***おまけ 人物紹介***
登場人物が増えましたので簡単な紹介です。
細かい設定など、今後変わる場合もありますのでご了承下さいませ(特に身長等)。
イメージが付きやすいように(?)、5章終了時点での成人の主要キャラには身長が設定してあります。
お時間があります時、確認したい時、気になった時などにお読みくださいませ(*^-^*)
マグノリア・ギルモア 髪:ミルキーピンク 瞳:朱鷺色
本作主人公。ギルモア侯爵家の女児。物語の強制力のために家族に疎まれており、4歳の誕生日に祖父の家(アゼンダ辺境伯)に居候になることにする。
『亡国の妖精姫』と呼ばれ大陸の沢山の男性を虜にした、とても美しい曾祖母と瓜二つの容姿の持ち主。
異世界転生(転移)者。中身は日本人の33歳女性が入っている。
親父っぽいアラサー女子が入っており、心の声は大概口が悪い。取り繕いを忘れても悪くなる。
大人の感覚が強いため、やる時にはきちんと出来る(?)。地球時代の雑学を活かして問題をクリアしていく。
乙女ゲーム『みんなあなたに恋してる!』の第二悪役令嬢で、美人だが頭が悪く、ぶりっこで「可愛すぎるスーパーモブ」と言われていた。
ゲーム続編『プレイバック♡みん恋Ⅱ~今度のヒロインは、可愛すぎる悪役令嬢!?~』ではヒロインに抜擢されている。
――が、それらを回避するために奮闘中(本人のゲームの知識は無し。後日ヴァイオレットに教えてもらう)。
ジェラルド・サイラス・ギルモア 髪:金髪 瞳:茶色 身長177cm
マグノリアの実父。見た目は癒し系王子様顔でおっとりして見えるが、仕事はやり手。
宰相になる道を断り、城で文官をしている。基本は何事にもソツがない。優秀で、学院時代は六年間首席だった。
平和になった世の中に混乱を招かないよう、各家の勢力を崩さないよう尽力したり、ギルモアが力を持ち過ぎないようにするためと、物語の強制力のような家族の心理状態から守るため、マグノリアを隠して育てたりと暗躍していた。
優男に見えるが、ギルモア家の男子らしく武闘派である。
父を助けるために学生でありながら赴いた戦では大将として相手武将を仕留めて武功をあげており、『内戦地の英雄』の立役者(ちなみにこの時は遠見の力は発動せず、自力である)。
滅亡した妖精国・ハルティア王家の血をひいており、精霊や妖精によって気まぐれに発動する予知能力『遠見の力』を持っている。
乙女ゲー『みん恋』では腹黒年上宰相として攻略対象者だったが……
ウィステリア・ギルモア 髪:茶色 瞳:紺碧 身長158cm
マグノリアの実母。美しいものや楽しい事、社交界が大好きな奥様。
着飾る事やダンス、音楽が大好き。結婚する前は「社交界の三花」と呼ばれていた。
機微に敏感で、頭は悪いが均衡を保つのが上手い。意外に保守的。
子どもらしく活発で素直な息子を可愛がっている。美人でおとなしいマグノリアは苦手だった…と思われていたが、自分が関わるとマグノリアが不幸になると勘づき、避けるようにしている。
旧姓ウィステリア・バートン。バートン伯爵家の娘で溺愛されていた。
ブライアン・クリス・ギルモア 髪:金髪 瞳:瑠璃色
マグノリアの実兄で六歳年上。
高名な騎士である祖父と叔父に憧れている、やや乱暴な少年。
年を追うごとに侯爵家の嫡男らしく育ってきているが、物語の強制力のためにマグノリアにはきつく当たってしまう節がある。
乙女ゲー『みん恋』では金髪蒼眼の逞しい熱血騎士として攻略対象者。
セルヴェス・ジーン・ギルモア 髪:赤毛 瞳:濃茶 身長212cm
マグノリアの祖父。前ギルモア侯爵であり、現在はアゼンダ辺境伯をしている。
筋肉ゴリゴリの山のような大男で『悪魔将軍』という異名を持つ伝説の猛者。
六十を超えても現役で騎士団長をしている。
孫娘であるマグノリアを溺愛している。
見た目から怖がられたり脳筋と思われがちだが、大らかで思慮深い一面もある。
『亡国の妖精姫』と呼ばれた亡国ハルティア王家の王女アゼリアの息子で、危険回避能力と強い第六感を持っている。
戦う気配が禍々し過ぎて、魔獣にS級魔獣と勘違いされた事がある。
クロード・アレン・ギルモア 髪:黒髪 瞳:青紫 身長189cm
マグノリアの義叔父。
アゼンダ辺境伯領のとある男爵家の生き残りで、赤ん坊の時にセルヴェスの養子となったとされている。が、本当は元アゼンダ公国の王子(大公子)との説も……?
