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Ca-11 【立体配座】

 Citrate 3- の立体構造からCa 2+ とCitrate 3- からなる立体配座には以下の2種類が考えられる。

挿絵(By みてみん)

 右半分の2ヶまたは左半分の2ヶを比較すると頂点側の酸素原子の次の炭素原子に結合している原子が水素原子(2ヶ)か酸素原子(炭素と二重結合)かの違いであることがわかる(なお配位部位は図1に倣い、可能性としては不可能ではない水酸基の方の酸素原子への結合は無視した。また実際に、その部位で模型を組むと下記するように歪みがかなり大きくなった(文献:7))。

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