夏のホラー2020、初回掲載8/13①
初回投稿2022/8/13は、14作品です。
●作品307
夢送電車
作者:黒兎 亞俐崇
短編
2,103文字
内容
奇妙な電車を終着駅で降りると、降りた人々が次々と恐ろしい存在に襲われた
感想
幻想文学寄りのホラー。淡々と進む悪夢の世界でした。
●作品308
白線の内側までお下がりください。
作者:ユンモ
短編
2,657文字
内容
先輩がお友達と同じ駅で亡くなった
感想
条件が揃ってしまってから気がつくという恐怖。怖かったです。
余談
作品16『願いを叶える電車』、作品207『見上げた小さな空 』の作者です
●作品309
寝過ごす男
作者:津上財産
短編
2,980文字
内容
寝てしまったが、降り損なったわけではない。ある日から同じように寝てしまって、とある駅で慌てて降りる女性を見かけるようになった。
感想
え、こわい。なに……
●作品310
荒若駅~ブローチ~
作者:園田美栞
短編
3,934文字
内容
駅で転落事故が起きた
感想
ほぼベタ打ち。サイコホラータグあり。本来的な意味でのサイコパスですが、犯罪小説でもあります。心霊的な要素は一切ない、純粋なサイコホラーでした。
●作品311
親友はそこにいた
作者:宮原 匠
短編
2,867文字
内容
以前は親友と歩いた駅への道。
感想
都市伝説と幽霊と友情。
●作品312
【3分で読めるホラー】暁紅に燃ゆる駅
作者:おうぎまちこ
短編
1,076文字
内容
かつて空襲に会った駅
感想
不思議な体験をした話。90年代なかごろには、こんな感じのドラマや短編漫画が時々ありましたね。読後ゆったりした気分になりました。
●作品313
洗濯駅
作者:超絶究極無敵速筆ラビリンスコーヒースライム隊長Lv3
短編
1,312文字
内容
洗濯される主人公
感想
軽い調子で流されてゆく主人公。良くも悪くも普通の人という雰囲気です。普通の人の普通の悪霊、ほんのり不気味です。
余談
作品172『露出駅 』、作品176『愛駅』、作品297『鮫駅。』の作者です
●作品314
みずくかばね線 きさらぎ駅
挿絵あり
作者:もろこし
短編
7,147文字
内容
きさらぎ駅もの
感想
写真が入る位置が絶妙です。後半は掲示板小説のスタイル。きさらぎ駅ものとしては、やや変化球です。面白かったです。
今回はここまで
今回分はスルスル読めるものが多く、キリがないのでここでやめておきました。どれも面白かったですよ。
お読みくださりありがとうございます
続きます




