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劣等薬屋は世界を救う  作者:
劣等薬屋 一章 学園編
29/95

27.5.ポーションの探求者(おまけ)

 私はしがない調合師のエミリッカです。温泉旅館で働いていまして、下位ポーションを作って販売させてもらっています。私の他にも複数人調合師が在籍しています。

 

 ここは言ってしまえば調合師専用の学舎みたいな場所で、ポーション作りを学びながら作ったものを実際に販売するシステムになっていまして、お給料も貰えます。


 今は下位ポーションを作っていますが目標は中位ポーションを一人で作り上げることです。中位ポーションを作るにあたって必要な素材は準備してあるので、調合師の技量だけといった所なんですがここの学舎のいい点は作る過程を間近で学べるところです。


 知りたかったら教えてくれますし、ポーションを作る際に一緒に手伝ってくれます。ミヤさん以外にもカエデさんやヴァイオレットさんがいますが、このお二人も調合師の中ではミヤさんに続いての実力を持っています。


 この様な人達を宮廷調合師と言い、国に一人いればいいと言われているのを1つの都市に3人もいるというバグが起こっています。カエデさんもミヤさんにポーション作りを教わっていて、今では下位ポーションを5分に1本作れてしまいます。


 下位ポーションは30分に1本作れればいいのでカエデさんは私達が頑張って1本作り終わるのに対して、6本作ってしまいます。これが魔法陣2枚持ちの力か。


 カエデさんも言っていましたがミヤさんは参考にならないらしくカエデさんとミヤさんで下位ポーション作り対決をしたことがあって勝者はミヤさんらしいのですが…


 カエデさんは魔法陣2つで高速化をしつつ作り上げていたのにミヤさんは魔法陣4枚出して2枚でカエデさんと同じ様にして1枚は自動化の魔法陣でもう1枚の魔法陣で2倍化というものを使っておりまして、原理は分からないのですがポーション1本作ろうとすると2本作れてしまうといった感じですね。


 カエデさんが1時間に12本


 ミヤさんが1時間に24本と言いたいところですが調合師としての熟練度がとんでもなくて1時間に100本以上作り上げてしまいます。しかもどれも高品質になっています。


 私はまだまだだとこの時分からされました。


 


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