とても美しい端麗系の美青年だが無愛想。細身に見えるが隠れマッチョ。
ギルモア騎士団でも屈指の剣豪で、その見た目から『アゼンダの黒獅子』と呼ばれている。
かなり頭が良く、学院時代は稀代の天才とも呼ばれていた。
物言いが厳しいタイプなので誤解されがちだが、心優しくマグノリアの事も可愛がっている。
……でも躾には厳しい、世話焼きなオカン属性。
乙女ゲー『みん恋』では隠しルートとしておまけ攻略対象者。激ムズ。
更に続編『プレ恋』ではメインヒーローのひとり予定?
【主要な使用人】
ガイ 髪:茶髪 瞳:茶色 身長170cm
アゼンダ辺境伯家の隠密兼暗殺者。現在はマグノリアの護衛をしている。
細目で地味な顔立ちをしている。
たまたまギルモア侯爵邸で隠されていたマグノリアを見つけ、セルヴェスに報告。セルヴェスが引き取るきっかけを作った人物。
マグノリアを『お嬢』と呼び大変気に入っている。
面白がり屋の一面があり、お嬢様らしくないマグノリアを見ては笑い過ぎてプルプル震えている。
武器に詳しく自作もする。色々な暗器を使うが、普段は長さの違う二本の剣を使って戦う。
リリー・モーガン 髪:飴色 瞳:茶色 身長160cm
元々はマグノリアの母であるウィステリアの侍女をしていた。
マグノリアの人柄に惚れ込み、直訴してマグノリアの侍女としてアゼンダ辺境伯領について来た。
元気な性格の貧乏男爵家の令嬢。
マグノリアの侍女というよりは手足になって動きつつ、年の離れた友人か姉のような関係である。
ディーン・パルモア 髪:亜麻色(ふわふわ天然パーマ) 瞳:青と墨色が混ざった色
マグノリアより物理年齢が二歳年上の少年。男爵家の三男。
将来有望な美少年。
祖母が辺境伯家で侍女頭をしており、年も近いのでマグノリアの遊び相手兼従僕見習いとして付く事になったが、実情は中身が大人なマグノリアにお世話をしてもらう事の方が多い。
騎士に憧れており、従僕になる事に納得していなかったが、マグノリアを守る事に意味を見出している。
最近従僕見習いの仕事も板についてきた様子。マグノリアの友人。
同じ年頃の子どもに比べれば勇気がある筈なのに、マグノリアが起こす騒ぎが大きいのでヘタレに見える。
セバスチャン(アゼンダ辺境伯家 家令・長男)
トマス(アゼンダ辺境伯家タウンハウス 家令・次男)
ベルノルト(ギルモア侯爵家 家令・三男 余り出てこない……)
代々ギルモア家の家令を務める家の家令三兄弟。白髪で青目、172cmのそっくりな風貌をしている。
基本みんな出来る家令。
長男・厳しい、次男・大らか、三男・ややおっとり?
