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異界の放浪者(仮)  作者: 白銀
旅立ち
10/12

第八話 お礼、出発のお話、修行part2

ヒロインの性格を無口キャラに路線変更するぜ!


まぁあといろいろありますがそこは気にしない方向で…


あと今回短いです。前回のはハイテンションだったからなぁ……

~翌日の5時ぐらい。丁度日の出だね!by白銀~


~客室B~



「zzzzzzzzzzzzzzzzz」


「………………(じ―――)」


……


「zzzzzzzzzzzzzzzzz」


「………………(じ―――)」


……


「zzzzzzzzzzzzzzzzz……ちら


「………………(じ―――)」


…なんか見られてる?

ども、おはようございますです。優輝っす。突然なんすが意識が覚醒したらなんか見られてる視線を感じんっすよね。んで、薄目開けてちら見してみたらさ、アリアちゃんが枕元に立ってじ―――っと

こっち見てんすよ。……何なんでしょう?俺、嫌われてんじゃなかったのかなぁ?ん~???わからん、さっぱりわからん。……考えたって仕方がない。起きて聞いてみるか。


「ん、おはy「!!(ビク、ぽて、……じわ)」……」


俺が挨拶をしようと声をかけると一瞬アリアちゃんの体が硬直し逃げようと方向転換しようとし躓きこちらを見たまま尻もちをつく。すると今にも泣きそうな感じに眼がうるうるに……

……怯えてる?っは、いかん!このまま帰したら俺が泣かしたと思われる!そしたら、村人に殺される!!


「えっと、あの、落ち着いて、ね?ただのあいさつだから、そんなに怯えないで?」


「っひぐ……っぐ……(うるうる)」


あ゛ぁ゛―――――!!ど、どうしたらいいんだぁ――――――!!っは、食べ物!子供には食べ物だ!……ってソイ○ョイ(マンゴーココナッツ)しかねぇ~!いやこれでもいけるか?


「うっうっひぐ……(うるうるうるうる)」


うお!ダムが決壊寸前!え~い!どうにでもなれ!


「ほら、これおいしいよ、あげるから、だから泣かないでぇ!」


「っひぐ?うっう………ぐす、……(こくん)」


な、泣き止んだぁ。……っていうか食べ物で泣き止ますってなんかなぁ~……ってかこれ傍から見りゃ変な奴じゃね?うぁ~選択ミスったかぁ~?


「?……ぱく、もぐもぐ、こくん……ぱくぱく(ぱぁ~)」


……なんかすごい勢いで食ってんな。そんなにおいしかったのかソイ○ョイ。まぁソイ○ョイって分類では菓子だったしな。なんて考えながら俺はベットから起きて体をほぐし軽く自己診断をする。

……うん、体調は万全だな。そういや此処の便所の場所聞いてなかったな。どこかな?


「……(ちょいちょい)」


っとアリアちゃんが俺のジャージの裾を引っ張る。


「ん?なにかな?」


といい俺は中腰になりアリアちゃんの目線に合わせる。


「…………ありがとう」


と言うアリアちゃん。ほう、ソイ○ョイがおいしかったのかな?俺もソイ○ョイは好きだからなぁ。前は土日3食ソイ○ョイだった時があったしなぁ~



~土日3食ソイ○ョイは作者の実体験です。あとソイ○ョイっておいしいよね?。by白銀~



「お礼はいいよ、まだあるしね。もう1ついる?」


と聞き。ポケットに手を突っ込み≪万能図書館≫からソイ○ョイ(カカオオレンジ)を出しポケットから出したように見せる。するとアリアちゃんは首を横に振り……


「…………助けてくれた。」


とポツリ……ああ!あの時のお礼ね!ああ、納得納得それで俺の部屋に来てんのね。


「ははは、どういたしまして。……ん?そういやなんでこんな朝っぱらからアリアちゃんは俺の部屋に?」


ちょっと疑問に思ったので聞いてみることに、アリアちゃん曰く、実は昨日の夕食の時からお礼をしようとタイミングを窺っていたが結局言えなかったそうだ。んで仕方なしに朝早くに俺のところに来たらしい。


「ということは、俺アリアちゃんに嫌われてたわけじゃないんだ?」


「…………嫌いになんかならない。」


っと断言するアリアちゃん。最後の方は聞こえなかったけど……これは純粋に子供好きとしてうれしい限りですはい。(じ~~ん)あっけど俺は断じてロリコンじゃないんでそこんとこ宜しく!

と割かしどうでもいいことを考えながら出発準備をする。って言ってもバックパックの中身の点検ぐらいなんだけどね。すると……


「…………(ちょいちょい)


とジャージの裾を引っ張ってくる。


「…………さっきの。」


と言うアリアちゃん。おっソイ○ョイですね。わかります。

なんて思いながらさっき出したソイ○ョイ(カカオオレンジ)をアリアちゃんに渡す。


「(ぱぁ~)ぱくぱくぱく」


なんかリスみたいだなぁ~。……猫耳だけど。

うし、んじゃまアルティモー夫妻に挨拶しに行こうかな?


