夏のホラー2020、初回掲載8/18①
初回投稿2020/8/18は、15作品でした
●作品236
その駅、迷宮につき
作者:木下秋
短編
1574文字
内容
見知らぬ駅で降りたが、出口が見つからない
感想
これは怖い。軽い感じのやり取りが却ってこわい。
●作品237
バラバラ
作者:U・B
短編
2,455文字
内容
学食で友達のスマホに送られてきた動画を観る
感想
想像してしまうとかなりグロ。文字だけ追っていると、あーあ。という感想です。
余談
作品110『呪いのベンチ 』、作品219『もう一人の自分』、作品233『「通り××」』の作者です
●作品238
クラス一の美少女が、駅ホームで不思議な踊りを踊っていた
作者:BAWさん
完結済(全2部分)
12,549文字
内容
タイトルの通り
感想
幽霊コメディ。怖いかもしれないという仄かな期待もあるため、ホラーだと思います。落ちも含めて、短編漫画にありそうな感じ。駅ホラーで人気作品だったのも頷けます。当時、ジャンルランキングの上位にいたように思います。やっぱりテンプレものは気楽に読めて楽しいですよね。
●作品239
寝台特急日本海3号
作者:みなみのうお
短編
2,822文字
内容
急な仕事で寝台列車に乗ることになった。
感想
ホラーではありません。後書きにもそのようなことが書いてあります。医療関係の主人公で、鉄道ミステリー風にヒューマンドラマが進むので、どんなふうにホラーが起こるのか期待してしまいます。
話は面白いのです。それだけに、ホラー読者は不満を感じると思います。これはちょっと、ホラーに置いて欲しくないかも。なろうなら、純文学かヒューマンドラマにありそうな作品でした。
●作品240
♥ 真夜中の花嫁「 夏のホラー2020 」
作者:雪*苺
短編
2,508文字
内容
都市伝説のある駅に忍び込んだ
感想
BL注意。唐突にBL。作者はそこがメインなのかもですが、急に提示されるので無防備に読んでいると不快です。叙述トリック系は、伏線なくいきなり来るとトリックではなく、単なる作中の異物になってしまいますからね。それと、グロ注意。書き方は怖くないけど内容はグロ。
余談
作品160『♥ ベンチの下に居る「 夏のホラー2020 」』、作品175『♥ ●ャッキー人形「 夏のホラー2020 」』、作品220『♥ 足跡「 夏のホラー2020 」』の作者です
●作品241
落とし物 ~それはいつもの日常だった~
作者:くじら時計
短編
3,922文字
内容
利用駅で自殺が相次いでいる。主人公は奇妙な体験をし始めた。
感想
あー。予想は出来るんだけど、お約束なんだけど。着実に怪奇現象を積み重ねて不安を煽ります。想像してしまう人はグロ注意。面白かったです。
今回はここまで
駅ホラーにたくさん投稿している方のものは、作品によって傾向が違う場合が多いようです。作者読みをしたい方には向かないかもしれません。
お読みくださりありがとうございます
続きます