【主要商業関連】
ヴィクター 髪:赤毛の辮髪 瞳:青目 身長185cm
冒険者ギルド長兼魔法ギルド長。
ゴリマッチョな冒険者で、普段はアラビアンナイトな恰好をしている。
本当はアスカルド王国筆頭公爵家の次男であり宰相の息子。本名はヴィクター・カシミール・ブリストル。昔はゆるふわ系男子だった。
マグノリアを気に入っていて、色々と力になってくれる。
ドミニク 髪:グレイヘア 瞳:黒 身長165cm
商業ギルド長。
大商会の元締めでもあり、ヴィクターのお目付け役でもある。
厳しく辣腕商人であるが、偉い貴族の色々な人が無茶な事をやってくれるので、苦労が絶えない平民のお爺さん。厳つい威厳のある顔をしている。
サイモン・キャンベル 髪:黒 瞳:茶色 身長175cm
アスカルド王国の王都にある服飾系のお店、キャンベル商会の会頭。
とっても紳士な性格。マグノリアの能力をとても買っている。
マグノリアが実家に居た頃に出会い、商品を買ってくれたり、マグノリアが本格的に商売を始めてからは王都での取扱店になったりと何かと関わりがある上、気に掛けてくれている。
【主要騎士】
ユーゴ・デュカス 髪:濃褐色 瞳:鳶色 身長185cm
ギルモア騎士団 西部駐屯部隊隊長で伯爵家次男。
騎士らしくやや厳つい見た目だが、優しく紳士。貴婦人と貴腐人から絶大な人気がある。
騎士にしては穏健な性格。端々への気配り目配りはピカ一。
セルヴェス、ジェラルド、クロード、マグノリアそれぞれから無茶振り経験あり。
騎士団でも上位の剣豪だが中間管理職らしく、いつも頭と胃を痛めている。
イーサン・ベルリオーズ 髪:金に近い薄茶 瞳:緑 身長178cm
ギルモア騎士団の騎士で部隊長付き副官。
見た目も中身もどことなくジェラルドに似た雰囲気の、優し気王子様系腹黒副官。仕事はキレ者。剣の腕前もユーゴと並ぶ。
普段部隊を支えて切り盛りし、地域の人との交流も密接な事から、航海病を簡単に考えていそうな幼女であるマグノリアに反発していたが、真摯な様子を見るにつれ、次第に態度が軟化してきた。
不憫護衛騎士
名前や詳細は未だ出てこない騎士。領都にあるギルモア騎士団中央本部に所属している。
本部所属なので、館の警備当番の際は、マグノリアの護衛騎士をする事がまあまあある。
あちこち伝令に行かされたり、長期出張で王都のタウンハウスに配属されている事も……
年齢は二十代半ばほど、中肉中背で凡庸な容姿をしていると思われる。
若干ツキに見放されており、ちょいちょい厄介事が降りかかってくる。
……マグノリアに関わるようになって、その度合いが大きくなってきているように感じる今日この頃。
ギルモア騎士団の人間の割に(?)気弱な所が見受けられるが、やる時には頑張る(自分なりに)タイプ。
常識的で控えめな性格と思われる。
【乙女ゲーム主要キャラ】
『みん恋』……煌びやかな貴族の通う王立学院を舞台に、イケメン達と美少女達が織り成す恋愛ストーリーとシンデレラストーリーを楽しめる、恋愛シミュレーションゲーム。
アーノルド・ヴァージル・サムソン・アスカルド 髪:焦茶 瞳:青銅色
マグノリアの二歳上のアスカルド王国の王子様。
落ち着きがなく唯我独尊な少年。
見た目は如何にも王子様な整った容姿で、俺様系メインヒーロー。
ヒロインに出会うと俺様だけど溺愛キャラになる。
ルイ・ホラント 髪:金髪 瞳:アクアマリン【未登場】
王子と乳兄弟で伯爵家嫡男。
ヴァイオレット情報では 弟キャラで可愛い系イケメンらしい。
今後どこで出てくるのか期待(?)
ジェラルド
年上腹黒系攻略対象者?
ブライアン
騎士系攻略対象者?
クロード
隠し攻略対象者?
ガーディニア・マリ・シュタイゼン 髪:紅色 瞳:蒼
筆頭侯爵家のご令嬢で、マグノリアの一歳上。ちょっとつり目がちなゴージャス系お嬢様。
幼い頃から王太子妃――未来の王妃になるために様々な教育と薫陶を受ける。優秀であり大変努力家で、高位貴族である矜持に満ちた少女。
王子にほのかな恋心と、支えなければならないという大きな責務を持っている。
『みん恋』では第一悪役令嬢を務め、ある意味悪役令嬢らしいご令嬢。
マーガレット・ポルタ 髪:金髪 瞳:萌黄色 【未登場】
みん恋のヒロイン。
平民として市井で暮らしていたが、母親が亡くなり父であるポルタ男爵に引き取られる美少女。
ヴァイオレット曰く、健気で前向きで頑張り屋さんな女の子。文句なしにヒロイン度数100%らしい。
今後どこで出てくるのか期待(?)
