かわいそうなねこ
おかあさんのぬくもりが温かい。何も見えない。一生懸命おっぱいを飲みました。
眼が開いて、周りがうっすらと見えるようになりました。おかあさんの優しい顔。大きなふかふかの身体。幸せ。
おかあさんは白と灰色と黒の毛皮で覆われていて、三角の耳、真ん丸な眼、小さな鼻、長いひげ、鋭い牙と爪がありました。
しばらくして、入れ物に入れられ、どこかへ運ばれました。透明な壁で囲まれた狭い部屋です。そこで育てられることになりました。
おかあさんとは離れ離れになりました。時々とても寂しくなります。
部屋はたくさんあり、多くの子供の動物が入れられていました。
毛皮のない大きな生き物がニコニコしながら私を見てきました。指を左右に振るので、私は壁ごしに何度も飛びついてしまいました。
みんな私に好意を持っているのは明らかでした。
私のごはんやウンチやおしっこのお世話は、若い顔の綺麗な大きな生き物にしてもらっていました。
後で段々わかってきたのですが、私は猫の女の子で、アメリカンショートヘアという種類らしいです。
ペットショップというお店で育てられていたようでした。そこでは子供のペット(愛玩動物)たちを売っているそうです。
毛皮のない大きな動物は人間とか、人と呼ばれているそうです。
人間にも雄と雌がいるようです。
ある日、お父さんとお母さん、若い女の人と小さな男の子の家族がペットショップにやってきました。
全てのペットを見て回ろうとしていたようですが、私を見てみんなの顔がほころびました。
どうやら私と一緒に住みたいようです。また箱に入れられ、2階建ての建物に連れていかれました。
どうやら、そこがその家族の家らしいです。ここで家族みんなで暮らしているのです。
私は恐らく、この家族の一員になったようです。毎日美味しいごはんを貰い、たっぷりと水を飲み、ウンチやおしっこをしていました。
私はどうやら「ミミィ」と名づけられたようです。何度も何度もその名前で呼ばれて覚えました。
若い女の人はお父さんとお母さんの最初の子供らしく、「かなえ」という名前らしいです。
小さな男の子は「ゆたか」という名前らしいです。かなえさんは私に優しく接してくれますが、ゆたかさんは私に乱暴に接してきて、少し苦手でした。
私は、好きな時に家から出て、好きな時に家に戻っていました。猫同士の縄張りもあります。他の猫と縄張り争いで一触即発になる事もあります。
お父さん以外の家族は私の「放し飼い」に反対していたようですが、お父さんは「家に一生閉じ込めておくのは可哀そうだ」と言っているようです。
仲のいい猫も居ました。黒猫のお兄さんの「ごろう」さんです。
猫は言葉を発する事は出来ませんが、猫同士テレパシーで会話する事が出来ます。
ごろうさんと私はとてもいい仲でした。とても優しいお兄さんでした。彼は「ノラネコ」らしく、人に飼われていないのだそうです。
ごろうと名付けてくれた飼い主は、ごろうさんを飼いきれなくなって彼を段ボール箱に入れて、家から遠く離れた森に置き去りにしたそうです。
猫に優しくしてくれる人の家に行っては、ごはんを貰っているとの事でした。
ある日、私はケージに入れられ、ペットがたくさんいる建物に連れていかれました。「動物病院」という所らしいです。
建物内では色んなペットたちが鳴いたり吠えたりしていて、とても怖かった。私も「フーッ!」と他のペットを威嚇しました。
しばらくして、私はそこでどうやってか眠らされ、何かとても大切な物を失った気がしました。何とも不思議な感じです。
起きた時から、眠らされた時とは全く違う自分になったような。
その後、とてもショックな事が待ち受けていました。ごろうさんに久しぶりに再会した時の事です。
「動物病院という所に連れていかれて、とても怖かったよ。」と私は言いました。
