夏のホラー2020、初回掲載8/19③
●作品229
右よし、左よし。
作者:caem
短編
548文字
内容
指さし確認の風景
感想
よくない!
余談
コントラストの強い表示です。乱視等で辛い場合には、小説本文右上に薄く表示される「表示調整」を「標準設定」に変更すれば見やすくなります。行間や文字の大きさも調整出来るので便利ですよね。何故このボタン色が薄いんだろう。
●作品230
お蔵入り企画
作者:山ン本
短編
2,015文字
内容
駅のホームで撮影された、ひどく不謹慎な企画。
感想
スプラッタ、サイコホラータグあり。サイコホラーではありませんね。やや胸糞。ホラーとしては、普通の因果応報系の駅ホラーでした。スプラッタもタグをつけるほどではないかな。詳細描写や、想像してしまうとキツそうな書き方はされておりません。鉄道自殺ネタなので、微グロではある。
●作品231
鬼の駅
作者:冬司
短編
10,551文字
内容
退勤後に電車を待つ。駅のホームから突き落とされてしまった。
感想
胸糞ホラー。語り手を含めた登場人物が全員不快です。怖いと言うより、不快。サイコホラータグあり。主人公はサイコパスですね。通常ホラーの要素もあります。執拗に描写される不快で異常な心理がお上手でした。精神状態が健康な人向けの作品です。
余談
作品本文で、「線路」とあるべきところが「ホーム」となっている箇所がありますが、単なる誤記と思われます。あと、捻挫してたんじゃなかったのか。立つのも痛い人がそんなことできるの?それもブラフだったのか、単なる設定ミスか不明。
余談
作中の「風間」は、読み方不明。
「風間」と書くなんらかの駅には、神奈川県相模原市城山地区の一地域にあるバス停が実在しました。読み方は「かざま」です。城山地区の自然紹介サイトで地名由来が確認出来ました。この地域の場合「かざま」は古い関東の方言で「カサマ」、意味は「上の方、東の方」とのこと。
地名としての「風間」は、山形と長野にも現存し、読み方はどちらも「かざま」。レファ協の公開データに「神奈川県小田原市の風間谷、風間村」調査あり。こちらは未解決、地名としての読み方は提示されていません。質問内容( 風間一族関連)から「ふうま」と推測されます。
●作品232
やたらと明るい「見えてるんだろ」おじさん
作者:ブレイブヒューマン・アンダーウッド
短編
1,844文字
内容
駅で声をかけてくる妙に陽気な幽霊がいる
感想
ぎゃー!ちゃんと怖いですよ!コメディとして成立しつつ、ちゃんとホラーでした!幽霊怖ぇぇ!すぐブラバぜずに最後まで読んで!
今回はここまで
今回までに、コントラストの強い表示設定になっている作品は、今回分を含む二作品だったと思います。注意喚起をするか迷っていたのですが、やはり辛いので地雷認定致しました。前回までの分は、今週中には見つけて追記しておく予定です。
あけるといきなり強いコントラストが目に飛び込むと、物理的に辛いです。あらすじやタグに書いてくれるといいのになあ。私は軽い乱視なうえ老眼なので、思わず目を逸らしてしまいます。見てると頭が痛くなります。
反対に、独自表示を雰囲気があってよいと感じる方もおられるので、その手がかりにもなるかな。
お読みくださりありがとうございます
続きます




