第三話 出発準備
これおかしくね?という疑問を作者感じましたがそれを無視しながら暴走します。
……伏字はどうしたらいいんでしょう?
「さて、どういう装備にしようかな~」
ただいま俺は、自分の装備をどういうものにするか検討中だったりする。
「この世界の文明レベルは中世並だから近代装備はないとして…やはりここは某狩猟ゲームの装備で行くか。」
そう、この世界の文明レベルは『知識』によれば科学の皆無でほぼ魔術・魔法の中世並の世界らしい―――っていうか、魔法なんかが
あるファンタジーの世界ってほとんど文明レベルが中世だよな~―――ほとんどの武装する人たちは鎧などの装備らしいのだ。
「ということは、それっぽく見えるガレオスシリーズか?デスギアなんかもいいよな?ナルガは…あれは回避主体か…
もしくはベタにギアノスシリーズか……よし、あんまり目立ちたくないしな!修行で使ってたハンターUシリーズにしよう!」
そうと決まればさっそく
「展開、物質具現化、形状:ハンターUシリーズ!」
というと、俺の体が輝いたと思うと次の瞬間には今まで来ていた服の代わりにハンターUシリーズを身につけていた。
…これ、鎧や服を『物質具現化』するたびに思うんだけど今まで着ていた服はどうなんだろ?
感触的に今まで着ていた服とは違うってのがわかるけど…まあ、考えたところでわからんしなもういいや。
と、そう思っていると視界の端にステータス画面二つ出ていた…え?二つ?…なんで二つも出てるんだ?今までは一つだけだったのに
不思議に思いながら見てみるとそこにはやはり日本語でこう書いてあった…
『ステータス変更可能、変更しますか?はい/いいえ』
といういつもの画面と
『万能図書館より、現在「ハンターUシリーズ」を解析中:17%』
と書かれていた。…なるほど、これが『万能図書館』ね、ということは、これからは
こっちから出した方が怪しまれないかな?…ふむ、それなりに時間がかかりそうだから先にステータス変更を済ましとくか…
『ステータス変更画面:ハンターUシリーズ
防御力:540/1900
変更しますか?はい/いいえ
耐久力:1080/3800
変更しますか?はい/いいえ
付加属性:無
変更しますか?はい/いいえ
スキル:千里眼・ボマー・睡眠倍加
残りスロット:4
変更しますか?はい/いいえ』
…さ、最終強化までされてんよ…しかもさらに強化できるみたいだし…付加属性ってあれか?鎧に属性を持たせれるのか?…
あとスキルも変更できるんだ…ま、まあとりあえず変更してみますか。
『ステータス変更画面:ハンターUシリーズ
防御力:1900
耐久力:3800
付加属性:地
スキル:千里眼・心眼・業物・抜刀術・高級耳栓・ランナー
残りスロット/1』
「よし!こんなもんでいいだろ!」
『知識』のよればこの世界の全身甲冑の防御力は900あたりだそうだ。だからこのハンターUはその倍以上
の防御力を持っているってことだな…なんか付加属性の地のおかげで布の部分も甲冑以上に丈夫だしな剣で斬る程度じゃ傷一つで
きない防具になってしまったな…だがしかし!俺は後悔も反省もしないぜ!!
