女難から逃れられない！

命に危険が迫ると無意識に体が防衛反応をとってしまう『超防衛本能』。
そんな本能を持つ男子高校生の永光八海は普通の高校生ではなかった。
そんな彼は所属していた諜報機関から普通の学校生活を過ごせとの命令をうけ、普通に適応するべく悪戦苦闘の日々を送っていた。

『超防衛本能』発動中は本能が自動的に体を操作し、自分の意思では体が動かせなくなってしまう。
能力によって自身の安全が保障されている反面、重要な場面で自分の行動を自分で決めることができない体質に彼は嫌悪感を抱いていた。

彼は圧倒的に女運が悪かった。
これまでの人生、出会ってきた異性のほとんどに命を狙われてきた。
そんな八海はこの高校生活で絶対にまともな恋愛をしてやる！と心に誓っていたのだった。

進級早々に女子と連絡先の交換に成功した彼は今後の展望に胸を躍らせるが、予想もしない命の危険が彼に迫っていく…！