「んじゃ俺下に行ってティガルフさんたちに挨拶に行くけど一緒に行く?」


「…………(こく)」


「よし、んじゃ行くか。」


俺はそういうと廊下に出る。するとアリアちゃんが俺の右隣に来て手を握ってきた。


「ん?……あぁなるほど、それじゃ行こうか。」


と言いアリアちゃんの手を握りながら下に行く。多分ダイニングに居んじゃねぇかな?


「……/////うん」



~ダイニングルーム~



「お、いたいた。おはようティガルフさんべアリウスさん」


「……おはよう」


「おう。おはようさん……ってアリア!なんで家に!?」


「アリアちゃん!?なんで此処にいるさね?」


おお驚いてら。俺はさっきの話をティガルフさんとべアリウスさんに話す。その際にアリアちゃんが物欲しそうにこっちを見たのでソイ○ョイ(アップル)をあげたら、にぱぁ~、と背後にひまわりでも咲きそうな感じの笑顔

を浮かべてくれた。……めっさ可愛い!すげぇ可愛いよ!あれだなサクラさんの時とは違う可愛さだぜ!


「ほぁ~、なるほどねぇ~」


と神妙な顔で頷くティガルフさん。


「アリアちゃんすごいじゃない!村の人以外の人と話すなんて初めてじゃない?」


あ~そういや対人恐怖症って言ってたな。


「そういやそうだったな。アリアちゃん頑張ったんだなぁ~」


と言いながらアリアちゃんの頭をなでる。アリアちゃんは気持ちよさそうに耳を垂れて目を細める。……超可愛い!!ああ、抱きしめてぇ!だが抱いた瞬間俺はロリコンの烙印が……たっ耐えなくては……


「……ん、頑張った。」


とアリアちゃんがちょっと嬉しそうに言った。その後俺達も席に着きティガルフさんたちと朝食を食べながら雑談を始める。その際なでるのをやめたら、とても名残惜しそうに俺の右手を見ていた。……またなでてあげようかな。


「ああそうだティガルフさん。」


「ん?なんだ?」


「ここら辺でそこそこ治安のいいところ知らない?」


「ん?あぁ、ここらへんだったらグロンの街だな。」


「なるほど、グロンねぇ。」


「それがどうかしたのか?」


実は俺の『知識』や『地図帳』の情報では○○の街、××地方のどこそこ、現在地から△△△m。っていう感じの情報しかないんだよね。だから治安とか特産物とかは人から聞かないとわからなかったりするんだよ。

まぁ、俺がそのことを知ったら『知識』と『地図帳』にそのことが更新されるんだけどね。

んで、何故俺がそのことを聞いたかと言うと……


「いや、そろそろ旅を再開しようかと思ってね。」


「!……(ピク、チラ)」


「そうか、いつ行くんだ?」


とティガルフさん。……アリアちゃんの視線が痛い。なんでだろ?こっちを凝視してるし……


「早くて明日の早朝には出発するつもりだ。」


此処からグロンまでの距離は歩きで丸1日ぐらいかかる。俺は馬車に揺られながらのんべんだらりと行きたいからなぁ、その準備で1日潰すつもりなので早くて明日には出発しようと考えてある。


「……アリアちゃん。ちょっとこっちに来てくれないかい?」


とべアリウスさんがアリアちゃんと一緒に厨房の方に行った。?なんだろうな。ご飯の仕込みかな?

とか考えていたら……


「そうか。早くて明日か。」


「?まぁ準備が終わり次第だけどな。多分明日だろう。」


「……そうか」


……なんだろう?嫌な予感がする気がする。……まぁ気のせいか。


「それじゃあ、俺は準備をするんでこれで。」


「ん、儂は仕事があるから何かあったら村長室まで来てくれ。」


「ほいほい、んじゃべアリウスさんとアリアちゃんに宜しく。そいじゃ。」


と言い俺は部屋に向かって歩き出す。



~客室B~



「さてと」


俺は部屋に戻ると部屋のだいたい真ん中に立ち……


「【我、此処に領域を定めん、我、定めしこの領域に結界を張らん、音を遮断し虚像を映せ>>>・全能の結界イージス】」


全能の結界イージス】を発動する。俺の足元にあった魔法陣が部屋を覆い結界を張る。その後、俺はダイオラマ球を≪万能図書館≫から出す。手のひらに出てきたダイオラマ球のステータス画面が眼球に映し出される。

俺は前の修行の時と同じ設定をしダイオラマ球の中に入った。

……ちなみに、前回の修行は魔力制御と『チート能力』の把握と身体能力に関しての修行だったが、今回は自己流魔法の試し打ちと『チート能力』の制御、んで武器を使った身体強化の修行がメインっす。んじゃ頑張ってきますぜ!




ん、そういうわけっす。


あと獣人は耳がありゃあれもあります。まだ見せてませんがね。


そいじゃ、


あと敬語やめましたぁ。

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