本能寺が変
天正10年6月2日 京、本能寺
「信長様! 信長様!」
叫びながら走るのは森蘭丸という18歳の少年。信長の側近のような親衛隊のようななんかそんな感じの立場にいる女みたいな男である
なぜ叫んでいるのかというと、今彼らの居る本能寺が…
ヤバい
そう、めっちゃヤバいのだ
ドタドタドタと、蘭丸が廊下を走る音が本能寺に響く。だが、そんな蘭丸を不審に思う人間は居なかった
廊下を走り抜け、主君、織田信長の寝ている部屋の前までたどり着いた蘭丸は声もかけずに扉を開け叫んだ
「信長様!!」
「…ん? お蘭か?」
なんじゃ、騒々しいと目をこすりながら体を起こす信長。蘭丸は寝ぼけている信長の前で膝をつきながら、報を告げる
「明智光秀様! 謀反!!」
ピンッと空気が張り詰めた。蘭丸は体制を崩さず、じっと信長の言葉を待つ
しばらくすると、信長がゆっくりと口を開いた
「光秀が…か」
「はっ! この本能寺を取り囲んでおります!」
「そうか…光秀が…」
「マジで!?」
よろしくお願いします
更新不定期です
キャラ、世界観、崩壊してると思います。そんなん無理だわって人、読まないほうがいいです。なぜかって?読めばわかるさ
…冗談はさておき、パッと何かの拍子で思い出したとき、たまたま暇だからという理由やノリで読んでいただけると幸いです