表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/24

特別章:対談話 その一

 

 こういう形では初めまして。「郷凪愁の日常的な非日常」の著者の葉月陸斗です。

 いやはや、何とか無事に第一章を終えることが出来ました。これは読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。



 さて、前にあとがきでも書いたと思いますが、ここではわたくし陸斗と、登場人物たちとの対談話にしたいと思います(続きを早く知りたい読者様、申し訳ございません・・・・・。一回、こういうのをやってみたかったもので)。


 はてさて、記念すべき第一回目のゲストは主人公である郷凪愁と、ヒロインである睦月桜花です。


愁「どうも」

桜「おねがいしま〜す」


 二人とも、第一章お疲れさまでした。初めてなのでちょっと大変だったと思いましたが。


愁「う〜ん。でも、戦闘の場面って最初と中盤だけだよね。後は桜花との話だけだし」

桜「そうだよね。ちょっと少ないんじゃないかって思っている人もいるかも」


 まあ、確かにそうなんですけどね。でも、最初は二人の事について書きたかったんです。僕の書く小説の場合、絶対にヒロインとの関係というものがあって、その繋がりを大事にしたいんですよ。

 この物語は、やっぱり一番重要な所が二人の繋がりにあって、今後それがどのように変化していくのか。っていうのをちゃんと書きたいんですよね。


愁「なるほどね。でもさ」


 はい?


愁「無駄に引っ張りすぎなような気がするんだけど」


 ・・・・・申し訳ないです。なにぶん、実力が伴わないので。ちょっとぐだぐだした感じになってしまいました。


桜「でも、これはこれでいいと思うな。やっぱり、愁とのことは大事だし」


 あっ、ありがとう! やっぱり桜花は優しいです。


桜「えへへ。それほどでもないよ〜」

愁「そうそう。全然たいしたことなんてないって」

桜「むう」


 ・・・・・えっと、険悪な雰囲気になる前に話題変更っと。


 ここでは対談もそうですけど、きていただいたゲストの誕生秘話みたいなものも話していきたいと思います。このキャラはどうやって出来たのか、みたいな。


愁「なんか面白そう」

桜「うん。私も気になるな〜」


 そうでしょそうでしょ。

 では最初に、我らが主役の愁から話していきましょう。


 愁は、まあ当然かもしれませんが、最初に出来たキャラです。

 最初の設定からほとんど変えていませんね。ぼんやりのほほんとしているけど、文武両道だったり、まだ出てはいませんが読書狂(簡単にいえば本の虫)だったりというところはまったく変えてないんですよ。


愁「じゃあ、俺は最初から俺だったということ?」


 そうなりますね。それを言うと、実は桜花もそうなんです。


桜「そうなの?」


 そうなんです。桜花の設定も、愁の設定が出来上がった頃にほとんど出来ていて、それから中身はあまり変えていないんですよ。


愁「あんまりってことは、ちょっとは変えたってこと?」

 

 少しは変えました。例を上げると、最初は桜花は愁以上の秀才で世話焼きな子、という設定があったんですけど、それで書いてみたら何故か上手くいかなくて、今の桜花の設定に落ち着いたんです。


桜「え〜!? それはあんまりだよ」


 これの理由は、愁には持っていないものを桜花に持たせたかった、ということなんですけどね。


桜「それってなんだろう?」


 さあ、それは自分自身に問いかけてみてくださいな。


桜「ううっ。いじわる」

愁「まあでも、結局俺たちは最初からこのままってことなんだよね」


 そういうことです。あと、二人の関係は切っても切っても絶対に切れない、という所もですけどね。


愁「・・・・・」

桜「・・・・・」


 あらら、愁まで赤くして。一応設定では超鈍感、ってことになってるんですけどね。


愁「いや、今のは流石に分かるって・・・・・」


 それもそうですね。これで分からなかったらとんでもないバカですよ。バカ。


愁「二回言う必要ないだろ・・・・・」

桜「でも、愁はそれくらい言わないと分かんないよ。もっと言っちゃえ、もっと」

愁「いや、これ以上はちょっときついんだけど」


 流石に堪えたようですね。

 でも、愁の場合は、本当に分かっていないという訳じゃないんですよ。本当は心の部分では分かってはいるんです。でも、それがいったい何なのかがよく分かっていないんですよ。

 まあ簡単に言ってしまうと、その部分だけまだ子供なんです。


桜「うんうん。それは言えてるね〜」

愁「そうなのかね・・・・・やっぱり良く分からないな」


 いや、分かっちゃうとこれからお話が書けなくなるんでいいですよ。


愁「ああそうかい・・・・・」

 

 でも、その点は桜花に任せてありますからね。そこんところはバッチリです。


桜「おう! まかしとけ〜」

愁「なんだか不安だな」

 まあまあ、そう言わずに。

 おっと、名残惜しいですがそろそろお時間のようです。


愁「なんかあんまり対談って感じじゃなかったな」


 こんなものなんです。今の僕の実力では・・・・・


愁「おいおい、しっかりしろって。お前が書けなくなったら俺たち消えちゃうんだから」


 あい。善処します。


桜「えーと、次からはどんな話になるの?」


 次回からの第二章は、霽月館司書としての「非日常」を中心に書いていきたいと思っています。司書などまだまだ全員出ていないので、これからもどんどん新キャラが出てくる予定です。


愁「それじゃ、作者に一応は期待しておくか」


 そうしてください。じゃないと、途中で連載中止、なんてこともありえますよ。


桜「それはやだな・・・・・」

愁「勘弁だな・・・・・」


 そうならないよう祈っておいてください。

 では、これにて失礼します。また次のお話出会えることを楽しみしております。



愁「次の話もよろしく」

桜「よろしく〜」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