するとごろうさんは私を見て、「ミミィには僕の子供を産んでほしいと思っていたけど、それももう無理だな。」と言いました。
驚いて「どうして?!」と聞くと、ごろうさんは悲しそうな顔で、「君は子供を産めない身体になってしまったんだよ。」と言いました。
動物病院でお医者さんから何かされたようです。私は子供を産む事なく一生を過ごすという現実に直面し、悲しくて仕方ありませんでした。
きっと家族のせいだと思い、腹を立て、しばらく家出をする事にしました。と言っても私のテリトリーの中でです。
家族は総出で私を探したそうです。すぐに見つかってしまいました。こうして家に連れ戻されたのです。
反抗心もありましたが、ホッとした気持ちもありました。
その後、かなえさんやゆたかさんとは色んな遊びをしました。ネズミのようなおもちゃ、鳥の羽のついたおもちゃ、猫じゃらし、
遊びたくなくても、本能なのかどうなのか、全力で立ち向かってしまうのです。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、飛びついたり、
噛み噛みしたり、カーテンを登ったり。暴れまわりました。楽しかった。でも全然疲れはしませんでした。
お父さんもお母さんも、かなえさんもゆたかさんも、家族みんなが私を可愛がってくれました。毎日楽しかった。
かなえさんやゆたかさんは、朝出かけていって、夕方帰ってきていました。一週間に二日くらい休みがありました。
お父さんはいつも、朝早くに起きて夜遅くに帰ってきていました。真夜中に酔っぱらって帰ってくる事もありました。
一週間に一日とか二日しか休みはありませんでした。
お母さんはほぼ一日中家に居て、家族のご飯を作ったり、洗濯機という機械で服などを洗って干して畳んだり、
掃除機という機械で掃除をしたりで、お父さんもお母さんもとても大変そうでした。でも、とても幸せそうに見えました。
私は掃除機が怖いです。お母さんが掃除機をかけると真っ先に別の部屋に退避していました。
しばらくして私もすっかり大人になり、元気に過ごしていました。
長い年月が経ち、ある頃から、おしっこに行く回数がとても増えてきました。頻繁に行くのにおしっこが少ししか出ません。
おしっこが我慢できず、トイレ以外の場所で漏らしてしまう事も出てきました。
そしておしっこをするときにとても痛くて思わず声が出てしまいます。
どうやら血が混じった真っ赤なおしっこが出たようで、大慌てでお母さんが私を箱に入れ、車で動物病院に連れていかれました。
家族みんなが、とても心配そうな顔をしていました。オロオロしていました。
病院の診察室で押さえつけられ、鋭い針で刺され、思わず「フーッ!」と声を出してしまいました。
しかしそれで、不思議な事に体調がすっかり良くなりました。
それからどれくらい時が経ったのでしょう。長い年月が流れました。そして前回と同じような身体の不調に襲われ、また動物病院に連れていかれました。
今度は前回よりつらかったです。
また鋭い針で刺されてしまいましたが、それでも体調は良くなりませんでした。みんな本当に心配しているようでした。
お母さんが私の口の中に小さな丸い物を放り込んだので、思わず吐き出してしまいました。お母さんはそれを見て深刻な顔をしていました。
それでまた動物病院に連れていかれ、また鋭い針を刺されました。お母さんはそれを両手を合わせて見守っていました。
その後、少しずつ体調が回復していきました。家族みんなが大喜びしていました。お母さんは涙を流していました。
それからまた長い年月が流れました。ぽかぽか陽気の時期、雨ばかりの時期、暑くてたまらない時期、強い恐ろしい風がくる時期、またぽかぽか陽気の時期、とても寒い時期、どうやら、この一連の流れを一年と呼ぶようです。思い返すと、私が産まれてから12年の月日が経っていました。
