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心の断層

作者: まえとら

ジェンダーレス。

人類には生物学的に男性と女性が存在する。


「いらっしゃいませ」

「こんにちは」

「こんにちは」

今日、お店に男装した女性が来店した。


他人の目を気にすると心がへこむ。心が沈む。心のプレートも沈み込んでゆく。

世間の目。社会の目。自分の心とのズレ。沈み込んだ心のプレートの断層エネルギーは、ある時を境に自身が身震いして地震のように、自信として放出された。


相談したって決めるのは自分。わがまま。自分勝手。エゴ。言われたって。

もっと人は自由。そんな心の声がきこえて私は勇気をふりしぼって男装して街へ出た。

堂々と。凛とした振る舞いで。しっかり私。



都会へお買い物にいらしたのだ。気合を入れて。他人の目を気にして自分をやめるんじゃなく、自分の意志を貫くことは容易ではない。私はこのお客様から勇気をもらった。


自信をもって。自身で一歩踏み出す。新しい男装雑誌が創刊された。

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