目覚めと驚きといじりと…………
翔side
「…………い!……ん……て…………!かけ……ん……てく……い!翔さん起きてください!」
「うぅ…………」
俺が目を覚ますと……辺りはすべてが真っ白になっている部屋の様な所がにいた…………そして……右側には…………
「あ~……よかったぁ。無事に目を覚ましてくれたぁ。」
白のローブらしきものを着ている大人びている女性が座ってた…………歳は27だな。
「ちゃっかり歳を見破ろうとしないでください…………しかもジャストで。」
「いや心の声読むなよ…………ってか当たってたの!?」
意外だな…………
「それよりも…………ここは何処!?」
「私の部屋ですよ。」
いや!?そうあっさりと言うことじゃないだろ!?
「取り合えず落ち着いてください。貴方は選ばれし者なのですから…………」
「いやいやいや!!落ち着けるかって!!しかも選ばれし者って何に!?」
「さぁ?」
おいいいいいいいっ!?
「はぁ…………突っ込み疲れた……」
「お疲れ様です♪」
「いや……アンタに疲れたんだよ…………」
「ムッ……女神様に向かってアンタって言われたく無いですよ!」
はぁ…………って……え??
「女神??どこ…………」
「私です♪」
「…………はいぃぃぃ!?ってか…………龍斗は!?」
「え??…………あ……えっとですね…………」
ん??
「もしかして…………」
「だ……大丈夫ですよ!?今、龍斗さんはとある世界にいらっしゃいます!!貴方も今からその世界へと移動して貰いたいんです!!」
ん~と…………つまり俺達は転生したのか?
「いえ、転生では無いです。…………面白そうだから来てもらっただけなんですけどねぇ…………」
ん??
今小声で聞き捨てならん事言いやがったな。
「今……あんた面白そうだからって言ったろ?」
「そ……そんなわけ「俺の地獄耳を侮るな。」…………すみません。その通りです」
ったく…………
「それで…………そこへ行くには武器を持たなくてはなりません。それで…………何か一つおっしゃ「二つはダメなのか?」……一つで「二つはダメなのか?」……ひと「二つはダメなのか?」…………二つで良いです」
あ~あ……orzの感じになっちゃった。
ってか俺悪くないよな?別に…………
「取り合えず銃だな……小型の二丁拳銃。それと…………魔法的なのってあるのか?」
「はい、有りますよ。」
「あ、そ…………んじゃその世界で使える魔法の殆どが載ってる魔術書も。」
復活すんの速いなぁ…………もっと心抉ろうかな……いや、めんどいし止めよ。
「了解しました。ではこれより……貴方を異世界へと飛ばします。行ってらっしゃいませ。」
そう女神が言うと足元が無くなって…………え??
「落ちるぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
sideout
「…………ふぅ。」
翔が完全に見えなくなると女神は溜め息を吐いた。
「何だか……凄く疲れたんだけどぉ…………あっちはどうなったんだろ??」