夏のホラー2020、初回掲載8/17③
●作品257
伏見稲荷神社と近所の無人駅
作者:しっぽと羽
短編
4,847文字
内容
行方不明の妹がよく行っていた神社を訪ねる主人公
感想
妖怪列車もの。最近の怪談では、神仏に素直な感謝をする登場人物は珍しいのではないでしょうか。
●作品258
落書き
作者:はるまき
完結済(全20部分)
13,699文字
内容
廃墟愛好家が訪ねた駅では、トイレに落書きがあった
感想
駅からスタートしますが、駅や鉄道のホラーではありませんでした。内容は手堅い感じの心霊現象物語です。
●作品259
暗がりの噂話
作者:諏訪未来
短編
1,072文字
内容
駅で怪談話を始める
感想
嫌がってるのに話し続ける人っていますよね。そういう人にしつこく話される経験をした人には、トラウマを刺激してしまうおはなしかもしれません。
●作品260
伝言板に
作者:押水武
短編
5,740文字
内容
未だに掲示板が残されている駅
感想
字下げなしで一段落が長くぎっちり書かれている印象。PC閲覧向けのレイアウトでしょうか。因縁が残り後味の悪いタイプのお話でした。
●作品261
どこでもあること
作者:梟
短編
1,985文字
内容
その町の駅ではよく事故がある。
感想
因習ものサイコホラー。なかなかに怖かったです。現在読もうで検索可能なこの作者の作品は、こちらを含めて二作品でした。
●作品262
駅
作者:quiet
短編
3,820文字
内容
出張で行くことになった駅を調べていると、先輩が話しかけてきた
感想
悪夢ホラー。駅名は文字化け復元ツールでも読める日本語には出来ませんでした。
余談
普段使わない駅などに出かける時は、あらかじめ構内図調べますよねぇ?案内板だけでは辿り着けないような、曖昧な表示も多くあるし。ターミナル駅だったら、出口に辿り着くのも初見では一苦労な場合だってある。
駅の内部を調べているだけで不審がられるとは知りませんでした。主人公たちの活動範囲にある路線は、みんな単線かなんかか。
●作品263
駅のトイレには注意が必要
作者:天野建
短編
1,902文字
内容
電車に乗る前にトイレへと急ぐ子供
感想
霊感のある子供が主人公の心霊掌編。こんな体験したくないですね。
余談
この作者によるホラーはこの作品だけでした
●作品264
プログラム
作者:アンマンマン
短編
268文字
内容
ホームに電車が到着した
感想
SFですね。サイエンスホラーの1シーンにもありそうですが。
余談
作品128『社畜の行進』、作品238『アイドル』、作品250『大蛇』の作者です
今回はここまで
全部読み終わったら、収録回ごとに番号付き作品一覧を掲載予定です。多作者は作者マイページ→作品→作品検索「夏のホラー2020」で探すことも可能ですが、せっかくなので総目次は作成しようと思っています。
作者マイページからの作品検索機能が実装されて、本当に便利になりましたよね!
お読みくださりありがとうございます
続きます