004_次に、
次に設定しなくちゃならないのは、物理法則だね!
「創生神話、なんとかの巨人骸編で決めちゃうんですか?」
正直そこは別にどうとでもなるというか、後付けで決めていってもいいんじゃないかな?って気がしてきた、こう、後世の人類が勝手に設定した創生神話とか普通にあるわけだし。
「それでいいのか創造神?創生神?どういう立ち位置なんだろう?」
大きな巨人に生えた冬虫夏草みたいな、きのこがベースになった世界とかでも面白そうではあるね!
いやまあ、押し入れに入れっぱなしの猿股に生えたきのこが世界の始まりだったとかだと、うんちょっと情緒がないような、逆にあるような?
「なんかそんな漫画があった気がしますよ?」
それはともかく物理法則ですよ、物理法則、重力加速度とか、光速とか、慣性の法則とか、そいういうやつです、化学反応あたりも設定しておいた方が良い気がするけれども、まあ、これはあれだ、
「あれとは?」
とことん独自の設定でやると面倒臭いやつな上に、誰も気にしない感じのやつなんだよね、いやまあ、物語のレトリックに使う場合もあるんだけれども、今回はそうじゃないから、サクッと、
「軽いスナック感覚のナーロッパを歩こう!でしたっけ?」
そうそう、いぐざぐとりー。
「イエーい」
ハイタッチを決めたところで、いやまあ、簡単な解決方法があってね、物理法則の設定、
「あーなんかわかった気がしますね」
感の良い相棒は結構好きだよ、想像の通り、既存のそれをそのまま当てはめてしまえばいいんじゃよ、つまりは、重力加速度は、およそ9.8めーとるまいせかんど、で、高速はおよそ、40万キロめーとるまいせかんどで、
「公転周期とかそういうのも合わせるんですね」
そうそう、およそ一年が365日で、一日が24時間、ずれも同じにして、違和感を感じないようにしようかなと、地軸も大体西暦2000年代の傾きにしておいて、四季も作っておこう、というか、傾いてない方が珍しいわけだし、惑星。
「今更ですけど、惑星というか、恒星系の一惑星なのですね、世界?」
そうだよ、普通の地動説世界。ガリレオ万歳。
とっぴな大地も面白そうではあるけれども、今回はサクッと軽くなので、想像しにくい物理法則はなしの方向でいくのさ!
「完全浮遊大陸で公転軌道周回とか、エーテルの海に浮かんでいる、テーブル大地とか、公転周期にリボンを置いたようなリングワールドとか、むしろダイソン球天体とか、あとグッとコンパクトに箱庭世界とかにはしないんですか?好きでしょ?」
それはまた別の世界でやるからいいや、今回はシンプルにいきます、いやちょっと惹かれるものはあるけれども。
「まあ、読者のいる世界と同じ物理法則にした方が、想像はしやすいですからね」
魔法と、奇跡で、まれによく物理法則が破壊されるけどもね!
「台無しじゃないか」