あとスキルは変更しようとしたら別の画面が出てきてそこにスキルが一覧表になっていましたよ。一覧表に書かれたスキルを押して
みると、押したスキルが追加されていたぜ!睡眠倍加は押してみたら『削除しますか?はい/いいえ』という画面が出てきたから
削除したぜ!!この防具を着ていたら並の敵じゃそうそう負けないな。これで防御面はいいとして次、武器を創るか…
「っていてもな…某狩猟ゲームではずっと浪漫槍だったしな~流石にこの世界じゃ目立ちそうだからな…あまり目立たない武器を
使いたいが…う~ん、『知識』でもどの武器が目立つとか目立たないとかわからんし…一応クラスの傾向が魔法拳闘師だしな、
ナックル系統にしようか。ってかそんな武器俺知ってるかな?『知識』ではここには拳闘師がいないしなあ…う~ん…………
っあ、あった、よしこれにしよう。
「展開、物質具現化、形状:アムルテン」
そういうとハンターUのグローブの部分が輝き始め次の瞬間には、グローブがアムルテンに変わっていた。
この武器は某魔界戦記に出てくる拳系の武器で最強の武器だったと思うが、まいいや。
アムルテンの見た目は某流浪剣客に出てくる無敵流の手甲に似ていて手甲は手の外側に隙間なくついているが、手を動かすのに
邪魔にはならなかった。内側はハンターUの布の部分ようで違和感などは全くなかった。
~~~~この形状は筆者の願望と独断で決めました。~~~~
ん?いま電波が受信されたような気が?……まあ気のせいだろう。
俺はアムルテンのステータス画面変更をした…
『ステータス変更:アムルテン
体力:1000/1000
魔力:400/400
攻撃力:3600/3600
防御力:300/300
精神力:100/100
魔法障壁:200/200
命中率:500/500
瞬発力:3600/3600
付加属性:嵐
スキル:―――』
といった具合に変更した…というよりもほとんど変更できなかった。数値はもともと限界値だったしスキルは付けること
ができなかった。唯一できたのが付加属性。「嵐」をつけ試に正拳突きを湖に向かって突いたら、「気」の遠当てのような
感じで拳大の空気の塊が突いた拳から飛んで行って対岸の木を一本、木の中ごろからへし折ってしまった。
……ここから向こうの木までだいたい300m、木の周りは大人2~3人で囲めるぐらいの大きさ………危険だな…付加属性は
「風」にしとこう……
そのあと俺は多機能サバイバルナイフを2本、投げナイフを10本、万が一のためにデザートイーグル1丁とマガジン2本それを
装着するためのベルトを1つ、顔を隠せるフードが付いている漆黒のマントを1着創り装備した。そのあと30本のソ○ジョイ
と野営道具一式、釣り道具一式、医療道具一式、砥石、方位磁石、そしてそれらを入れる、ブラックホーク製3Dバックパックを創りその
中に入れた。あと、マントのステータスに関しては、ほとんど何もなく、スキルスロットが2つあるだけだったが顔を隠すのが
目的だったので大して気にせずにスキルの暗幕と狙撃防止を付けてみたのだが、
この2つのスキルは『能力開発』で創ったスキルだ。暗幕はマントの内側からの光を遮断するという効果で、
物質具現化の発動時発光するのでそれがばれないようにするために創ったスキルだ。狙撃防止は100m以上
離れたところから見ると5人ぐらいにぶれて見える。というスキルで弓矢で狙撃されるのは怖いな~というチキン根性で創ったスキル
だったりする。まあこれは便利そうだしな、別にいいんだよ!いいのだよ!!
そういや、≪万能図書館≫の解析どうなったかな?と思い≪万能図書館≫
の解析画面を表示しようと思った時に…
ポーン
という音が聞こえたと思ったら≪万能図書館≫の解析画面が表示された。そこには…
『万能図書館解析終了報告
解析物
・ハンターUシリーズ―終了
・アルムテン―終了
・多機能サバイバルナイフ―終了
・投げナイフ―終了
・デザートイーグル及びマガジン―終了
・50AE弾―終了
・多機能ベルト―終了
・黒マント―終了
・ソ○ジョイ―終了
・野営道具一式―終了
・釣り道具一式―終了
・医療道具一式―終了
・砥石―終了
・方位磁石―終了
・3Dバックパック―終了
解析情報を各分類に整頓し保存します。』
と書かれていた。ふむ、保存されたら好きな時に出したり消したりできるんだったよな…となると、『物質具現化』で出してから
≪万能図書館≫に保存してそこから出した方が万が一の時も言い訳ができるよな…よし!今度から
は保存された物は『物質具現化』ではなく≪万能図書館≫から出すようにしよう!
…とそんなことを思いながも俺は出発の準備を進めていた。
此処まで読んでくださいましてありがとうございます。
バックパックの容量おかしくね?という疑問、筆者も感じますがそこを気にしたら
負けということですよ。
まあ、無理やり入れたりバックの側面に付けている。という感じでお願いします。
非難なんでもいいんで感想をお願いしますです。はい。