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たとえ異世界であろうとコンプレックスは直らない件  作者: 製造物
一章、二度目のダンジョン編
22/22

20、魔法(的な何か)ができるようになった!!

 ほぼ死にかけたるイタチに拷も…もとい折檻をしていました。

 さてそれが終わった所でとりあえず今の力を改めて確認しましょうか。


『条件を満たしました。スキル【拷問術】を獲得しました。スキルレベルは1です』


 物騒なスキルも入りましたが、その辺りは気にせずに参りましょうか。


 とりあえず強くはなったんでしょう。

 スキルのインフレ凄いし。

 それ以上にFPのエゲツなさというものは安定してるな。

 …そして低さの変わらないただ一つのMP。

 魔法的なことやりたいんだけどなぁーー。


 …はい、正直やりたかったんです。

 というかやりたいんです。

 魔法で大☆爆☆発、とかやりたかったんです。

 …ガチで勇者が羨ましい!

 とりあえず魔法使える系統のクラスメイトは恨んどこ!

 ただしアゲハ、テメェは別だ!

 親友だからね!


 まぁ、愚痴っても仕方がないので自分の権能を見ていきましょうか…。(露骨にガッカリ)

 まず俺の常備スキル【並列思考】、【持久】が進化したり派生した。

 恐らくは進化はスキル自体が上位互換のスキルに、派生はMAXになったスキルと親密な関係にあるスキルが生まれるんだと思う。

 あともう要らんが【雷撃抵抗】が【雷撃耐性】に進化したがなんだか以前の方が語感的に強そうだ。

 あくまで主観ですが…


 そして新たなスキルも発生。

【幻影】、【雷撃攻撃】、【威圧】、【瞬足】、【跳躍】、【身体強化】といった何だか脳筋が見て取れるスキルだ。

 …俺、あっちの世界じゃ賢かったはずなんだけどなぁ〜。


 というわけで一通り確認だな。

 とりあえず脳筋系統は敵がいなくても出来そう。

【幻影】と【雷撃攻撃】、【威圧】は敵がいないとどんな感じかよくわからなさそうだな。

【幻影】は多分「いつから俺はそこにいると錯覚していた」案件。

【雷撃攻撃】は全く忍んでない忍者の雷バリバリな暗殺術の類だろう。

 相手がいないとどんぐらいの威力かもわかりはしない。

 とりあえず一通り確認してから敵を探しますか。


 というわけで俺は木をターゲットにグーパンストレートを打ち込んだ。

 なお、以前は痛くて敵わんかったが…。

 さぁ、今はどんぐらいか!!?


 まずは素で!


 ーーズガーンッ!!


「ーーーーーンンッ!!」


 拳にぶち当たるは不動の壁。


 木には一切の傷は有らず。

 また一切のダメージはない。

 故に男は木のふもとですすり泣く。


 すなわち…痛いです。

 俺、強くなったよね!

 なりましたよね!!?


 だが構わんのだ!!

 次は【闘術】使用!!

 こんな木、ぶっ飛ばしてやんぜ!べんべらめい!!







 …痛ぁーーー。

 いや、結構【身体強化】も運用性はあった。

 なんたってこれパワー的なものだけじゃなくて五感とか【天眼】とか【直感】のサポートにもなる。

 割と万能。

 ただし木、これ硬すぎ。

 果たしてこれは俺が弱いのか、それともこの木が硬すぎるのか…。


 トホホ。


 ちなみに【瞬足】は一時的にSPをがっつり使用し、FPを上昇させるスキルだ。

 多分狼はSPがエグかったのだろう。

 これ何発も使用していたと予想する!

 そうとしか考えられん!

 次に【跳躍】は恐らくは恒常スキル。

 壁登り(仮)の際にジャンプ力が増していたのがその証拠。

 きっとこのスキルはなんだかんだでお世話になるだろう。


 さて、一応スキルは一通り使用した。

 一応剣を使ったり、【アイテムボックス】で射出することも考えたが素手でやりたいという俺の願望があった。

 故に何度も何度も殴り続けた。

 そしてプライドへし折って二つの方法を使ったものの…


「まさか…剣越しでも手のひらにダイレクトダメージとは……」


 と、いうわけだ。

 ちなみに【アイテムボックス】でも木にいくつか剣が突き刺さっただけ。

 あの狼をも葬った一撃はまさかの木にはノンダメージ!

 ガチで上には上がいる感覚を味わった…。

 まさかかの狼も木と比べられた上に負けるとは思ってなかっただろう。


 そして結果、残った手段といえば…


「【雷撃攻撃】か…」


【幻影】は攻撃系統ではなさそうなので完全無視です。

 今必要なのはあの恨めしい木をなぎ倒す力だけです!!

 あんの木、ぶっ貫いてやる!!


 と、いうわけで【雷撃攻撃】全開!!
























 やっぱり狼さん。


 アンタの方が木よりすげぇよ。


 何たって…


「一本どころか周辺一帯消し飛ぶんだからなぁ…」


 は、は、は、は、は…笑えねぇ。


 右手で木を殴った瞬間だった。

 弾け飛ぶように右手を発生点として青白い雷撃が爆発した。

 あの憎たらしい木が綿菓子のように焼けて吹き飛んでいく姿は俺にとってはゴジ○を見るよりも驚きの光景であった。

 そしてそのまま、木一つでは足りなかったのかスパークは周辺の草木を喰らい尽くし、散って行った。

 結果残ったのは青白い炎と黒く焦げた灰のみ。


 良く思えばスパークの色は黄色から蒼くなったんだなぁ、と現実逃避をしてみたり。

 しかし現実逃避どころではない問題が一つ。


「…クッソ疲れた」


 ここです、問題。

 スパークが出た一瞬、その電雷に貪りつかされたように身体中の力が抜けた。

 今の所立つことすらもままならないレベル。

 眠気もすぐに現れた。

 油断すれば気を失う。

 理解はできなかったが本能でそれを確かなものとした。


 ステータスを改めて確認する。

【直感】がささやいていた。

 原因はそれで分かると…。


 SP 5/5900


 いやいやいやいや待てぇえーい!

 減少率可笑しすぎんだろ!!?

 威力どうのこうのの問題以前にコスパエグすぎだわ!

 たしかに俺にとっては必要なスキルかもだけどこれはヤバイ!

 …もしかして狼さんらこれ使ってたの?

 …アンタらのこと、俺尊敬します。

 どんなエグいSP持ってたの、君ら?


 ま、そんな現実逃避は放っておき、俺は久々のパンを満喫するのでありました。

 あくまでもSP回復のためです。

 ちなみに前よりもSPは断然増えたのに食べる量は増えていない。

 新スキル【SP回復速度上昇】の恩恵かね?

 まあ、有難い。

 スキルの恩恵というものは是非とも受け取りたいものなんです。


 さてそろそろあの懐かしやの洞窟の方に向かうか。

 一応大体の場所は【直感】で分かる。

 …【直感】って割とチート?

しばらくはスキル説明に翻弄かなぁー

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