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劣等薬屋は世界を救う  作者:
劣等薬屋 三章 ミライ編
114/117

112.ミライVS重一

 ここからラップバトルが今回の分を合わせて4epくらい続きますがどうか飽きないで下さい。なお、ラップに関しては素人同然ですが頑張って考えました。

重一「ラップと言ったら言葉の殴り合いだろうな、親父も昔どこかの国王にラップ教えて貴族でもないのに王様と言い争ってたもんな。」


 罰される事はなかったの?


重一「その逆さ…新たな音楽性を見つけたとして何かの賞を受け取ってる。」


ユウキ「一国が認める音楽は生で聴いてみたいものだな。」


重一「ラップでの勝負に本物の武力行使が無いのであればアンタとやってもいいぜ。」


 そして汽車の1両、私とカエデはソファに座り紅茶を飲みながら眺めることにした。簡単なラップや韻の説明を終えて30分くらい練習した後やることになった。


 重一VSユウキ 


重一「今回は初心者との対戦だから自由にやっていいぜ、俺はいつも通りやるけどいいな?」


ユウキ「承知した」


 先行はお父様から、かませ!


 ユウキ

 マイク握って 言葉を並べ

 上手くなくても 声を上げて

 リズムに乗って 少しずつ

 自分の気持ち 刻んでく

 

 周りと比べて 悩むけど

 好きな音だけ 信じろよ

 今日の一歩が スタートライン

 震えてるマイク 変わる未来


重一「やるな、最初にしてはすごくいい感じやでホンマ。」


 重一

 剣を持って切り捨て御免 静寂を裂いて宣言

 一閃で終点へ導く 因縁ごと改変

 盤上読んだ次の一手 既に詰んでる前提

 軍配上がる前から 勝敗は確定

 

 理念・概念・固定観念 まとめて斬念

 思考は戦場 言葉が刃の前線

 剣を持って切り捨て御免 迷いは無縁

 この8で回す運命 何度でも再現


ユウキ「これが…プロとの差なのか」


 お父様、諦めないで!


ユウキ「僕のボキャブラリーはここまでのようだ。」


重一「どうするお嬢ちゃん、勝負するか?」


 いいわ相手になってあげる。


 ミライ

 玉座に座り 世界を眺め

 動くか止まるか 指で決め

 声を荒げず 支配は成立

 逆らう理由すら 既に消失


 命令は風 自然な流れ

 従う者だけ 未来へ行け

 始まりも終わりも 私のライン

 気づいた時には チェックメイト ok?


 重一

 玉座を見上げ 世界を睨む

 指一本じゃ 俺は止まらん

 静かな支配? それは幻想

 声なき声が 今も燃焼


 従う未来? 自分で選ぶ

 敷かれたレール 踏み越えて進む

 始まりも終わりも 俺のライン

 チェックメイト? まだ盤の途中だ


 ミライ

 玉座が高さを 証明してる差

 見上げて吠える声 全部ノイズだ

 逆らう選択? 最初から無い

 首振る前に 勝敗は確定


 盤は私の庭 逃げ場は無え

 一手踏み出せば 即で崩壊

 命令は刃 言葉で制圧

 王が本気出りゃ バトルは瞬殺


 重一

 玉座の高さ? それ錯覚だ

 見下ろす視線が 足元見逃すな

 ノイズ扱い? その油断

 一瞬の隙で 盤面は反転だ


 庭だと言ったな? なら踏み荒らす

 逃げ場無えなら 前に出るだけだ

 言葉が刃? こっちは覚悟

 瞬殺宣言ごと 飲み込んで上書こう

  

 ミライ

 玉座・構図・統治・掌握 全部私の設計図

 反抗・幻想・衝動・暴走 想定内で制圧中

 盤面俯瞰で秒で詰み 逃走経路は消去済み

 ノイズの群れが吠えたとて 閾値超えず処理済み


 命令即断 従属連鎖 言葉が刃で神経断

 覚悟だ反転だ言う前に 履歴は既に上書き完

 瞬殺宣言? 違う、事実 終章開始で完結だ

 支配は自然 抗うほど 深く沈むだけだな

 

 重一

 設計図?前提ごと粉砕 俯瞰の視界は盲点だらけ

 想定内・処理済み その慢心が致命的

 ノイズ扱いの声が増幅 臨界突破で盤面崩壊

 一手遅延 即破綻 支配の鎖は分解


 自然だ惰性だ言う前に 意志が加速し侵入

 王座・構図・統治理論 連結解除で沈没

 抗うほど沈む?逆だな 抗った分だけ浮上

 最後に残るのは命令じゃない 選択の主導権


重一「お嬢ちゃん、初めてじゃないだろ?」


 中々いい勝負だったよ。


 こうして私と重一のラップが終わり、その後も練習してフェイト王国に到着。重一をお城の一室に案内したが、自分には合わないと言って城下町の酒場に行った。


 私はお城にいるみんなに声をかけて参加してくれる人を募る。そして芸術コンテストに向けて特訓してその日を待つのであった。

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