表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
劣等薬屋は世界を救う  作者:
劣等薬屋 三章 ミライ編
102/117

100.異世界人のお手伝い?

ミライ編は続きます。

ミライのepを投稿しながら 

間々にミヤの旅のepを投稿します

 僕はミヤ…至って普通の一般人だ。僕は楽しく一人旅をしていた。今日はもう遅いし野宿でいいや…と寝て起きたら真っ白の空間にいた。辺りを見回すとモニターがあり、映像が映し出された。


「こんにちはミヤ、私はこの世界を維持するもの。人は私のことを神と言う。」


 そんな神様がなんでモニター越しに僕と話しているの?


「君は秩序のちの言葉も持ち合わせていない人間だから説教をしにきた。」


 あれは…あっちの並行世界の僕が悪いんじゃないか、僕は殺されそうになったんだからね。


「それにしても度が過ぎます。ということで貴方にはとある世界に行ってもらいます。」


 そこも所謂マルチバース的な?


「いいえ、その世界はこの地球とは別の星です。この星で秩序正しく生きれば地球に戻します。」


 僕の悪いやつはすぐに殺しちゃう癖を無くそうとしているんですね。


「さよう…普通に生きていればいいだけなので無駄な抵抗は止めてくださいね。」


 そうして地球の神と名のる変な奴はモニターから消えた。転移でその別の星に行くことになった。


 別の星とはいえ魔法は使えるみたいだったのでとりあえず人がいそうな町を探すことにした。途中馬車の車輪が壊れて、魔物に怯える商人の集団がいたが「異世界のテンプレだなぁ」と思いながら無視することにした。


「そういう所ですよ!」


 神の言葉が脳内に響いた。どうやら神は僕の事を監視しているらしいがどうしたものか。こういう場面は僕ではなくもっと別の…後々勇者とかになる奴のイベント的なものじゃないのかと神に問い詰める。


「そうですね…ちょうど今その人が来ましたよ。」


 見た目は完全にThe日本人って感じの風貌で異世界に迷い込んだと思われる学生服で武器は鞄といったところか。


「彼の名前は倉津健人(くらつたけと)学校ではバトミントン部に所属していて、趣味は推しのVチューバーの配信を観ることです。」


 なんか無駄な情報まで送り込んできたな。それで、この健人は何かチート能力的な物は持っているのか?


「一応この世界に来る際にいくつか選べるのですが、日本人にしては珍しく…」


 珍しく?


「異世界系に疎い方だったんですよね。」


 ………。なるほど、ゲームとか漫画とか住む環境によっては中々進まない道だもんな。知識として「異世界」を知ってたらいいんだけど知らない人からすると非科学的な感じだよね。それって…ピンチじゃね?


「はいピンチです。」


 選んだ能力はなに?剣系?魔法系?


「剣系デス…」


 なんか含みがある言い方だけど剣系じゃだめなのか?


「剣は剣でも本人が…」


 そっか!異世界知らないから剣を使うのを恐れているのか。だけど魔物を斬って、その後の死体を見て吐くまでが最初の流れだろうから健人君が動くまで待ってたほうがいいのかな。


健人「ぼ…ぼっ…僕が…相手だ!」


 うわぁ…めっちゃ緊張してるよ。剣の持ち方もあやふやで足が小鹿のように震えているし、あれは勝てんわな。


「ですが魔物の視線が異世界人に向きましたよ。」


 本人は戦えなさそうだけど…まだ助けなくていい?


「いざとなったら動いてください」


 いざって時が今なんだよなと思いながら異世界人の健人君を神と見守るのであった。魔物はオオカミで全部で4匹と言った所。商人だったら護衛を付けてもおかしくないと思うのだが、あの商人報酬を前払いしたな?


 旅に出る際の護衛で前払い報酬だった場合、不測な事態に遭えば雇い主を放っておいて逃げる輩が居るんだよ。だから護衛任務の依頼の報酬はその場所に着いてからの後払いに限るよ。


健人「僕がここでやらないと…あの人達が死んじゃうんだ。」


「覚悟を決めたみたいですよ」


 健人は前の世界では持ったことのない様な重い鉄の剣を振りかざしオオカミと対峙するがオオカミは俊敏で健人の素人同然の斬りを避けてしまう。


「ダメですね」


 でもあそこで立ち向かえる勇気があるのは異世界で生き抜くには大事だから及第点だな。とりあえず行ってくる。


 僕は森から出てきて拳でオオカミを一匹殴り飛ばす。飛ばしたオオカミは木々にぶつかり、反動で倒れる。


 そこの冒険者(健人)、身体強化付与したからもう一度斬ってみろ。


健人(冒険者って僕の事かな、冒険って…そんな事考えてる暇はない)


健人「はい!」


 健人は身体強化されたことにより鉄の剣の重さを感じることなく、地球でやっていたバトミントンのスマッシュの如く剣を振りかざしオオカミに命中する。


 あとは僕に任せなさい。ミヤは腹に沢山の酸素を蓄えて一気に吐き出す。魔物が出す「咆哮」のような物でシャウトとも呼ばれる攻撃で周囲のオオカミを飛ばす。


 吹き飛ばない者がいたとしても咆哮によって耳を壊してダメージを受けている隙に素早く蹴りを入れて無事討伐した。


「さすがミヤさんですね」


 もしかしてこうなる事分かってた感じか?


「もしかしてそんな感じです。ミヤさんにはこの健人君と一緒に旅をしてもらいます。」


 そんで?


「この世界の魔王を倒してほしいのですが、ミヤさんはあくまで手助けするだけで魔王は健人君が倒さないといけません。」


 なるほど…とりあえず健人について行って善意な事をしていき、この世界を救えば元の世界に返してくれるということだな。


「その通りです。」


 そういうことだ健人、これからよろしくな


健人「なんのことか分かりませんが、この世界で生き抜くためには貴方について行く方が賢明ですね」

 

 ミヤが仲間になった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