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夏のホラー2020、初回掲載8/27分⑤

●作品34

作者:ユキガミシガ

短編

5,521文字


内容

いくら待っても電車が来ない


感想

駅そのものの怪談です。怪奇現象の描写がホラー空間を盛り上げていました。



●作品35

三つのシミ

作者:大原英一

短編

3,499文字


内容

主人公は老婆に怪しい小瓶を渡される


感想

コントなのでしょうか?唐突に終わります。



●作品36

耳鳴りと猫

作者:めそまる

連載(全一部分)

未完結

5,094文字


内容

学生ふたりが怪異の噂がある駅を訪れる。


感想

BLタグあり。登場人物がBL特有の言動をします。苦手な人はそれだけで無理。ホラー部分はちゃんとホラーでした。


余談

夏のホラー2020の参加規定には、「種別 短編・完結済み連載小説」とあります。1話完結型であっても、この作品は正規参加作品とは言えません。

今回分の末尾に未完結作品について記載があります。



●作品37

赤いドレスに誘われて

作者:街影屋 黒猫

短編

4,348文字


内容

終電を待つホームでスマホがないことに気がついた。


感想

胸糞ホラー。現象は怪奇ですが、胸糞効果のせいなのか全く怖くありませんでした。怪異は丁寧に描写されています。あらすじに理不尽とありますが、むしろ理由のある怪奇現象でした。


余談

サイコホラータグもあり。サイコホラーじゃないですね。普通に心霊現象です。サスペンス要素があるのでサイコホラータグをつけたのでしょうか?怪奇現象が幻覚だった可能性は作中で示唆されておりません。もし幻覚だったとしても、単なる胸糞サスペンスで、異常心理ものではなかったです。


また、あらすじにある作品は、今回分投稿時刻現在youtubeには公式動画が存在しません。ご注意を。



●作品38

幽界繋路

作者:余束梨 ヒロ

短編

3,345文字


内容

治安の悪い駅の路線図に落書きをする


感想

怪奇現象のテンプレ展開ですが、結末が優しくユーモアがあります。途中のホラー描写は、派手な視覚描写だけでなく、ほんのり怖かったりほのぼのしたり、短い中でバラエティに富んでいました。



●作品39

また、来年

作者:ゆずひと

短編

2,576文字


内容

夏に幼馴染を訪ねる。帰りの電車で怪奇現象を体験する。


感想

序盤、幼馴染との関係性についての説明がわかりにくいですが、そこはさほど重要ではなかったです。夏らしい水の怪談でした。



●作品40

『乗り過ごし』

作者:謎猫

短編

1,215文字


内容

終電で最寄り駅についた主人公。しかし降りることができなかった。


感想

すっきりとした印象の怪談。怪奇現象の現場が通勤経路にあるなんて嫌ですね。



●作品41

すごろく列車

作者:天音こかげ

短編

3,858文字


内容

乗った電車は、車内放送で伝えられる、サイコロを振って出た目の数だけ駅を進む。


感想

理不尽ホラー。偶然助かる人もいる。ルールが少し曖昧。じめっとした怖さがありました。



●作品42

狭間図書館の誘い ―夢幻の泡影―

作者:ネコスライム

短編

2,318文字


内容

電車に乗っていたら図書館に着いた。


感想

駅舎が複合施設になっているわけではありません。駅は出てきますが、むしろ夢に関するホラーです。



●作品43

今も そこに ある

作者:索創☆実現機

短編

5,579文字


内容

乗り過ごしに気づいて降りた駅での体験


感想

一種のサイコホラーでしょうか?結末付近で語り手が取る行動が、案外誰でもやりそうで怖いです。


余談

作品11『ステーション』、作品29『終電の後に』と同じ作者の作品です



●作品44

夢電車の終着駅

作者:轟 響

短編

11,863文字


内容

新聞部の生徒がオカルト部を取材した。新聞部の生徒は、教わった儀式を早速試す。


感想

不完全な情報をもとに行動をするのは危険ですね。特に、正確な情報を握っているのが陰険な人の場合は。後半の解説部分が長く感じました。



●作品45

底辺たちの叫び

作者:浅井泉

短編

1,883文字


内容

東京駅のとあるホームで、大声で電話をかけた。


感想

寓話。幽霊話ですが、怖くはありません。自慢よりマナーが問題かなと思いました。



今回はここまで


今日は、2020年分の公式ページから飛べる検索画面を利用したのですが、1099作品でした。最初に自分で検索した時は、1101。除外、二次創作!設定漏れてた。

公式企画一覧→過去の公式企画をもっと見る→2020年分公式ページ→参加作品を見る→もっと見る。2年間この年の分を読み続けていて、この手順を知っていた為、メンドクサカッタので検索設定を自分でした。そこで見落としが。


今回、未完結連載小説を抽出しましたら、全14作品、すべて期間内が最終更新日です。

厳密に言えば、順次公開する連載形式の場合、完結まで予約投稿済のものだけが正規参加作品にカウントされるのかもしれません。


規定が「期間内に完結予定の連載小説」ではなく「完結済み連載小説」です。本稿では、最終部分まで予約投稿済み以外の未完の作品は、非正規参加作品と考えます。

連載中作品のステータスは、「(完結予定)」が本来の規定のはず。しかしこれは検索画面から抽出できないため、公式ページから飛べる一覧にも期間内未完結は含まれます。

公式もそこまで厳密ではない模様。


今回読み進めているのは、2020年分の終了済み企画ですので、未完結作品は「非正規」とみなし読まないことも検討しました。ですが、せっかくなので読んで掲載することにしました。

元々、一旦完結にしたものの続きが連載中なものを想定して、完結済みは検索条件に入れておりませんでした。

公式の場合は、期間内に連載中作品が弾かれると不味いので、元から完結済みは検索条件に入っておりません。


また、本稿において、完結作品については、最終部分の初回掲載日(最終更新日ではない)が期間内のものには特に言及していません。確認は全作品でしています。

例えば、作品15『ステーションサバイバル』は現在ステータス「完結」ですが、外伝が1年後に追加されております。システム上短編から連載への変更は出来ないので、本来は期間内未完結の連載作品(非正規作品)だったのでしょう。

このパターンも最新部分(最終部分)まで読んでいます。


お読みくださりありがとうございます

続きます

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― 新着の感想 ―
[一言] あ、ごめんなさい。 検索除外は私のでしょう? 例の文法エッセイの地雷を全部踏み抜くヤツ(笑) たて読みさせたかっただけなのよね。
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