夏のホラー2020、初回掲載8/10
初回掲載2020/8/10は、14作品でした
●作品355
「代わって」
作者:龍眼
短編
6,726文字
内容
改札を出る時、近づいただけでピッと音がする。
感想
怖い、怖い、怖い。ひぃぃ。後半から結末までずっとハラハラしました。
●作品356
無人の駅構内で幽霊よりも怖いもの
作者:小林汐希
完結済(全2部分)
7,030文字
内容
駅での出来事
感想
小咄ですね。コメディかな。ホラーではない。駅ではある。専門用語が沢山出てきました。そういう楽しみはあります。
●作品357
ポンプ
作者:もっそ
短編
1,546文字
内容
駅にポンプがあった
感想
後書きに解説あり。作者解題が不要な方は注意。内容は手堅い感じのホラーです。
余談
作品331『ファン』の作者です
●作品358
閉鎖されている臨時駅に隣駅から歩いて行ってみたら
作者:山家
短編
2,994文字
内容
酒呑みパラダイスのおはなし
感想
アルハラってやつですかね?しかし喜んでるからハラスメントではないけども。単なる勧誘か。この駅行きたい。あ、きちんとホラーです。
●作品359
九段下七人ミサキ
作者:かもしか
短編
5,315文字
内容
首が切り離された幽霊の話
感想
表題怪異のほかにも、色々混ざってます。そして海ではなかったです。駅は出てきます。ホラーです。あまり怖さはありません。ビジュアルを想像してしまう人は注意。
●作品360
駅の居候
作者:赤坂秀一
完結済(全2部分)
7,794文字
内容
駅で猫と仲良くなる。彼氏がクズなので別れた。
感想
化け猫もの。面白かったです。
●作品361
誰も並ばない乗り場
作者:ばんがい
短編
3,158文字
内容
先輩に勧められてホームの先端で電車を待つ
感想
善良な主人公、強めの先輩。強めの人は、迷惑だから他人に勧めないでほしいですね。
●作品362
ハトと青年
作者:鷹野 進
短編
1,321文字
内容
ホームで見知らぬ人に話しかけられた
感想
迷惑。やめて。気に入らないなら、恨みのある相手にだけやってください。
●作品363
不運な俺と首狩り魔人 ~最強ラックの彼女をなぜか助けに行く不運な俺の物語
作者:Tempp
完結済(全7部分)
36,755文字
内容
不幸体質の主人公が、音信不通の女子を探しに都市伝説のある駅にゆく
感想
グロ注意。ホラーラノベっぽい作品でした。面白かったです。主人公はラノベ主人公的一般人で、淡々と肝が据わっております。
余談
作品286『私と、電車のすき間の都市伝説 【夏のホラー2020】』
●作品364
彼岸に続く駅
作者:五月秋高
短編
3,310文字
内容
怪異に追われて廃駅に逃げ込む
感想
気の毒、切ない、後味悪い。秀作掌編です。
●作品365
記憶 ー声が聞こえるー
作者:ニャン太郎
完結済(全3部分)
1,596文字
内容
駅で女の人を見かけ、淡い恋心を抱く
感想
純文学のような、抒情ホラー。ただし非ハートフル。ちょっと背筋が寒くなります。
●作品366
ある駅前の立ち食いソバ屋で、天玉ソバを食べたら、体が温まる筈が冷えました。
作者:山家
短編
内容
駅ソバに寄ったら怖い話を聞いた
感想
サイコホラー。絵面を想像するとなかなかに恐怖です。
余談
作品347『閉鎖されている臨時駅に隣駅から歩いて行ってみたら 』の作者です
●作品367
笑顔 あふれる 環状線
作者:野生のはいよるくま
短編
15,546文字
内容
停車するたびに同じ人がホームにいる
感想
特殊なユーザー自主企画の参加作品とのこと。この作品のみで理解できるため、公式夏ホラー作品としては正規参加作品でした。気になる方は、前書きと末尾のおまけと後書きは読まずに、本文のみ読むことを推奨します。本文は語り手交代あり。
●作品368
いつまでも
作者:希乃夏
連載中(全1部分)
239文字
内容
プロローグのみ
感想
1話エタでした
今回はここまで
今回分は、書き手がホラーファンなのではないか、と推察される作品が多かった気がします。
お読みくださりありがとうございます
続きます