夏のホラー2020、初回掲載8/25分①
初回掲載2020/8/25分、16作品
●作品121
夏のホラー2020 古代律令駅伝制に関わる話
作者:小城
短編
1484文字
内容
旅の途中、菅笠をかぶった人影を見る。
感想
ひゃぁぁー。最後!こわい。時代劇。独特の雰囲気で古き良き怪異譚が進みます。
余談
作品105『夏のホラー2020 駅の地下 』の作者です。
菅笠、ふりがな無いですけど、スゲガサと読みます。怪しい人に仕掛けられたら菅笠飛ばして腰のものを抜きます。特定のジャンルでは。
今回ふと菅笠の歴史を紐解いてみたところ、たくさんの記事や画像が出てきました。面白かったです。お暇な方は、古代よりの産地深江の公式サイトにある『わが町深江二千年の歴史』というコラムがおすすめ。笠に歴史あり。
●作品122
夏のホラー2020 駅の銅像の話
作者:小城
短編
2616文字
内容
ミステリーハンターが、走り回る黄金の織田信長像という都市伝説を聞いた
感想
銅像パフォーマーが登場します。一時期日本にもいましたよね。落ちはありますが、怖くはないかな。
余談
作品121、105の作者です。
作品105『夏のホラー2020 駅の地下 』と同じ主人公の別の話でした。
●作品123
駅の呪い
作者:Searching Activity CH
短編
1341文字
内容
9歳の時、駅で事故を目撃した主人公
感想
サイコホラー。グロ注意。スプラッタです。わざとか不明ですが、非常に読みにくいレイアウト。日本語やや難あり。
●作品124
駅ス
作者:ゴリラジャイアント
短編
1729文字
内容
夏に帰省して、地元の駅に着いた時は暗くなっていた
感想
ホラーで電池が切れる演出は怖さを煽ります。灯りの少ない小さな駅だと、周辺の夜道は現代でも何かが潜んでいそうですよね。
●作品125
鬼灯の道標
作者:猫じゃらし
短編
7068文字
内容
幽霊が見える主人公は、かつて別れた人から連絡を受けた
感想
故人を送る駅というモチーフのホラーでした。現代恋愛がお好きな方が楽しめる、少女漫画のような作品でした。
余談
「故人を送る駅」モチーフは、いつもの駅に幽霊列車が来るパターンと、それ専用の駅が隔離された場所にあるパターンがありますね。この作品は、専用の駅という設定でした。
●作品126
虫駅
作者:雲条 翔
短編
3784文字
内容
間違えて降りた駅で怖い想いをした
感想
虫注意。しかしこれ、ホラーなんでしょうか?実話系。
今回はここまで
ホラーの短編を横書きで読む場合、字下げなしの方が合っているような気がしてきました。淡々と盛り上げるホラー文体の場合、ベタ打ちに近いレイアウトでもスイスイ読めますしね。
お読みくださりありがとうございます
続きます