第二話 修行の終わり、ステータスカード、出立の準備
汚い文章です。
少し凝りすぎました。
~1秒~
シュイン!
「ふう、久々の娑婆の空気は美味いぜ!……まあこっちからしたら一秒なんだけどな。」
俺はダイオラマ球の中で三年間、自分の魔王級の魔力と神からもらった『チート能力』の制御を必死で修行したのだ。
ん?なんだ?決して手抜きじゃないぜ!めんどくさいわけないじゃないか!!ちゃんと苦労もしたんだぞ!!!
初日は大変だったぜ、なんたって食糧がなかったからな~『チート能力』の『物質具現化』で携帯食料が創れなかったら
今頃ミイラだもんな~。そうそう、『物質具現化』では食べ物を創れたは創れたけどできるのはソ○ジョイしかできなかったのが
不思議だな、糞神が好物だったのかな?
まあそのあとはだいたいは順調だった。水や火は『知識』で得た魔法の練習も兼ねて創り出すこともできた。
『知識』で得た魔法の説明では魔術と魔法の二種類がこの世界にあるらしい。主に教科書に載っていて
初心者が使う模範的なものを魔術と呼んでいる。魔術の特徴は詠唱が短く、魔力消費量が少なく、誰が使っても威力が
変わらない点だそうだ。まあ逆に言うと誰が使っても威力は上がらないんだけどな…
魔法はそのほとんどがオリジナルで主に熟練者が使っているそうだ。魔法の特徴は詠唱は長いが熟練になると無詠唱が
できるようになる、魔力消費量が魔法の創り方によってかわったり、使う者のイメージ力で威力が変わったりする点だ。
だが熟練者になるとほとんどの者が魔法を使うようになるらしい。まあ魔法のほうが便利だからな!だから必然的に
魔術が練習に魔法が実用になるそうだ。
あと、俺が使える魔法の中に概念魔法というものがある。たぶんこれは俺しか使えないのではないだろうか?
いや、根拠はないんだけどね、なんかねえそう思うのよ。
んまあその概念魔法は「こういう魔法」という概念をそのまま出す魔法だから厳密に言うとこれは魔法じゃないのだ!
この概念魔法はイメージ力が全ての魔法とも言える。しかも、概念魔法はなぜか世界の魔力を使うので相手に魔力を認識
されない魔法だったりする。
あと魔法に必要な魔力は、こう…手に気合を込めてみたら何かが出てきたような感触が手に伝わってきた。
『知識』と照らし合わせるとこれが魔力であることが分かった。…気合を込めたら出てくるって……どうなのよ……
まあそれは置いといて、『知識』ではこの世界にはステータスカードなるものがあるらしく、そのカードが身分証明書の
役割を果たしているらしい。そして、そのカードがあるだけで国の出入りや砦の通過、宿の割引や武具屋の割引ができるらしいのだ!
しかもそのカードには自分のステータスが逐次更新されながら表示されるらしい!カードは表に自分の身分証で裏にステータスが
表示されるらしい。
だがこのカードは国が発行を管理しているらしく簡単には入手できないのだが…そこは俺の『物質具現化』で修行の合間に創ったのさ!
―――実は見たことがないものでも創れるのか心配だったが、見たことがなければ創れないということはないらしく、
十分な知識があれば創れるようだった―――
んでから、カードは創った状態のままでは何も書かれていないただのプレートみたいだったが、俺は手に持って
プレートに魔力を流してみた。すると、プレートが淡く光ったと思ったらすぐにただのプレートに戻ったが、よく見ると
うっすらと文字が書かれていた。しばらくすると、はっきりと文字が見えるような状態になっていた。
プレートの表面にはこちらの世界―――アストティラン―――の言葉でこう書いてある…
名:ジェイク・G・フリード
種族:人間
身分:冒険者
性別:男
ランク:F
発行元:ブロム・セイム
と書いてある。当然名前は偽名で登録している。まあ本名は向こうの世界の名前だしな。こちらの世界に早く慣れるためにも
こちらの世界の名前を考えて自分になずけてみたら以外や以外、成功してしまったのだ。
ちなみにジェイクは死んだ親父がなずけてくれた俺の英名で、G・フリードはジークフリードを改変してみたのだ。
そいでから、ランクはF~Sまであるらしくランクは登録者がギルド―――やはりファンタジーの世界、ギルドがあった。が
ここの世界のギルドの仕組みは一般的?で、雑用から大型の魔獣の討伐等のクエストの仲介屋のようなものだった。
クエストにもランクがあり、同じランクかそれより二つ上のランクしか受けられない。という感じ―――でクエストを受けると
同じランクなら十回、一つ上なら五回、二つ上なら一回成功するとランクが上がる。という仕組みのようだ。
んで、裏面のステータスには…
魔術・魔法適性:『炎』『嵐』『雷』『地』『闇』
戦闘タイプ:万能殲滅型
クラス:万能師
傾向:拳闘魔法士
ステータス:ジェイク・G・フリード
基本体力:B
基本攻撃力:S
基本魔法火力:SSS
基本防御力:A
基本魔法障壁:SS
基本魔力総量:多量により測量不能
基本瞬発力:A
基本精神力:多量により測量不能
基本運:B
……途中まででこれだよ…もう『チート能力』が無くてもチートじゃん!!魔術・魔法適性なんて一人二つあればすごい方なのに
五つもあるし!しかもその内一つはいかにも魔王の『闇』だし!
それだけじゃなく戦闘タイプが万能殲滅型ってクラスも万能師だし…いや、これは納得できるか?
