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夏のホラー2020、初回掲載8/22②

●作品179

♥ チワワン「 夏のホラー2020 」

作者:雪*苺

短編

3223文字


内容

駅で電車を待つ女が迷子のチワワを飼い主に届けた


感想

サスペンスですかね。サイコホラータグもないですし、作者さんとしても実際の作品内容を見ても、異常心理物ではない。限りなくグレーな正規参加作品。悪運の強い人っているよね。


余談

作品160『♥ ベンチの下に居る「 夏のホラー2020 」』、作品175『♥ ●ャッキー人形「 夏のホラー2020 」』の作者です



●作品180

みとがわ発零時四十二分

作者:御剣多聞

短編

19437文字


内容

通勤電車から見える寂れた駅がある


感想

端的な状況描写が積み重ねられるホラー文体。過去と現在、現実と霊界を混在させていますが、読み手を混乱させない手腕はお見事。霊的なことも推理的なこともどちらも楽しめました。ひとつだけ気になったのは、妻という呼び方。老夫婦の妻の方、と主人公の妻、が作中どちらも妻と呼ばれるので一瞬困惑します。秀作心霊サスペンスでした。



●作品181

「駅」で過ごした⭕⭕の一日

作者:城井久麻

完結済(全3部分)

2106文字


内容

やっと手にした仕事の面接チャンス。しかし男は電車を乗り過ごしてしまう。


感想

サイコホラータグあり。降りた駅には駅名がなく、戻る電車は来ない。サイコホラーというよりも普通に怪奇現象のような気がします。



●作品182

タクシー

作者:ヒデオ

短編

1081文字


内容

田舎の駅からタクシーを呼んだ


感想

ほのぼのホラー。生真面目な人は微笑ましいけども、ちょっとだけ迷惑なこともある。



●作品183

レッドラインの殺人鬼

作者:鍋ノ縁冗句

短編

6897文字


内容

駅で居眠りして悪夢を見た


感想

英語会話文注意。複雑な文ではないですが、解ること前提の作品です。ただ、もしかしたら会話の内容が分からなくても意味は通じるかも知れない。わざわざ外国語を原語のみで提示する方法に抵抗がない人向け。

なお、作中で「英語じゃない」とされる単語は、ギリシャ語由来ですが英和辞典にも項目がある単語です。



●作品184

第444回汚死苦裸満呪雨選手権(実況:白發中 解説:字一色)

作者:かな

短編

5857文字


内容

駅のホームでおしくらまんじゅう大会をする


感想

狂気迸るナンセンスギャグホラー。ホラーです。確かにホラーでした。いやいや、これはいい!怒っちゃう人もいそうですし、真面目な人はポカーン。読む人をかなり選びますね。



今回はここまで

今回分はバラエティに富んでおり、実に楽しめました。ただし、読む人を選ぶ作品ばかりでもありました。



お読みくださりありがとうございます

続きます

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