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Ca-07 【カーボスター中のカルシウムイオン濃度】
上記より、カーボスター中にカルシウムイオンしか存在していないと考えて、且つ、上記の仮定をした場合、遊離のCa 2+(またはイオン化カルシウム=iCa)濃度は約1.17 mmol/Lと推察される(ただし、カーボスターが理論値通りに調製された場合である。念のため)。
※ 実験的にマグネシウムイオンが存在しない仮のカーボスター(ne-iMg)を調製し、その遊離カルシウムイオン濃度を実際に測定すると1.12 mmol/Lであった。よってCa 2+ :Citrate 3-=1:2であるとした上記仮定は厳密には正しくはないが、クエン酸イオンとカルシムイオン(または、マグネシウムイオン)の結合比はそれらの濃度比によっても変化する傾向がみられるため、とりあえず、このまま議論を進めることにする。
※ 仮にCa 2+ :Citrate 3-=1:1と考えると、先と同様の計算で9-4 = 5ヶとなり、それを6で割って元の濃度に戻すと5/6 ≒ 0.83 mmol/Lとなり、今度は少な過ぎる結果となる。