12、ユウマはそうびをかくにんしはじめた
今回の改稿は短めです。
最近長めだったからね!
今は移動して来て洞窟に来ている。
スキル【万能味覚】でこの洞窟の空気に毒物がないことが分かった。
このスキルは口に含んだものの性質を理解する能力だ。
また口に含んだ時だけはあらゆる影響を無効化する。
例えば即死の毒も口に含むだけならば問題ない。
ただし飲み込んだらアウト。
リアルな「(ペロッ)これは! 青酸カリ!?」ができるスキルだ。
さて余談はここでいいだろう。
俺は早速アイテムボックスを解放する。
・元の世界の制服、鞄
・籠手
・見覚えのない黒い剣
・王国でもらっていた予備の剣×500本程度
・検討中の書類
・ペン
・予備の紙×1000〜(数えるのが面倒くさくなってきた)
・岩×83
・弩級の岩×2
・フード付き長コート(黒と白と灰のそれぞれ一着ずつ)
・食料(節約すれば一ヶ月分)
・水(二ヶ月分)
・貨幣(幾らぐらいかは不明)
大体こんな感じである。
偏ってる感がなんとなく否めないが仕方がない。
それにしても仕事から離れて改めて考えると本当に俺は社畜人間なわけだったんだなー。
ペンはまだしも何故アイテムボックスの中に白紙の紙が数えるのも面倒な量、放り込んであるのか…
とりあえず、王国に帰ったらイミスに残業代を貰うとしよう。
そうしよう。
だが本当に黒い剣に関しては放り込んだ覚えがない。
大量の剣は「折れたら死にますよ!?」とアルベルトさんに山ほど持ってこられたからこっちに封印したという経緯がある。
だが黒い剣は何故あるのか、すらもわからない。
マジでなんで?
『あ、それは俺でーす! サプライズプレゼーーント!!』
「いらねーよ!! 返す!」
絶対チートの類いだろ!
現に今取り出して持ったら業物の雰囲気するわ!
ただ重いけど!
俺的にはもう少し辛くてしなやかな方がいいんですけど、ね!
『だがそれ渡さねーとガチで死ぬぞ?』
「なんで!!?」
『や、純粋に剣の問題。ここの奴ら防御力エッグいから。こんぐらい貰っとけ。あくまでその剣、ただただ硬い剣だから』
「…わかったよ。サンキューです」
『分かればヨロシ! アバよ、勇馬っつぁん!!』
「前々からちょくちょく思ってたけどお前日本人だろーー!!」
ゲーム機とか3世な怪盗のセリフとかで分かるわーーー!!!
だがそんなツッコミなど柳に風。
邪神は一方的に通信を切った。
…くそう、それを最後に質問しとけば良かったわ。
よく思えば外側から来てない神が外側から人を連れてくるなんて発想に行き着かないか。
さて黒剣の所在が分かった所で今度はステータスの確認を始める。
黒輝 勇馬 ♀と見せかけて♂ Lv.49
【種族】
上位世界人
【パラメーター】
HP 610/610
SP 970/970
MP 0/0
AP 510
MAP 0
GP 320
MGP 10
FP 4900
【称号】
上位世界人、剣士、闘士、武士、魔女、軍師、料理人、封印された者、社畜、逃亡者
【スキル】
アイテムボックスLv.10、成長倍加Lv.2、剣術Lv.4、闘術Lv.4、天眼Lv.1、魅了Lv.6、念話Lv.6、隠密Lv.2、料理Lv.8、万能味覚Lv.3、封印Lv.?、並列思考Lv.4、直感Lv.2、持久Lv.1、逃走Lv.1、雷撃抵抗Lv.4
こんな感じだ。
思ったよりもレベルが高い?
称号【社畜】を持ってるから仕事してるだけでレベル上がっただけです。
もっともそのおかげでHPとSPが恐ろしく飛躍したわけだが。
やっぱり仕事にはこの二つが欠かせないヨネ!
あとFPはあの一件とこの前の一件で2倍以上まで進化した。
なんのこと、だと?
王都での貞操危機の鬼ごっこと森でのガチ死にゲーだよ!!
あの二つ怖かったんだからな!!
未だに体が震えるわ!
特に前者!
下手な死の感覚よりもあのおっさんたちが血走った目で追いかけてくるあの地獄絵図は遥か上をいく!
一部ビューティーな方はいたがその方々も尽く「合法百合万歳!」とか「お姉様ぁーー!!」だからな、セリフ!
一切持ってアウトだよ!
…コホン。
一旦落ち着きました。
いや、一応一回死んじゃったからテンション荒ぶってんだよ。
許してください。
さて、今度はスキルについて語っていきたいと思う。
次回!勇馬さんがさらに自分を解析していきます!




