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二人の冒険者~信頼できる友を探す旅~翔サイドストーリー  作者: 唯一無二の親友を探す者 風間翔
プロローグ
2/14

目覚めと驚きといじりと…………

翔side


「…………い!……ん……て…………!かけ……ん……てく……い!翔さん起きてください!」


「うぅ…………」


俺が目を覚ますと……辺りはすべてが真っ白になっている部屋の様な所がにいた…………そして……右側には…………


「あ~……よかったぁ。無事に目を覚ましてくれたぁ。」


白のローブらしきものを着ている大人びている女性が座ってた…………歳は27だな。


「ちゃっかり歳を見破ろうとしないでください…………しかもジャストで。」


「いや心の声読むなよ…………ってか当たってたの!?」


意外だな…………


「それよりも…………ここは何処!?」


「私の部屋ですよ。」


いや!?そうあっさりと言うことじゃないだろ!?


「取り合えず落ち着いてください。貴方は選ばれし者なのですから…………」


「いやいやいや!!落ち着けるかって!!しかも選ばれし者って何に!?」


「さぁ?」


おいいいいいいいっ!?


「はぁ…………突っ込み疲れた……」


「お疲れ様です♪」


「いや……アンタに疲れたんだよ…………」


「ムッ……女神様に向かってアンタって言われたく無いですよ!」


はぁ…………って……え??


「女神??どこ…………」


「私です♪」


「…………はいぃぃぃ!?ってか…………龍斗は!?」


「え??…………あ……えっとですね…………」


ん??


「もしかして…………」


「だ……大丈夫ですよ!?今、龍斗さんはとある世界にいらっしゃいます!!貴方も今からその世界へと移動して貰いたいんです!!」


ん~と…………つまり俺達は転生したのか?


「いえ、転生では無いです。…………面白そうだから来てもらっただけなんですけどねぇ…………」


ん??

今小声で聞き捨てならん事言いやがったな。


「今……あんた面白そうだからって言ったろ?」


「そ……そんなわけ「俺の地獄耳を侮るな。」…………すみません。その通りです」


ったく…………


「それで…………そこへ行くには武器を持たなくてはなりません。それで…………何か一つおっしゃ「二つはダメなのか?」……一つで「二つはダメなのか?」……ひと「二つはダメなのか?」…………二つで良いです」


あ~あ……orzの感じになっちゃった。

ってか俺悪くないよな?別に…………


「取り合えず銃だな……小型の二丁拳銃。それと…………魔法的なのってあるのか?」


「はい、有りますよ。」


「あ、そ…………んじゃその世界で使える魔法の殆どが載ってる魔術書も。」


復活すんの速いなぁ…………もっと心抉ろうかな……いや、めんどいし止めよ。


「了解しました。ではこれより……貴方を異世界へと飛ばします。行ってらっしゃいませ。」


そう女神が言うと足元が無くなって…………え??


「落ちるぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」


sideout


「…………ふぅ。」


翔が完全に見えなくなると女神は溜め息を吐いた。


「何だか……凄く疲れたんだけどぉ…………あっちはどうなったんだろ??」

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