夏のホラー2020、初回掲載8/16④
●作品278
いちま様 三
作者:斎木リコ
完結済(全4部分)
11,981文字
内容
東京駅から出られない
感想
題名の三は3作目という意味のようです。少し分かりにくいですが、この作品のみでお話が理解できます。出られないといっても、ループ系ではなくシャッターが閉まっており、物理的に閉じ込められている状況です。
余談
土地勘の無い方は、「東京駅構内図」を立体表示にして主人公の行動を追ってみるとなんとなく分かるかも。
東京駅で京葉線から乗り換えるということですが、改札を出ようとしているので、地下鉄に乗り換えるのでしょうか。だとしたら、京葉線地下丸の内改札口を出て、丸の内自由通路経由で丸の内側に行くはず。
改札口の閉鎖を確認してから八重洲南口を目指しているので、ここですでに反対の端まで歩いてるんですね。お気の毒。
しかし、八重洲連絡通路経由で地下一階に出たなら、1番近くの八重洲南改札口を出てしまうと、駅の外を大回りすることに。丸の内側へと駅構内を進むほうが近いような?
いずれにせよ、目的の改札口が閉鎖されていたら大回りで大変ですね。地下鉄乗り換えではなくても、稀に工事で改札口が閉鎖されていて、外に出て戸惑うことはあります。
●作品279
口
作者:羽生河四ノ
短編
1,343文字
内容
夏ホラネタを求めて埼京線板橋駅へ赴く主人公。
感想
こ わ い
余談
作品74『stationwagon 』、作品115『きりさめ』、作品221『高速言語』、作品224『トイレット』、作品277『GOTOキャン△ 』の作者です
今回はここまで
今回分はどちらも実在する駅が舞台です。埼京線板橋駅は行ったことがあるような、無いような。検索して画像を眺めました。文字だからこその怖さもありますけど、実在駅の場合には視覚情報があるとより楽しめますね。
お読みくださりありがとうございます
続きます