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検索可能な公式夏ホラー作品をひたすら読む  作者: 黒森 冬炎


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夏のホラー2020、初回掲載8/15②

●作品285

そして、みんな不幸になる

作者:しむいせいす

完結済(全5部分)

6,261文字


内容

元カノから電話がかかってきた。どうやら駅で飛び込み自殺をしたらしい。元カノの電話を拾ったという人から電話がかかってきたので、受け取りに行く。


感想

グロ注意。サイコホラー?タグにはサスペンスとありますが、サスペンス要素はないような。心霊現象が終盤にあります。主人公の行動がかなり不自然ですが、そこはオカルト要素ではありませんでした。


余談

一文が極端に短く、一行につき一行分の余白が必ずあります。一行のバイト数が大きいと重くなったネット黎明期のメールにも似た、独特なレイアウトです。苦手な方もいるかも知れません。


一卵性双生児で顔がかなり違うような描写があります。調べた範囲では、一卵性のほうが二卵性よりは、遥かに似ることが多いようでした。ただし現実でも、あまり似ていない一卵性双生児はいるそうです。極小確率ですが一卵性なのに男女の双子という例もあるとか。

一般的にはほぼ100%一致するというDNAですが、なんと、必ずしも一緒ではないらしい。15%くらいの一卵性双生児が、片方に突然変異が集中するという記事も見かけました。

そこまで来ると、どうやって一卵性か二卵性か見分けているのか気になりますね。


とはいえ、この小説では明らかな別人であるかのように書かれていて、しかも、一卵性双生児のほうが外見も中身も差が出るような発言があります。一卵性という設定にしたのは、単に誤認識かも知れません。そして、極端に外見の違う双子という設定は、小説の内容に全く影響を与えていなかったです。



●作品286

私と、電車のすき間の都市伝説 【夏のホラー2020】

作者:tempp

短編

1,890文字


内容

鉄道ファンが駅で体験するホラー


感想

軽いノリですが、ちゃんとホラーでした。うねうね系はうねうねするだけで気持ち悪い。


余談

作中の地下鉄神津線という鉄道路線は、現実には無いようでした。架空地図が後書きにあります。


神津という駅は大阪府にある阪急バスのバス停に実在するようです。高津という表記だと大阪市電九条高津線という路面電車がかつて存在した記録がありました。JR御殿場線には、神奈川県の国府津駅が存在します。こちらも「こうづ」です。三重県には、神津佐と書いて「こんさ」と読む地名が実在します。


興味深いことに、架空鉄道である南西急行電鉄という会社のサイトが実在しました。この架空鉄道にある架空の駅神津駅は、地下鉄駅という設定です。横浜駅に隣接する地下鉄の駅、という説明がありました。



●作品287

♥ 噂の人形駅「 夏のホラー2020 」

作者:雪*苺

完結済(全14部分)

31,234文字


内容

主人公は高校生退魔師。人形が沢山ある駅に仕事で来た。


感想

BL注意。この作者さんには、他にもタグなしのBLがありました。内容は人形と怪奇現象についてのホラーでした。


余談

作品160『♥ ベンチの下に居る「 夏のホラー2020 」』、作品175『♥ ●ャッキー人形「 夏のホラー2020 」』、作品220『♥ 足跡「 夏のホラー2020 」』、作品240『♥ 真夜中の花嫁「 夏のホラー2020 」 』作品243『♥ リング「 夏のホラー2020 」 』、作品246『♥ 赤い靴「 夏のホラー2020 」』、作中249『♥ 鈴の音が聴こえる「 夏のホラー2020 」』の作者です



●作品288

百物語 第百  『佰』

作者:蠎

短編

2,764文字


内容

駅は?


感想

駅とは完全に無関係でした。一応はホラー。



●作品289

知らない着信番号

作者:野生のはいよるくま

短編

1,201文字


内容

駅で電話を受けた


感想

ホラーなんですか?小咄というか、コメディ?



●作品290

地下鉄わらし

作者:若松ユウ

短編

2,929文字


内容

特殊な駅を体験型ホラーゲームに利用した


感想

落語家の怪談話風作品。手堅い怪談です。面白かったです。



今回はここまで。

調べごとが多くなり、遅くなってしまいました。

今回は、調べた結果がかなり興味深く本編と関係のない部分で楽しんでしまいました。

そんな楽しみ方もありだと思います。


完全な非正規作品もありました。やはりタグだけ見て、詳細を確認せずに投稿する人がいるのでしょうか?


お読みくださりありがとうございます

続きます

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― 新着の感想 ―
[良い点] 若松 様 の作品発見♪ 黒森 様 のこの作品から、自分が気になっている作者名の作品を見付けられるのも楽しいですね。未読なのでこの週末に読みに行こうと思います!
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