元気一杯だった私は、すっかりおばあちゃんになってしまい、体力もなくなり、走る事も減り、ジャンプ力も落ちました。
眠っている時間も増え、家族がおもちゃを動かしても、興味を持たなくなってしまいました。遊ぶだけの元気が出ないのです。
ゆたかさんはすっかり大きくなり、ゆたかさんもかなえさんも夜遅くまで帰らないようになりました。
そんなある日の事でした。何か大変な事が起きたようで、かなえさん以外の家族みんなが大きなショックを受けて、みんな涙を流して狼狽していました。
そしてみんなでどこかへ急いで出かけて行きました。それからかなえさんが帰ってきましたが、眠っているようでした。永遠の眠りのような……。
もしかして、かなえさんは死んでしまったのかな……。
それから間もなくある日、何人かの知らない人が家にやってきて、何か静かに儀式をしていました。みんな黒い服を着て、お母さんとゆたかさんは大粒の涙を流していました。
お母さんは大きな声を出して泣いていました。お父さんは涙を流すのをじっと耐えているようでした。お母さんは私の事を痛いくらい抱きしめていました。
私もとても悲しかった。悲しくて現実が受け入れられませんでした。もう永遠にかなえさんに会えないんだ。
もうあの優しい顔を見る事もないんだ。私は人のように涙を流せませんが、心の中では悲しくて、悲しくて、泣いていました。
それから、家族みんなが暗い顔で生活するようになりました。そしてゆたかさんがおかしくなりました。
朝から茶色い飲み物をコップに注いで、浴びるように飲むようになりました。そしていつも足元がフラフラしていました。
ずっと朝から夜遅くまで外に出ていたのが、たまにしか外に出なくなり、出てもすぐに帰ってきて、一日中その茶色い飲み物を飲んで、部屋に閉じこもっているようになりました。そして時々泣いていました。
お父さんはしょっちゅうゆたかさんを叱りつけていました。ゆたかさんは感情的になってお父さんに何かを叫んでいました。お母さんはそれを見てオロオロしていました。
それからゆたかさんは乱暴に私に接するようになりました。私はゆたかさんが怖くなってしまいました。ゆたかさんが2階の部屋から1階に降りてくる音がすると、おどおどしてしまいます。
ゆたかさんはゴミを捨てる箱におしっこをしたり、食べた物を床に吐いたりしました。それをお母さんがイライラしたり、悲しい顔をしたりで片付けていました。
ある夜、階段でとても大きな音が連続して鳴りました。私が慌てて階段を降りて行くと、ゆたかさんが倒れて意識を失っていました。
肘がおかしな曲がり方をしていました。お父さんとお母さんが狼狽していました。お母さんは涙ぐんでゆたかさんに何度も何度も呼びかけていました。
お父さんはポケットから小さな機械を取り出して、それに向けて話をし出しました。電話という物らしいです。
それから、耳をつんざくような音を立てて車が家の前にやってきて、ゆたかさんがベッドに載せられて運ばれて行きました。
それからしばらくゆたかさんは帰ってきませんでした。帰ってきたときには、白い布をいたる所に巻かれていました。腕は首から吊っていました。
それで、ゆたかさんはすっかり変わりました。あの茶色い飲み物を一切飲まなくなり、時が経つにつれ白い布が減っていき、首から腕を吊っていたのも外されました。
そして、やっと怪我から完全に治ったようでした。ゆたかさんはいい顔をしていました。すっかり立ち直ったようでした。
それからしばらくして、ゆたかさんはまた朝から夜遅くまで外に出るようになりました。
ゆたかさんは幸せそうでした。何か吹っ切れたようで、顔が輝いて見えました。
