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【改稿記念】陰キャの王

こんばんは。


 先日「陰キャの王」を完結させて改稿したので記事を書きます。ネタバレとは言わないですが、内容には結構ふれてます。


 まず、最後の終わり方が打ち切りっぽい件について。

 これは別にポイントが低かったから打ち切ったとかではなく、意図的なものです。改稿前の文章だと伝わったか微妙ですが、話の流れとして前向きになることが出来なかった主人公がより深い沼にはまっていくという流れがあります。

 そのため、ラストの後に話が続いて主人公が幸せになってしまうと、「結局こいつ努力とかせずに何となくで幸せになってるじゃん」という浅い話になる上に、この小説を読んでいる似たような心境の方に「そのままでも何とかなる」という誤ったメッセージを発してしまうことになると思います。

 理想的にはここから主人公が色々な関わりを通じて、徐々に価値観が変わっていくような様を書ければいいのですが、長くなってしまう(今作の主人公ほど凝り固まってしまった価値観はそうそう変わらない)上にこの先について書くとVtuberの裏側とかまで踏み込んで書かざるを得ず、そこまでの知識がなかったというのもあります。


 あと、これを自分で解説するのは恥ずかしいのですが、「停滞」の象徴である主人公と「成長」を象徴する森野は対照的な存在として書いています。森野の方は「変わろうとしている」というところ以外にもいくつかそういう要素をこめております。


 最後に、Vtuberの偶像的な話も一つの要素です。基本的にファンがいて成り立つ存在である以上、どうしても「ありのままの森野」と「ファンの中の森野」に違いが出て来るし、その「ファンの中の森野」も人によって結構違うことがあります。Vtuber追いかけているとそこがおもしろいところでもあるのですが。


 私の作品の中では数少ない普通の現代物ということもあって、私が日々考えてることとかがよりダイレクトに反映されてるような気がします。そういうのに興味がある方は是非。

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