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たとえ異世界であろうとコンプレックスは直らない件  作者: 製造物
一章、二度目のダンジョン編
15/22

13、チート? 何ぞそれ? 美味しいの?

すみません。

昨日は台風により家が停電したために携帯の充電を無駄には使えず遅れてしまいました。

明日はふつうに投稿するかと思われます。

引き続きお願いいたします。


 ただスキルの説明に移る前にスキルの分別について説明したい。

 スキルは『恒常スキル』と『受動スキル』(俺命名)の二つに分かれる。

 その分別は名前のまま、いつも発動するスキルと本人が使用しようとした瞬間のみ発動するスキルの二種類だ。


 これで俺のスキルを分けていくと次のようになる。


『恒常スキル』…【成長倍加】、【万能味覚】、【封印】、【直感】、【雷撃抵抗】


『受動スキル』…【アイテムボックス】、【剣術】、【闘術】、【天眼】、【魅了】、【念話】、【隠密】、【料理】、【並列思考】、【持久】、【逃走】


 明らかに『受動スキル』の方が多い。

 まあ、それも当然と言われれば当然でむしろ俺は多い方だ。

 アゲハなんて確か【成長倍加】程度しかなかったような気がする。


 ではなぜここまで長たらしく俺が説明を続けたのか。

 それは『受動スキル』の同時展開の数を説明するためだ。

 何か異世界ものではスキルを同時展開させるのは当たり前よー!!といった感じで発動するがこの世界はどうもそうはいかない。


 俺が今同時展開できる数は三つ。

 今は【天眼】、【隠密】、【並列思考】を同時展開している。

【天眼】は普通ならば俺には使えないスキルだ。

 目に入ったもの全てを満遍なく視認するこの能力はかなり強い。

 だが情報量があまりにも多すぎる。

 そこで【並列思考】が役に立つ。

【並列思考】で多過ぎる情報を整理できるのでこのコンボはなかなかに重宝している。

 あと【隠密】は名前の通り、気配を隠せるスキル。

 周辺に警戒を張るにはこのスリーコンボが素晴らしい。


 だが先程言った【天眼】だがこれは戦いの途中には発動できない。

 対多の戦いでは役に立ちそうなのだが…生憎他のスキルを発動する必要が出てくるからだ。


 戦いにおいてよく展開するスキルは【剣術】、【闘術】、【並列思考】。

 たまに【アイテムボックス】を臨機応変に織り交ぜる程度だ。

 こう考えると【並列思考】には相当お世話になってる感覚がある。

 色んな作業に満遍なく集中できるこのスキルはスキルレベルが結構増えるぐらいには頼っている。


 だがやはり【天眼】は戦闘中には欲しい。

 擬似的に【並列思考】で敵全体に意識は配れるものの次元が違う。

 さらに言うならば【アイテムボックス】も常時展開しておきたいし、【隠密】で不意打ちもできるようにしておきたいし【持久】も使っていきたい。


 どれも使えるスキルだ。

 やはり同時展開の数は増やしていきたい。

 4は当然ながら5ぐらいまでには増やしたい。

 この森においてはスキルの使用は生命線だ。


 俺のパラメーターは基本低い。

 FPに限っては例外を突き通せるが他のパラメーターはこの森では相当低い。

 逃げるだけならば自信があるが今世の目標は北村を叩きのめすことと邪神を殴って蹴って〆ることだ。

 弱ーいまま逃げていては意味はない。


 そのためのカバーを計るのがスキルだ。

 俺のある種のチートと言えるこのスキルの多さはクラスの中でも一番。

 あのチート集団でもパラメーター重視であった。


 そのためにはスキルレベルの強化もおこなっていきたい。

 今の自分のスキルではあまり戦力の増大に期待はできない。

 目指すはスキルマスター!

 いや、馬鹿らしい言葉遣いだけど!


 そのためには【剣術】、【闘術】、【天眼】、【隠密】、【並列思考】、【直感】、【持久】、【雷撃抵抗】のスキルレベルを上げていくことを目標とする。

 特に【雷撃抵抗】は聞くからにして雷の攻撃ダメージを軽減する能力だし、【持久】だってスタミナ上昇とかそんな感じだろう。

 あの狼との再戦に向けてこれらは積極的に上げていく。

 是が非でもだ!


 …とはいえ【雷撃抵抗】は如何にしてあげれば良いんだ?


 いや、え? 狼にわざと遭遇して受けるの?


 …保留っ!!


 他のスキル上げてこ。

 ありがたいことに食べ物は結構ある。

 この洞窟にこもってひたすらにがむしゃらに上げていくしかない。

 スキルレベルはスキルの使用回数とスキルの応用性が肝となる。

 ならば反復すればスキルレベルは上がると考えられる。


 つまりはこれ以外に道はない。

 俺は剣をアイテムボックスから取る。


 強者にならねばならない。


 弱者の地位に甘えてはならない。


 アゲハは言った、周りに頼れば良いと。


 俺は今だから言える。


「今、それは無意味なんだよ」


 俺は剣を振るう。

 過去の甘えを斬るように。

 何度も何度も。


 これが地獄での一日の始まりだった。

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