【完結済み】才能の檻
あらすじ
『小説家になりたい』で活動する朽木長生は小説を書くことが大好きな大学生だが、書く小説は底辺ばかり。
ラノベ新人賞に送ってもいつも一次で落選する。
そんな彼の小説をきちんと読んでくれるのは二人だけだった。
いつも不機嫌な毒舌後輩で『なりたい』の人気作家でもある三方奏
好きな作家の解釈をめぐってSNSでレスバを繰り返すオタク友達の清川いのり
自分の小説を読んでくれる人が一人でもいれば書けるのか
大勢の人に読まれなければ意味がないのか
そんな二つの意見の間で葛藤に揺れる朽木の夢に、神を自称する幼女が現れて告げる。
『寿命と引き換えに小説の才能をやろう』
こんな人におすすめ
・底辺作家の実態を知りたい
・『小説家になろう』のことを知りたい
・気分が落ち込んでいるので暗い雰囲気の話が読みたい
・普段小説を読んでいると「何か現実を物語にするために丸くしてるな」と思う
(主人公の小説周りは丸くなってないけどヒロイン周りは結構美化されている)
コメント
書きたいことは大体作品内で書いたので特にない。強いて言えば主人公は色々やってみて失敗していますが、テンプレ作品を書いてみるなど、色々な方向を試すのは(時間がある人は)やってみたらいいと思います。
別に「ダメな奴は何をやってもダメ」ということが言いたかった訳ではないです。どちらかというと、「どんなに手を尽くしてもうまくいかないことはある」ということが書きたかったですが、字面を見るとそんなに変わらないですね。




