駄文エッセイ:空耳の日
昨日は朝から空耳の日だった。
テレビを聞き流していた時、いい部屋ネットのCMでシマウマが「引っ越しだ!」と言っていたものを『一個師団!』に聞いてしまったのがすべての始まりだった。
その「一個師団!」が耳から離れないままに、中野の『クリィミーマミ原画展』に行ってしまったことがボクの脳内の運命を変えてしまったのかもしれない。
中野に行ったのでせっかくだから気分を変えて、中野駅~哲学堂経由~池袋駅西口のバスで戻ろうとした時、再び空耳の悪魔が襲ってきたのである!
「次は『西落合三丁目』です」というアナウンスが、「次はエチオピア三丁目~」と聞こえてしまったのだった。いつから新青梅街道に外国ができたんだ? と電光掲示板を見ると、普通に『西落合三丁目』と書かれており、ああぁ……と空耳を自覚したのだった。
もう空耳すぎて疲れてんだな……ということで、池袋についたらモリバ・コーヒーでパンナコッタとアイスカフェオレを飲んで帰ることにした。
なんとなく電車で家に帰るのもなんだったので、そこからもバスで赤羽までバスでタラタラと帰ることに……。慣れた電車の光景とはことなる風景を見るというのもいいものだなぁと思いつつ、次なる空耳を期待したのだけど、さすがにそれはなかったので残念な結末となったのだった。