修行中にダイオラマ球のステータス弄って仮想敵をバンバン出してそれを殴り飛ばしたり、魔法で蹴散らしてたしな…
うん!こいつは自業自得だわな…はあ……orz
うん…問題はこれだよな。なんか糞神のところで調べた時より項目が増えてるし…いや、これはいいのか、だめなのはあれだよ…
あれ…魔力総量と精神力だよな、何だよ多量により測定不能って…これ…もう魔王よりやばいんじゃね?見つかり次第殺されそうな
感じだな。うん、もう考えるのや~めよっと!
あ~でも一応説明しといたほうがいいか~…ん?だれにかって?そりゃ~気にしたら試合終了ってことで…
そいじゃ、えっと攻撃力と魔法火力は物理か魔法かの違いで防御力と魔法障壁も同じ。
魔力総量と瞬発力、は読んで字の如くで、精神力は魔術や魔法のコントロール力と言ったところかな?んで、運は神への注目度で
高ければそれだけ注目されているわけで危なくなったり、運がよくなりたいとき等に稀に神が助けてくれるというもの―――そうい
えば言うのを忘れていたけどこの世界には本当に神がいるのだ。ちなみにあの糞神はこの世界での最高神だったりする。
元の世界にいた理由はしらないがな。―――
次は属性のことを、魔法は属性が結構あって
初級が「火」「水」
下級が「風」「木」「土」
中級が「炎」「氷」「毒」「電」
上級が「嵐」「森」「地」「腐」「雷」
根源級が「光」「闇」
という属性がある。さらにその属性一つ一つに初・下・中・上・古代級というのが存在して古代級になるほど威力が
高くなったりするんだおもに初級から下級が魔術。中級から根源球が魔法と呼ばれていたりする。
これらを組み合わせたりそのまま使ったりするのだ。それで、根源級は基本的には全ての者が「光」らしいのだがときたま
「闇」を持った人がいるらしい…俺もなんだがな…まあ、その「闇」の人たちは少なかったので何者なのか知られてないらしい。
んでから、魔術・魔法適性が一番高い属性の色が髪の色になるみたいだ。っま、面倒だし色の説明は後にしよう。
あとは、スキルと称号か、これもまたチートなんだよな~…
ユニークスキル
≪異世界者≫LV・MAX
全てのステータスを2段階強化
ユニークスキルを1つ無条件で習得。
条件を満たせばさらに追加で習得可能。
≪万能図書館≫LV・MAX
基本精神力を5段階強化。
一度でも見たことのあるもの、見たものを半自動的に解析し記憶領域に保存する。
記憶領域に「魔導書」「武器図鑑」「防具図鑑」「道具図鑑」「家具図鑑」「食物図鑑」「植物図鑑」「魚図鑑」「魔物図鑑」「幻想図鑑」「人物履歴書」「聖書」「歴史書」「教養書」「地図帳」を創る。
魔法を解析した場合、記憶領域の「魔導書」に保存される。
「魔導書」に保存された魔法は任意で発動できる。
「魔導書」に保存された魔法のステータスが見れる。
この保存された魔法はその魔法の概念魔法になる。
武器、防具、道具、家具、食糧、植物、魚を解析した場合、記憶領域の「武器図鑑」「防具図鑑」「道具図鑑」「家具図鑑」「食物図鑑」「植物図鑑」「魚図鑑」に保存される。
「武器図鑑」「防具図鑑」「道具図鑑」「家具図鑑」「食物図鑑」「植物図鑑」「魚図鑑」に保存された物は任意で出せる。また、出現場所も決められる。ただし、魚の場合は死んだ状態で出てくるが鮮度に問題はない。
「武器図鑑」「防具図鑑」「道具図鑑」「家具図鑑」「食物図鑑」「植物図鑑」「魚図鑑」に保存された物のステータスが見れる。
この保存された物に数の制限はない。
魔物や魔獣、人間や魔族等、幻獣や幻想種等を解析した場合、記憶領域の「魔物図鑑」「幻想図鑑」「人物履歴書」に保存される。
「魔物図鑑」「幻想図鑑」「人物履歴書」に保存された魔物や魔獣等、人間や魔族等、幻獣や幻想種等のステータスを見れる。
この保存されたステータスは常時更新される。
魔物や魔獣等、幻獣や幻想種等なら生態や弱点などが追記表示される。
人間や魔族等なら今までの履歴や思考などが追記表示される。
「聖書」「歴史書」「教養書」は現在いる世界で関連している全ての知識が保存される。
この「聖書」「歴史書」「教養書」は自動で更新、保存される。
自分の視界に入る地形や街などを「地図帳」に保存する。
「地図帳」に保存されたら任意で閲覧できる。
「地図帳」は自分で書き込み可能
また、この≪万能図書館≫で出した物のステータスを一部改編が可能。
さらに、出した物は念じれば消すこともできる。
スキル
称号
≪異世界からの放浪者≫
全ステータス2段階強化。
状態異常無効。
身体強化。
≪万能図書館を総べる者≫
文字などを読む速度が速くなる。
読み込みが速くなる。
呑み込みがすごくよくなる。
うん!チートだぜ!!ていうかユニークスキルが二つって(笑)ユニークスキルは基本的には一人一つだけらしいのだが…
≪異世界者≫で条件満たせばさらに手に入るのかよ!すげーな!!
そうじゃなくても≪万能図書館≫はマジチートなのによう!もう笑いがとまらねーぜ!!
ふふふ、「ふははははははは…」
~30分~
ふう、少し暴走しちまったな…まあ、これでスキルはいいとしよう。
……うん、改めてみると凄まじいな。もう俺最強なんじゃね?
修行の成果で生身のままでも某魔法先生の狗族の子供並に強いしな…強いよな?たとえが微妙だったか…
ふう、さあて出発のそろそろ出発の準備を始めっか!!
ここまで読んでくださいましてありがとうございます。
間違いや文章がおかしいところがありましたら教えてください。