049_生き様を
生き様を見せる、とか、魅せるとか、そう言うのが結構難しいわけですよ、命懸けが通常業務というか、特異じゃないわけです。
こうカジュアルにじゃあ死んでくるは!とか言っちゃえるのが、今回のナーロッパ世界なわけでして。
「いやあ、今日は良い死に方だったとか、普通に言いそうではありますもんね」
しかも、生きている間は、健康、もうどうしようもないくらい元気で健康、病気知らず、怪我知らず、疲れ知らずなわけですから、バイタリティが違う、クオリティオブライフが段違いなわけですよ。
「それはまあ、普通に羨ましいですよね」
読者世界の住人にとっては、信じられないくらいの理想郷じゃないですかね?つまりは、いつも全力で生きることができるわけでして、であると、大体、老人になるまで、もしくはなっても死ぬ直前まで、アクティブに活動できるわけなんですよね、苦痛とか一切ない世界なわけです。
「わーユートピアじゃん」
目が死んでるような投げやりなセリフですな。
死にいたる現象時には痛みとか普通にあるし、それこそ死ぬほど痛い、ということも結構ありますが、死んじゃったらそのあたりリセットされるわけでして、半端に生きているよりもスッパリ死んじゃって、セーブポイントで復活した方が、楽なまであるので、慣れた人なんかは、お気楽に死を選んだりします。
「いや、ほんとそれ、ユートピアなんかなぁ?」
ディストピア寄りというか、倫理観がバグっている可能性は常にありますが、まあ、このなーロッパ世界では普通の話になっていますね。
なので、寿命で死ぬ時には大体満足してしまっているのであっさりとそれを受け入れたりしますし、むしろ、延命して生き汚く過ごすことが美学に反するみたいな文化が形成されたりします。
ので、寿命による死を受け入れずに、延命する、不老長寿化するという個人は珍しいです。
いやまあ、珍しいだけて、趣味的にそうする人もいないわけではないですが。
「太く短く生きようというキャラが多いということですね」
実際は、太くそこそこ長くですが。
あと、長命種に成り代わる、変質すると同時に、神様の代替わりを務めるというルートもあったりします。
「神様の代替わり?」
はい、長く神様をやってるうちに、その立場に飽きてしまったり、精神がちょっと歪んでしまったり、摩耗してしまったりした場合、直接その悪くなったところを修繕して運用することが多いのですが、そうではなく、スッパリと新しい個性、人格を基礎にして、役割を交代するという流れがあります。
「ちょっと良く分からない」
神様の基本的な知識やら権能やらを、長命であることを求めた個体にインストールするという感じですかね?
長く生きたい、つまり、長く生きることができる精神構造を持つならば、神様の役割も果たせるだろうという、目論見があったりします。
ある意味需要と供給がマッチしてますよね、という話ですね。
「なんか違う気がする!」




