!バァン!ドゴォォォォン!ブシャァァァァ!………………………
~だいぶ時間がたって~
俺は現在…
「誠に申し訳ありませんでした!!」
土下座中だった…。
俺はあの後、俺の人生のトップ1に入るほどの神からの拷m「お話じゃ」…在りがたいお話を聞きました。
「ふぅ、おぬしが要らんことばかりするからのぉ、かなり時間を食ってしまったではないか。」
「…ああ、そういえば、なんで俺はまた…ここにいるんだ?」
「うむ、それを言うために来たというのに、着いてみたら不穏なことを考えとるからのう。思わず地獄に落としそうになったぞい。」
「マジですいませんでした!!」
再び土下座。
「うむ!解ったのなら良い!」
「…んじゃ、説明よろしく~」
「うむ!まだ理解してなかったようじゃな!!」
「すいません!!!」
三度土下座。
「はぁ、それでは言うぞい。要件は2つある。まず1つ目、これはまぁおぬしの精神が崩壊しそうになったのでな、壊れないように精神の
修復と補強じゃ。」
「精神の修復と補強?精神ってステータスで出てきた精神力のことか?」
「いや、儂が言っておる精神とステータスの精神力は違うのじゃ、精神力は魔術や魔力のコントロール力のことじゃ、儂が言っておる
精神は、おぬしの心とか魂とかのことじゃ。」
「ほ~さいでっか。…ん?んじゃ修復と補強ってのは?…まさかライダー並みの改造をしたんじゃ……」
「いやいや、そんなことをせんでもおぬしの力は全てのライダーを超えておるぞ、まぁおぬしが使いこなせたらじゃがな。」
「いや、力だけじゃ超えてんのかよ!」
「まぁそんなことは置いといての。」
「いや置くなよこれっ結構大事……かな?」
「いや聞かれても…儂大事とは思ってないしの…。」
「…まぁ、置いといて、話の続き、どうぞ。」
「…結局置いておくのかのう…まぁよい、それでは言うぞい。修復はあれじゃ、先も言ったがおぬしの精神は崩壊寸前まで行ったのじゃ。
儂としてはちゃんと寿命まで生きてほしいしの、そこで一時的に精神だけここに呼んでおぬしが気づく前に修復したのじゃ。」
「はぁ、そうだったのか。…うん、ありがとう。」
「どういたしまして…じゃ、んでからのう、また崩壊してしまう危険性も無きにしも非ずっといったところじゃからな。崩壊せんように
補強しておいたぞい。まぁ、補強と言っても生き物を殺して精神崩壊が起きない。といったもんじゃがの、そこから起きる殺してしまった
罪悪感は消えないからのぅ。」
「…あぁ、そんぐらいが丁度いいな。殺したってのに何も感じないんじゃ…いけないよな。」
「……おぬしが気にする必要はないぞい、おぬしが殺した奴らは奴隷狩人といっていかにも職業っぽく言っておるが
所詮はただの盗賊じゃ、いつかだれかに殺されておったじゃろう。それが転生したおぬしだった。ということじゃ。
…だが、殺した。ということを忘れてはならるぞ。殺した時に感じたコトを忘れてはならぬぞ。おぬしが殺したことには変わりないのじゃ。」
「…わk「じゃが」…なんだ?」
「おぬしがあの盗賊どもを殺したおかげで救われた者もおるのじゃ。あの馬車にいた獣人の少女はおぬしがあの盗賊どもを殺したから
救われたのじゃ、あのままおぬしが逃げておったらあの少女は人間の慰め者になって塵のように捨てられておったじゃろう。おぬしが
逃げず。殺したからこそあの少女は救われたんじゃ。そのことは誇ってよいと思うぞい。」
「…」
「儂から言えるのはこれだけじゃて、あとは自分で考えて自分で決着を着けい。」
「なんか、ありがとな。説教?してくれて。」
「ふぉっふぉっふぉ。愚かな人間を導くのは神たる儂の仕事じゃぞい。」
「愚かって…まぁいいや。んで、2つ目の理由は?」
「ありゃ?認めるのかの?」
「いや、認めたくないけど…それ言ったらまた拷m「お話じゃ」…お話になりそうだし…」
「ふぉっふぉっふぉ。まぁよい、2つ目の理由はのう、言い忘れがあったからなのじゃ。」
「?言い忘れ?なにをだ?」
「うむ、実はのう、こちらの手違いで死んでしまったおぬしはのう、運命から大きく外れておっての、こちらでも予測がつかんのじゃ。
こちらとしてもおぬしには寿命まで生きておいてほしいからの、じゃからおぬしの運のランクを強化させてもらうからの。」
「へ~そうなんだ。ん、了解。」
「うむ、今のところはこれだけじゃて。もしかしたら呼ぶかもしれんが、その時は夢の中とかで会うことになるのう。」
「あぁ、わかった。」
「うむ。ではおぬしを戻そうかの。」
「神さま、いろいろありがとうな。」
「ふぉっふぉっふぉ。挫けるなよ、精一杯がんばって生きてみるのじゃ。それではの、また会おうかの…優輝よ。」
「っ!…ああ、それじゃまた会おう。」
俺は神さまに別れを言うとすぅっと周りの真っ白い不思議空間や神さまが薄くなって…。そして消えた。おれは心地よい闇の中を漂いな
がらさっきの会話を思い出した。…少しだけ、少しだけ心が軽くなった気がした。これが修復と補強かね?なんて思いながら俺の意識は
曖昧になり…そして、消えた。
ふう、どうしよう。
この後の展開、まったく考えてない。
ていうかヒロインあの子でいいよね!いいだよ!いいんだ!
はぁ…ハーレム無理かも…
作者はいろいろあきらめるかもしれません。
おもにキーワード的な…
その時はここに書きます。
それでは、感想をお待ちしております。




