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虚飾の頂 ― うそバブル崩壊前夜

作者:智有 英土
最終エピソード掲載日:2025/08/16
 日経平均が史上初の五万円目前――。テレビや新聞は「日本経済の黄金時代」と浮かれ立つが、生活は一向に楽にならない。
 経済専門誌記者・芦原翔一は、株価の異常な上昇が国内景気ではなく、外資による集中的な資金流入によって作られた「うそバブル」であることに気づく。
 外資は不動産や国債、株を大量に買い占め、都市の地価と資産価格を吊り上げる一方、国民の賃金や生活は置き去りにされていた。
 外資系証券で働く旧友・朝比奈瞳の協力により、芦原は政権中枢と海外ファンドを繋ぐ存在――カリスマ経済思想家・神代英人の影を追う。
 やがて「影の会議」と呼ばれる非公開の場で、全国規模の資本支配計画が進行している事実を掴むが、取材は情報封鎖や尾行、脅迫といった圧力にさらされていく。
 そんな中、全国で「株価より生活」を掲げる市民運動が勃発。デモの中心人物・斎藤美咲や地方の記録者ネットワークと連携し、芦原たちは影の会議の証拠を一斉公開する作戦に打って出る。
 全国同時公開は世論を揺るがし、外資との契約見直しや地域経済の再生プロジェクトが次々と始動する。
 しかし、見えない設計者たちは新たな仕掛けを始めており、戦いは終わらない。
 記録を止めない限り、未来は変えられる――。
 芦原は再びカメラを手に、次の現場へ向かうのだった。
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