ヴァイオレット・リシュア 髪:茶色 瞳:茶色
みん恋のモブ令嬢。成金の子爵家令嬢。
異世界転生者。中身は夢見がちな日本人の中学生「春日すみれ(14歳)」が入っている。
生まれつき持病があり大変病弱だったが、看護師さんから『みん恋』を教えてもらい生きる縁になっていた、ガチのみん恋ヲタ。
ゲームはオール攻略済み。ノベライズ・コミカライズ・アニメも全て網羅している。
大のジェラルド推しであるが、推しカプはアーノルド王子×マーガレット。
亡くなる間際、女神らしき人によって『そんなに好きならば』と、みん恋の世界に転生させられたようだが詳細は不明。
以前はマグノリアが嫌いであったが、出会ってみて全然違うマグノリアに、同郷のよしみもあってか友情が芽生えた。
*******
『プレ恋』……みん恋の続編。R15の為ヴァイオレットも詳しくは解らない所も多い。
戦争等、背景はハードだが、『みん恋』とは打って変わって嫌われ者だったマグノリアが、攻略対象者全員に溺愛されまくる、とてもむず痒い作品になっている。男子の夢(一部の女子も?)が詰まっている作品に仕上がっているそうである。
……内容が解っていたらクロードは(マグノリアも?)憤死するか白目を剥きそうである。
ユリウス皇子【未登場】
大陸のもう一つの大国マリナーゼ帝国の皇子。
エロゲー『ハーレム×ハーレム』の主人公だが、大人の事情で『プレ恋』のWメインヒーローのひとりになっている。
いつ登場するか期待(?)
第三の男【未登場?】
詳細は不明だが、攻略対象者のひとり。いつ登場するか期待(?)
護送騎士
明かされていないが、実は既に登場済み人物。攻略対象のひとり。
ただ未来は変化しているようなので、どのように変わっているのか解らない所がある。
東狼侯
男装の麗人で騎士。百合系攻略対象者(中性お姉さま系)のひとりの筈だが、現実の世界ではノーマルなため全く全然そんな事はない。アイリスの事。
女性実業家
やり手の女商人。百合系攻略対象者(妖艶お姉さま系)のひとりの筈だが、現実の世界ではノーマルなため全く全然そんな事はない。コレットの事。
******
(使用人)
【ギルモア侯爵家】
ロサ・ラグレー
実家でのマグノリア付きの侍女。子爵家出身。後日退職し、病の母の世話をしているそう。
デイジー・ハリス
実家での時折マグノリアについてくれた侍女。豪商の娘だが貴族に嫁いだ。後日退職し二児の母に。
ライラ・バーナード
実家での時折マグノリアについてくれた侍女。子爵令嬢。令嬢然としているが、武闘派で『切り裂きライラ』という異名を持っている。後日退職し一児の母に。
庭師のお爺さん
ギルモア家の庭師をしている元隠密。
下働きのおばちゃん達
洗濯等下働きをしている平民のおかみさんたち。マグノリアのお茶飲み仲間。
調理場の皆さん
料理長を始め、マグノリアを見守っている。料理長はマグノリアの好物のレシピを伝授してくれた。
【アゼンダ辺境伯家】
プラム・パルモア
辺境伯家の侍女頭。ディーンの祖母でちゃきちゃきしたお婆ちゃん。
調理場の皆さん
色々作ってるマグノリアの手元を見てます。変わった料理に興味津々。
お庭番
普段は庭師をしているけど、殆ど隠密に出ている。
【アゼンダ辺境伯タウンハウス】
臨時マグノリア付き侍女さん
笑顔を絶やさない謎多き女性。底が知れない肝っ玉のデカさを感じます。
お庭番
普段は庭師をしているけど、殆ど隠密に出ている。
******
(商業関係)
スラム街のダン
スラム街を纏める男性。マグノリアや貴族に反発していたが、心を入れ替えてマグノリアの仕事を手伝うことに。
現アゼンダ商会 製造部門代表
パウル・モーリア
元イグニス国のシャンメリー商会所有船の船員。航海病になってしまったが、マグノリアに助けられてマグノリアの下で働きたいと、辞めてアゼンダ商会の前身である「なんでも工房」に携わる。
現アゼンダ商会 販売部門代表
エリック
孤児。孤児院時代に「なんでも工房」を手伝っていた。孤児院のとりまとめ役。
現アゼンダ商会 総務・庶務部門代表
婆ちゃん
スラム街に暮らすお婆さん。針仕事の達人。
ピアニー
旦那さんと死別し、三人の子どもを育てるシングルマザー。
現アゼンダ商会 手芸部門代表
ダリア
旦那さんに夜逃げされてしまい、子どもとふたりスラム街に流れ着いたシングルマザー。
現アゼンダ商会 手芸部門代表
******
(貴族)
ダフニー・ルボワール伯爵夫人
