夏のホラー2020、初回掲載8/19④
●作品233
「通り××」
作者:U・B
短編
998文字
内容
駅の階段を疲れ切った状態で登る。
感想
ホラーではなかった。コメディ?不潔注意。駅ではある。
余談
作品110『呪いのベンチ 』、作品219『もう一人の自分』の作者です
●作品234
巡る物語 2
作者:夜長
短編
7,400文字
内容
到着した電車に乗ったが、様子がおかしい。
感想
虐待表現注意。駅は一応出てきます。ホラーというよりファンタジーかなあ。なろうなら、ヒューマンドラマにありそうな作品でした。題名に2とありますが、本作だけで内容や人物が理解できました。
●作品235
アイドル
作者:アンマンマン
短編
433文字
内容
終電を逃して泊めてもらった家で心霊現象を体験する
感想
気にしたら負け
余談
作品128『社畜の行進』の作者です
今回はここまで
今回分のホラーは作品235だけでした。しかしこちらも、登場人物がメンタル強者なので心霊コメディ寄りです。弱心臓の人ならすぐに引っ越したくなる案件。
怪奇現象がしっかりとメインなものなら、私はホラー作品と感じます。コメディでも、ヒューマンドラマでも、はっきりと「怪奇の物語」であれば、ホラーだと感じます。
「怪談」「恐怖小説」「幽霊話」「怪奇小説」「こわいはなし」「お化けのはなし」ホラーにあたる日本語は色々ですね。
純粋に怖いもの以外も、ホラーとして紹介されている作品はありますよね。同じ作品がホラー、ファンタジー、SF、ヒューマンドラマとして、それぞれ紹介されていたのを見たこともあります。
書店や図書館では、クロスジャンルのやつは作者の過去作で配架場所を決めるようですが。
なろうの公式夏ホラーでは、怖がらせることを目的とする小説限定ですけども。怖くないやつは、私の感覚ではホラーだけど、夏ホラーとしては非正規作品というものもありますね。
例えば、『ねないこだれだ』(せなけいこ)はホラーだと思いますが、同じ作者の『おばけのてんぷら』がホラーかどうかは微妙ですよね。あれはブラックユーモアかな。どちらも絵本だけど。
メインストーリーの導入や色付けの小道具として登場する場合には、別のジャンルだと感じてしまいます。
お読みくださりありがとうございます
続きます