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劣等薬屋は世界を救う  作者:
劣等薬屋 一章 学園編
25/96

24.友達を超えたくて

 私はクリス、リンガル学園では5位の聖蹟で入学した。私が住んでいた村は魔法が無縁だったから私が魔法を使えるようになった事に村全体が喜んでいた。未来の賢者様になれるって言われて見送られここに来たけど、とてもじゃない。村でチヤホヤされている方が良かったかのような圧倒的な差を私は感じた。


 今では学園で学んだり、学園外では一緒に出かけたりする友達になだたシルフィだけど、村の皆が私を支えてくれる。だから今日はシルフィ…貴女を倒すよ。



 うん…かかってきて… 



 私が得意とする火魔法対してシルフィは雷・風・土で相性は悪い。私は夏休みの特訓で他の属性は学ばなかった。私が最初に使えたこの火魔法を極限まで鍛え上げることにした。ミヤさんにそう伝えるとユウキやシルフィにも教えてない魔法を私に教えてくれた。


 私は最初から超詠唱魔法を唱えた。この詠唱は「火は大地の母の勇気である・火は邪悪にも揺るがない誠心がある・火は己を高める希望である・諸悪の根源よ悪を討ち滅ぼせ」


 で始まるのだけどミヤさんから【詠唱軽減】を教えて貰いました。無詠唱は困難を極めますが【詠唱軽減】は最初の言葉と後の言葉を言えば発動できる魔法になっており、火は大地の母の勇気である・悪を討ち滅ぼせ…と唱えれば長い詠唱を短縮できるのだ。


 この魔法の名前は「黒炎の波動」と言い放つ方向に黒がかった炎を出し術者の魔力量が尽きるまで放つことができる。シルフィでも当たればただじゃすまないけど、これは私の姿を消す為の囮に過ぎない。


 すぐさま放った位置から右方向に向かって火の矢を放った。もちろんこれもフェイクで、本命は左である。シルフィ視点は黒炎で覆われているけど万が一右の矢が避けられたら黒炎も無駄になってしまうから私は左に無数の火の矢を待機させていた。


 シルフィが黒炎を防ぐために土魔法で壁を作ったがいくら岩盤シールドでも溶けていたが防がれた。それでいいの、右側で私はシルフィに向かって火の矢を撃った。シルフィが私に注目した時に左側に待機(設置)させていた無数の火の矢を放った。右の矢は風魔法で止められたけど左側の矢は止められるはずがない。



 風魔法【精霊の息吹】…


 シルフィの周りを風で覆うシールドができ火の矢を跳ね返した。けどここまでは予定通りで、黒炎が少しでも残っていたらシルフィの風に鎮火する。結果的にシルフィを黒炎で覆う事ができた。これで酸欠にするだけ…私も魔力を使いすぎたかな、これで倒れてくれればいいんだけど。


 精霊の息吹が消えた瞬間シルフィが立っていたなら私の負け、倒れていたなら私の勝ちだったのだけどシルフィは何もなかったかのように振る舞っていた。なんで、なんで窒息さなかったの?あの空間で生き残るのは不可能なはずなのに。



 教えて上げる。精霊の息吹は風のシールドだと認識されているけどそれは間違いなの。精霊の息吹は黒炎や毒のような魔法を綺麗に循環して無かった事にできて、中にいる術者の魔力量を増やしてくれる役割がある。この魔法はただのシールドではなくて対魔導師魔力回復魔法になっている。


 貴女が放った黒炎の残り火は私の魔力回復にしかならなかったの。どう、地道に考えた案を壊される気分は?私は友達には優しくするけど魔導師同士の対決だったら優しくするつもりはないよ。


 

 やられた…精霊の息吹がそんな魔法だったなんて知らなかった。学園の文献にも細かくは記載されてなかったからただのシールドだと思ってしまった。私の負けね…



 クリスとシルフィの対決はシルフィの勝利で終わった。次は僕ユウキと謎の生徒との勝負なんだけどシルフィ達の試合観戦中に不可解なことに気づいた。ドルトン君と謎の生徒が戦っている時に父さんの目の色が変わっていたことを思い出した。もしかしてあの生徒は存在してなくて父さんが作った存在なんじゃないかって。そう思った僕は父さんのとこに向かった。






 


 

 

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