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劣等薬屋は世界を救う  作者:
劣等薬屋 三章 ミライ編
105/117

103.フェイト美術コンテスト準備

 春になるとやって来る大きなフェイト美術コンテストというイベントがある。このフェイト美術コンテストは各々絵や陶芸などの美術に関わる作品を作り出して学園に展示して評価するイベントです。


 今回の賞品が7色に光る絵の具なのです。普通に7色の絵の具を使えば良いじゃんと思うかもしれないけど、それだと色が混ざり合い黒く染まってしまう。それを解消してくれるのがこの7色の絵の具…しかも光る仕様になっているのでとても珍しい物となっている。


 これを作った製作者が現在、不在で在庫も限られていて値段が高騰して買えなくなっているのでここで勝っておきたいところ。だがしかし、雪合戦の様にチーム戦じゃなくて個人戦なので私自身の腕前が要求される。


 実のところ前世の美術は評価5なのだ。それにこの世界では絵の進歩が乏しいと見たので現代の知識を持つ私の圧勝だと思われたが…


 巨大な女神の彫刻を作っているシアメル牧師に出会う。聞くところ趣味で彫刻をやっていて孤児院の子供からも絶賛されている。その正確で完璧な彫刻巨匠シアメルは聖王国という神をはるか昔から崇めている大陸1大きな宗教王国があるのだが、聖王国の教会の像を全てシアメルさんが作ったとされている。


 だが、美術コンテストは何も彫刻だけじゃない。絵を描けば優勝を狙えると思ったらお母様であるレベッカ女王は空に色を載せて雲に顔を描いてまるで生きているかのように表現した。


 そうだ…私がいた前世では魔法というものが無かったから想像してなかった。まさか空に絵を描くなんて思わない。これはマズイと思ったのでチィちゃんの時に行くとマテラおじさんとアルキラおばさんが合作で作った新作の料理がそこにはあった。


 見た目が遊園地みたいでどこから食べても美味しそうだったが、非売品で今回のコンテストに出す品なのだ。その手があったか…美術=料理…見て楽しむのも良し、食べて味わうのも良しって基本中の基本やないか!


 その隣でチィちゃんも何か作っていたので声をかけようとすると、どデカいケーキがそこにはあった。


チィ「わたし、想像したものを型にして材料をその型に流し込めば自動でできちゃうの」


 マテラおじさんが言うには「自動構築」というのがチィちゃんの固有魔法であらゆる物を型にして、その型に材料を入れると自動で作れるって感じ。これはケーキに限らず剣や家なんかも材料があれば作れてしまう。


 なんだよもう…またチートやんけ。この異世界(日本なんだけど)私以外はチートいらないんだよ!身内にチート魔法使う連中ばっかり揃っておいて、私は何にも無いんだよ!


 はぁ…どうしよう。私にできることってなんだぁ?錬金術で…そうだ!1つあると確信した私は早速お城に戻って自室に帰った。


 私が考えたのは音楽だ。ただ楽器を弾くだけじゃインパクトに欠けるから、楽器無しで演奏する所謂「アカペラ」をすることにした。


 美術コンテスト自体はまだ2ヶ月先にあるのでメンバー集めと、曲を作る時間も多く取れそうだ。

 

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