それから5年近くの月日が流れました。私は完全に衰えてしまいました。階段を上り下りするのも一苦労です。走る事もほぼなくなりました。ほぼ一日中寝ているようになりました。毛並みも汚くなってきました。
カリカリするご飯も身体が受け付けなくなり、湿ったご飯を貰うようになりました。
そして、いつからかとても喉が渇いて水を大量に飲むようになり、おしっこもたくさん出すようになりました。食欲もなくなり、ご飯を食べても吐いてしまう事が増えました。
お父さんもお母さんもゆたかさんも、私を心配そうに見ていました。お母さんはオロオロして涙ぐんでいました。
ある日、いつもの動物病院に車で連れていかれました。また鋭い針を刺されましたが、もう大声を出す元気もありませんでした。
私の体調は戻らず、また動物病院に連れていかれて針を刺されましたが、それでも体調は良くなりませんでした。
―――僕が倉庫でリーダーになり、フォークリフトを乗り回すようになり、何年経っただろうか。
あの日は急にやってきた。やってきてしまったんだ。
そう、東日本大震災。うちは埼玉だけれど、家の中はめちゃくちゃになった。大きな揺れが長い時間続き、その後も揺れは断続的にやってきた。
それから一日経った。震災前にフラフラと外に散歩に行っていたミミィが帰ってこなくなった。「ミミィが全然帰ってこないね……。」母は心配そうな顔で僕に話してきた。
「あんな具合の悪い状態なのに、どうしちゃったんだろう。怖くなって遠い所へ走って行っちゃったのかな。」
母は心配で心配でとてもつらそうな顔をしていた。「大丈夫だよ。きっと怖くなって近所のどこかに隠れてるんだよ。そのうち帰ってくるよ。」と母に言ったが、僕はもう二度とミミィに会えないんじゃないかと思い始めていた。
Twitterで迷い猫の情報の投稿をした。ミミィの写真をいくつか添えて、大まかな住所まで記して。
―――体調はとても悪いけれど、ある日の午後、外の空気が吸いたくなって、外に散歩に出かけました。
急に、物凄い大きな地震が起きました。震えあがり、恐ろしくて全速力で真っすぐ走りました。
地震がようやく止まったので、立ち止まったのですが、すっかり自分のテリトリーから外れてしまい、見覚えのない場所に来てしまいました。
途方に暮れていると、また大きな揺れが来ました。死にたくなくて、必死で走り続けました。揺れは何度も断続的に来ました。
病気なのに無理をしたのがたたったのか、立ち寄った公園でぐったりとして倒れ込んでしまいました。
それからどれくらい時が経ったのか、若い猫の声が聞こえました。「おばあちゃん、大丈夫?」
眼を開けると、真っ黒い雌の猫が目の前に居て、心配そうな顔をしていました。「お腹が空いているの?」と聞いてきました。
「大丈夫よ。ただの持病だから。地震で怖くなって走っていたら、道に迷ってしまったの。」私は言いました。
「お腹が空いてるなら、親切なおばさんが居るから、ご飯を貰いに行こうよ。」と言われました。
重たい身体を持ち上げ、黒猫についていきました。
親切だというおばさんの家の前に着いたら、気が抜けてしまい、倒れてしまって意識を失いました。
―――ある日の土曜日の夜。ミミィの家の隣の隣の町の、よく猫に餌をあげているおばさんが、家の前に寝転がっている年老いた猫を見つけて驚いた。
「大変!」おばさんは猫を抱きかかえた。そしてミミィの顔を見て、ネットで見た迷い猫だと気付き、急いでTwitterでゆたかのアカウントにダイレクトメールを送った。
「ミミィを保護していただいたんですか?!すぐに行きます!」ゆたかは車に両親を乗せて、おばさんの家へと急いだ。
―――どれだけ眠ってしまったんだろう。ゆっくりと眼を開けると、温かい毛布の中に寝かされていました。
ああ、少し身体が楽だな。目の前では、優しそうな顔のおばさんが私を心配そうに見つめていました。