ブライアンの家庭教師。様々な事に詳しい元王宮の女官。マグノリアにこの世界の文字や教育の手始めのきっかけなどを教えてくれた。通称ダフニー夫人。
シャロン司祭
アゼンダ辺境伯領にある正教の教会で司祭をしている。好々爺だが、不思議な雰囲気のお爺さん。
モブーノ伯爵令嬢
クロードの熱狂的ファン。強気な勘違い系美女だが、最近心を入れ替えた。
アイリス・カナ・ペルヴォンシュ女侯爵
東狼侯と呼ばれるペルヴォンシュ侯爵家の跡取り娘にしてペルヴォンシュ騎士団団長。ジェラルドと同級生で男装の麗人にして剣の達人。
アスカルド王国に現在二名しかいない女性爵位持ち。
コレット・オルセー(コレット・キャンベル)女男爵
傾いた男爵家(実家)を立て直すべく奮闘、見事立て直したやり手の女商人。小柄な美女。
実は平民のキャンベル商会本店会頭と結婚しており、三児の母。
アスカルド王国に現在二名しかいない女性爵位持ち。
アーネスト・シャンメリー
大陸の南にある中規模国家・イグニス国のシャンメリー商会会頭の孫息子(母方)。世界中を旅してまわっている。
クルースの町でマグノリアに出会い、航海病治療を教授されて能力を認めている。
正体はイグニス国王側妃の息子で、第三王子であるエルネストゥス・アドルフス・イグニス。小麦色の肌に金髪金瞳のエキゾチックな美少年。中身は紳士な王子様。
商品化前のザワークラウトの価値を認めてくれたり(そして大量の支払い)、忘れていた記録を作っていてくれたり、欲しかった綿をくれたり(大量)。今は心密かにお米を知らないか聞いてみようかと考えている模様(マグノリアが)。あったらきっと大量にくれそう。
宰相さん
アスカルド王国の強面宰相にして、ブリストル筆頭公爵家当主。
王族に変な息子(ヴィクター)に、その他有象無象にと頭髪と胃が確実にダメージを受けている模様。
ジェラルドが宰相になってくれないので、今も現役で宰相をする羽目になっている。
王妃
アスカルド王国王妃。楽しい事が大好きな不思議ちゃん系王妃様。
ジェラルドより年上(多分コレットと同じくらい)だが、恋愛感情を持っていたようで、マグノリアを是非息子の妃にと思っている。
国王
アスカルド王国の王。賢王と名高い父と比べられる不憫な王様。
秀でた所は無いが、極々普通の人。
国王となるとなかなかそう思ってもらえず、苦労もしている模様。
王妃と王子にとても甘い。
*****
【ギルモア騎士団の騎士達】
アスカルド王国一屈強と言われる私設騎士団の騎士。
領地は六つに分かれているため、現在は領都を守る中央本部、北部部隊、東部部隊、東南部部隊、南部部隊、西部部隊とがある。各地で国境警備を主に、地域の安全その他を守っている。
全体的にセルヴェスを小さくしたような(?)人たちが多く(それでも普通の人よりは大きい)、気の良い筋肉自慢達が多いのが特徴。
貴族も平民もなく登用するため色々な家業の息子たちが揃っていて、何かあると色々やらされているが、美味しい御飯があれば大丈夫。
凄まじい身体能力を誇る、人間離れした人間達が多数所属している。
最近小さいお嬢様がやって来て色々振り回され気味であるが、全然大丈夫。
愛らしいお嬢様の頭をナデナデしたいと思っている(動物園のふれあいコーナーの小動物扱い)が、セルヴェスが怖くて言えない……
西部部隊寮母さん
気の良いおばさん。マグノリアのレシピに興味津々。
【その他】
鴉
クロード(ガイも別の鴉を使っている)が伝書鳩代わりに使う鳥。
とても早く手紙を運ぶ。賢いので、妙に人間臭い所がある。基本飼い主にしか懐かないが、何故かマグノリアにも懐いている。
気分でない餌をあげるとブーイングをくれる。
カラドリウス
マグノリアが曾祖母から託された石のような卵(?)から孵った正体不明の白い鳥。
ジェラルドの命を助けるため、産まれたばかりで大量の力を使ってしまったのでシマエナガのような見た目の小鳥になってしまった。その見た目を利用して侍女さん達の心を掴むあざと可愛い気さくなチャラ小鳥。
飛べなくなってしまったので、マグノリアの頭や肩に乗って移動している。眠ると鼻息がぷぅぷぅいう。
本人曰く千鳥の類いらしいが、Mグノリアさん曰く元の見た目は『羽がメラメラ・ゆらゆらしていて小さい火〇鳥みたいだった』との事なので何とも言えない。
先日、『カラドリウス』が名前ではないと知り、マグNリアさんがうっかりと長いから『ラドリ』って略さない? ぐらいの気持ちで口にしたら、何かが成立しちゃったっぽくて、父と叔父にめっちゃ怒られてた……