ご飯と水を貰えましたが、やっとの事で水を飲んだだけで、ご飯を食べる気にはなれませんでした。
もしかしたら、私はそろそろ死んでしまうのかもしれない。幸せな人生だったな。
ふいに家にインターホンの音が鳴り響き、おばさんが玄関のドアを急いで開けると、お父さんとお母さんとゆたかさんが、私の方に急いでやってきました。
みんな、涙を流していました。
「ああ、家族と再び会えたんだ。これから家へ帰るんだ。またあの平和な生活が始まるんだ……。」
でも、なんだかとても眠くなってきました。病気の痛みもなんだか軽くなっていきました。
なんだかとても心地いい。全てから解放されたような気がしました。
「ありがとう。」
―――僕がミミィの保護者の方の家にたどり着いて、ミミィの元に駆け寄った時、既にミミィは天国へ逝ってしまっていた。
どうしてこんな事になってしまったんだ。両親ともショックを受けて号泣していた。僕はミミィが天国へ逝ったと信じたくなくて、ミミィを抱き上げ、ミミィの身体をゆすった。
でも、もう死んだんだ。ミミィは動かなくなって、呼吸もしなくなってしまった。もう二度とあの幸せな日々は戻らないんだ。
涙が止まらない。どうしてミミィを放し飼いにしていたのだろう。室内飼いにしていたらきっと家から飛び出す事もなく、最期を平穏に看取る事も出来たはずなのに。親父に強く言うべきだった。
後悔の念で押しつぶされそうだった。
みんなひとしきり泣いた後、ミミィの保護者のおばさんにお礼を言い、ミミィの亡骸をキャリーケースに入れ、家へ連れて帰った。
そして、ミミィを庭に埋める事にした。穴を掘っている間、涙ぐんでしまってうまく力が入らない。
やっと穴を掘ると、ミミィの冷たくなった身体を優しく抱き上げ、穴の中に葬った。
そしてTwitterにこれまでの事を記し、「どうか、猫を放し飼いにしないでください。」とツイートを残した。こんな悲しい事を誰にも経験してほしくない。
―――どれくらい眠ってしまったのか。眼を開けて立ち上がると、身体の痛みが全くなくなっていて、とても快調である事に驚きました。
目の前に若い美しい女性が立っていました。
「こんにちは。はじめまして。」女性が言ってきました。
あれ?どうして人の言葉が分かるんだろう。私は不思議に思いました。
「はじめまして。」と口から出てきて、驚きました。私は猫なのに、どうして人間の言葉が喋れるんだろう。
「ここはいい所でしょ。」と女性が言いました。周囲を見回すと、緑豊かな町の中に居ました。季節は春――かな。ぽかぽかと太陽が気持ちいい。
驚いた事に、自分が若い猫に戻っている事に気が付きました。こんな事があるなんて。ここはどこなんだろう。
「あなたに会わせたい人がいるの。」女性は言って、私をいざないました。私は女性についていきました。
可愛らしい小さな2階建ての家に着きました。すると、玄関から昔死んでしまったかなえさんが出てきました。
「かなえさん!」私は驚いて、嬉しくて、かなえさんに飛びつき、足にすりすりしました。
「ミミィ。」かなえさんは嬉しそうな顔で、私の顔を撫でてくれました。
私は感動に打ち震え、涙が出そうでしたが、出ませんでした。やはり猫は涙を流せないようです。
「ここはどこなの?」私はかなえさんに聞きました。「ここは、私たちのような人が集まって、幸せに暮らす場所。さあ、こっちへおいで。」
かなえさんと台所へ行くと、カリカリするご飯とお水を用意してくれました。
久しぶりのカリカリ。たらふく食べました。本当に久しぶりの味。美味しくてたまらない。
「ミミィ、2人で一緒に暮らそうよ。ここでお父さんやお母さんや弟を待とうよ。」そう言うかなえさんの顔が本当に優しかった。
こんな幸せな気持ち、生まれて初めてかもしれない。私はなんて幸せなのだろう。
ペットショップでみんなに選んで貰えて、本当に良かった。